throbber
(57)【要約】
`
` 【目的】 ディスプレイを大きく開くとその表示内容が
`
` 180°回転して表示され、対面の相手側から正常な立
`
` 像として見えるようにし、プレゼンテーションをしやす
`
` くした携帯型コンピュータを実現する。
`
` 【構成】 ディスプレイが蓋側に取り付けられ、キーボ
`
` ードが本体側に取り付けられ、開閉自在となった携帯型
`
` コンピュータであって、ディスプレイの開き角度が所定
`
` 値以上になったことを検出する開き角度センサと、開き
`
` 角度センサがディスプレイの開き角度が所定値以上とな
`
` ったのを検出したときに、ディスプレイの表示を180
`
` °回転させる表示処理部とを備えている。
`
`1
`
`Lenovo EX-1015, Page 001
`IPR2021-00786 (Lenovo Inc. v. LiTL LLC.)
`
`

`

` 【特許請求の範囲】
`
` 【0006】
`
` 【請求項1】 ディスプレイが蓋側に取り付けられ、キ
`
` 【作用】この発明の携帯型コンピュータでは、対面に座
`
` ーボードが本体側に取り付けられ、開閉自在となった携
`
` わって話しているときに相手方にディスプレイの表示を
`
` 帯型コンピュータにおいて、
`
` 見せる必要が生じたような場合、ディスプレイの取り付
`
` 前記ディスプレイの開き角度が所定値以上になったこと
`
` けられた蓋側を大きく開いて相手に見せるようにすれ
`
` を検出する開き角度センサと、
`
` ば、開き角度センサがそれを検出し、これによって表示
`
` 前記開き角度センサがディスプレイの開き角度が所定値
`
` 処理部がそれまでのディスプレイの表示を180°回転
`
` 以上となったのを検出したときに、前記ディスプレイの
`
` させて表示するようになる。
`
` 表示を180°回転させる表示処理部とを備えて成る携
`
` 【0007】したがって、対面の相手にディスプレイを
`
` 帯型コンピュータ。
`
` 【発明の詳細な説明】
`
` 【0001】
`
` 【産業上の利用分野】この発明はラップトップコンピュ
`
` ータ、ノートブック型コンピュータ、サブノート型コン
`
` ピュータなどの携帯型コンピュータに関する。
`
` 【0002】
`
` 【従来の技術】従来から、ラップトップコンピュータ、
`
` ノートブック型コンピュータ、サブノート型コンピュー
`
` タなどの携帯型コンピュータが広く普及しており、客先
`
` に商談に行くときに携帯して行き、商談相手に携帯型コ
`
` ンピュータのディスプレイでプレゼンテーションを行な
`
` い、商談を進める形態で利用される機会も多い。
`
` 【0003】
`
` 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の携帯
`
` 型コンピュータでは、応接室などで対面して商談するよ
`
` 大きく開いて正常な表示を見せながら、使用者は反対側
`
` から本体のキーボードを通常の姿勢で操作するという使
`
` い方が可能となる。
`
` 【0008】
`
` 【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
`
` する。図1及び図2はこの発明の一実施例の携帯型コン
`
` ピュータの外観を示しており、キーボード1の備えられ
`
` た本体2と、この本体2に対してヒンジ3によって開閉
`
` 自在に連結された蓋体4と、蓋体4に取り付けられたデ
`
` ィスプレ5から構成されている。そして蓋体4のヒンジ
`
` 側端面には蓋体4を180°以上に大きく開いたときに
`
` その突起部6aが本体2の背面に当接してスイッチ動作
`
` する開き角度センサ6が設けられている。
`
` 【0009】図3はこの実施例の携帯型コンピュータの
`
` 回路構成を示しており、通常のコンピュータの構成と同
`
` じように中央演算処理装置(CPU)7と、主メモリ8
`
` と、キーボード1からの入力操作信号をCPUに対して
`
` うな場合、対面の席に座っている相手にディスプレイの
`
` 表示を見てもらうためにはコンピュータ本体を相手側に
`
` 向くように回転させたり、相手に使用者側に来てもらっ
`
` ていっしょに見たりする必要があり、コンピュータを回
`
` 入力処理する入力処理部9と、CPU7からの表示デー
`
` タをディスプレイ5に表示させる制御を行なう表示処理
`
` 部10と、ハードディスク、フロッピーディスクなどの
`
` 転させて相手に見てもらっている場合には使用者がキー
`
` 外部記憶装置11を備えている。
`
` ボードを操作してディスプレイの表示を変化させる必要
`
` があればもう一度コンピュータを使用者側に向け直す手
`
` 間が掛かり、またいっしょに同じ向きに座り直してもら
`
` うのも客人相手では面倒であり、対面しながら円滑に商
`
` 談を進める点で不自由があった。
`
` 【0004】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
`
` てなされたもので、ディスプレイを大きく開いて対面し
`
` 【0010】入力処理部9に対しては、キーボード1を
`
` 接続すると共に、開き角度センサ6のセンシング信号も
`
` 入力するようになっている。この開き角度センサ6は蓋
`
` 体4を180°以上に大きく開いたときに突起部6aが
`
` 没入してスイッチ6bを閉じ、これによって開き角度セ
`
` ンシング信号を入力処理部9に与える構成である。
`
` 【0011】なお、開き角度センサ6はこの構成のもの
`
` ている相手に見えるようにすれば、ディスプレイの表示
`
` に限定されず、広く開き角度を検出する機械的手段や電
`
` 内容が自動的に180°回転して相手から見て正常な立
`
` 気的手段を利用することができる。
`
` 像で見えるようにできる携帯型コンピュータを提供する
`
` 【0012】CPU7は開き角度センサ6から開き角度
`
` ことを目的とする。
`
` 【0005】
`
` センシング信号が入力されると、表示データを表示処理
`
` 部10に出力している場合に、表示データと共に180
`
` 【課題を解決するための手段】この発明は、ディスプレ
`
` °回転表示指令信号も出力し、これを受けて表示処理部
`
` イが蓋側に取り付けられ、キーボードが本体側に取り付
`
` 10はディスプレイ5の表示をそれまでの表示状態から
`
` けられ、開閉自在となった携帯型コンピュータにおい
`
` 180°回転させた状態、つまり天地を逆転させた表示
`
` て、ディスプレイの開き角度が所定値以上になったこと
`
` 状態に変化させるようになっている。
`
` を検出する開き角度センサと、開き角度センサがディス
`
` 【0013】次に、上記構成の携帯型コンピュータの動
`
` プレイの開き角度が所定値以上となったのを検出したと
`
` 作について説明する。通常の使用状態は図1に示すよう
`
` きに、ディスプレイの表示を180°回転させる表示処
`
` に蓋体4を90°~120°程度に開き、ディスプレイ
`
` 理部とを備えたものである。
`
` 5の表示を見ながら、同じ向きで本体2上のキーボード
`
`2
`
`Lenovo EX-1015, Page 002
`IPR2021-00786 (Lenovo Inc. v. LiTL LLC.)
`
`

