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`(54)
`
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`
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`
`GoProlGarmin
`
`EX. 1007, Page 001
`
`(57)【要約】
`【課題】 安価で、消費電力の少ないデジタルカメラ装
`置を提供する。
`【解決手段】 デジタルカメラ装置1の本体に画像表示
`部を設けず、携帯端末装置50と接続して撮像した画像
`を転送し、携帯端末装置50の表示部53で画像を表示
`させ、不要な画像はメモリ41から消去する。画像の表
`示および消去は、デジタルカメラ装置1の確認/消去ボ
`タン5のマーク6を、確認マーク8または消去マーク1
`0に合わせ、確認/消去ボタン5を押すことで行う。
`
`GoPro/Garmin
`EX. 1007, Page 001
`
`
`
`GoProlGarmin
`
`EX. 1007, Page 002
`
`(2)
`
`特開2003−299014
`
`【特許請求の範囲】
`【請求項1】 画像を撮像する撮像手段と、
`撮像された画像を保持するメモリと、
`表示手段を有する携帯端末装置との接続を行う接続手段
`と、
`前記メモリに保持された画像を前記接続手段を介して前
`記携帯端末装置に転送する転送手段と、を具備し、
`前記携帯端末装置の表示手段が、転送された画像を表示
`することを特徴とするデジタルカメラ装置。
`【請求項2】 前記メモリに保持された複数の画像のう
`ち、所定の画像を選択する手段をさらに具備し前記転送
`手段は、前記所定の画像を転送することを特徴とする請
`求項1に記載のデジタルカメラ装置。
`【請求項3】 前記携帯端末装置の表示手段に表示され
`た画像を前記メモリから消去する消去手段を、さらに具
`備することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメ
`ラ装置。
`【請求項4】 画像を撮像する撮像手段と、
`撮像された画像を保持するメモリと、
`表示手段を有する携帯端末装置との接続を行う接続手段
`と、
`前記携帯端末装置からの指示に応じて、前記メモリに保
`持された画像を前記接続手段を介して前記携帯端末装置
`に転送する転送手段と、を具備し、
`前記携帯端末装置の表示手段が、転送された画像を表示
`することを特徴とするデジタルカメラ装置。
`【請求項5】 前記携帯端末装置は、前記メモリに保持
`された複数の画像のうち、所定の画像を選択する手段を
`さらに具備し前記転送手段は、前記所定の画像を転送す
`ることを特徴とする請求項4に記載のデジタルカメラ装
`置。
`【請求項6】 前記携帯端末装置からの指示に応じて、
`前記携帯端末装置の表示手段に表示された画像を前記メ
`モリから消去する消去手段を、さらに具備することを特
`徴とする請求項4に記載のデジタルカメラ装置。
`【請求項7】 前記接続手段は無線通信手段であること
`を特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ装置。
`【請求項8】 前記メモリに保持された複数の画像のう
`ち、所定の画像を選択する手段をさらに具備し前記転送
`手段は、前記所定の画像を転送することを特徴とする請
`求項7に記載のデジタルカメラ装置。
`【請求項9】 前記携帯端末装置の表示手段に表示され
`た画像を前記メモリから消去する消去手段を、さらに具
`備することを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメ
`ラ装置。
`【請求項10】 前記接続手段は無線通信手段であるこ
`とを特徴とする請求項4に記載のデジタルカメラ装置。
`【請求項11】 表示手段を有する携帯端末装置と無線
`通信を行う無線通信手段と、
`前記携帯端末装置に画像を前記無線通信手段を介して転
`
`送する転送手段と、
`前記携帯端末装置からの指示に応じて画像を撮像する撮
`像手段と、
`撮像された画像を保持するメモリと、
`前記携帯端末装置からの指示に応じて、前記メモリに保
`持された画像を前記無線通信手段を介して前記携帯端末
`装置に転送する転送手段と、を具備し、
`前記携帯端末装置の表示手段が、転送された画像を表示
`することを特徴とするデジタルカメラ装置。
`【請求項12】 前記携帯端末装置は、前記メモリに保
`持された複数の画像のうち、所定の画像を選択する手段
`をさらに具備し前記転送手段は、前記所定の画像を転送
`することを特徴とする請求項10または請求項11のい
`ずれかに記載のデジタルカメラ装置。
`【請求項13】 前記携帯端末装置からの指示に応じ
`て、前記携帯端末装置の表示手段に表示された画像を前
`記メモリから消去する消去手段を、さらに具備すること
`を特徴とする請求項10または請求項11のいずれかに
`記載のデジタルカメラ装置。
`【発明の詳細な説明】
`【0001】
`【発明の属する技術分野】本発明は、画像を撮像してメ
`モリに保存し、画像の確認は携帯端末装置で行うこと
`で、消費電力を省力化し、安価