`

` 1を操作する。
`
` に席を変わってもらったり、使用者が相手と同じ向きの
`
` 【0014】しかしながら、客先に持ち込んでプレゼン
`
` 席に変わったりして同じ向きからディスプレイを見、あ
`
` テーションを行なうような場合には、通常、図4(a)
`
` るいはコンピュータ自体を相手側に回転させてディスプ
`
` に示すように使用者Aと相手Bとは対面座して商談を進
`
` レイを見てもらうような面倒な作業をする必要がなくな
`
` めるので、使用者Aは図1に示す状態、つまりコンピュ
`
` り、しかも相手にディスプレイの表示を見せながら対面
`
` ータCの蓋体4をその中のディスプレイ5が自分の方か
`
` 座からキーボードを通常と同じ姿勢で操作して表示内容
`
` ら見える角度に開いた状態で操作し、所望の内容が表示
`
` を変化させることもでき、使い勝手が大幅に向上する。
`
` できれば図4(b)に示すように蓋体4を180°以上
`
` 【図面の簡単な説明】
`
` に大きく開いて相手Bにディスプレイの表示を見せるよ
`
` 【図1】この発明の一実施例の通常の使用状態の斜視
`
` うにする。
`
` 図。
`
` 【0015】この状態では、図2に示すように、開き角
`
` 【図2】上記実施例のディスプレイを大きく開いた状態
`
` 度センサ6が所定角度以上に大きく開いたことを示すセ
`
` での表示状態を示す斜視図。
`
` ンシング信号を入力処理部9に入力し、入力処理部9は
`
` 【図3】上記実施例の回路ブロック図。
`
` CPU7にその信号を与える。
`
` 【図4】上記実施例の使用説明図。
`
` 【0016】そこで、CPU7はそれまでの表示状態か
`
` ら180°回転させて表示させる指令を表示データと共
`
` に表示処理部10に出力し、表示処理部10はディスプ
`
` レイ5に表示データを180°回転させた状態で表示さ
`
` せる。したがって、対面に座っている相手Bはディスプ
`
` レイ5の表示を通常の立像となった状態で見ることがで
`
` きるようになる。しかもこの場合、使用者Aはそれまで
`
` と同じ向きに座ったまま、キーボード1を操作して入力
`
` を行ない、ディスプレイ5の表示内容を変化させること
`
` ができることになる。
`
` 【0017】
`
` 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、通常、
`
` 対面して相手方と商談を行なうが、その対面座のままコ
`
` ンピュータのディスプレイを相手に見える角度まで大き
`
` く開くだけで相手に正常な立像状態で表示内容を見せる
`
` ことができ、コンピュータを客先に持ち込み、対面に座
`
` 【符号の説明】
`
` 1 キーボード
`
` 2 本体
`
` 3 ヒンジ
`
` 4 蓋体
`
` 5 ディスプレイ
`
` 6 開き角度センサ
`
` 6a 突起部
`
` 6b スイッチ
`
` 7 CPU
`
` 8 主メモリ
`
` 9 入力処理部
`
` 10 表示処理部
`
` 11 外部記憶装置
`
` A 使用者
`
` B 相手
`
` りながら話し合い、その後、コンピュータを開いてプレ
`
` C コンピュータ
`
` ゼンテーションを始めるような場合、従来のように相手
`
` 【図1】
`
` 【図2】
`
`3
`
`Lenovo EX-1015, Page 003
`IPR2021-00786 (Lenovo Inc. v. LiTL LLC.)
`
`

`

` 【図3】
`
` 【図4】
`
`4
`
`Lenovo EX-1015, Page 004
`IPR2021-00786 (Lenovo Inc. v. LiTL LLC.)
`
`

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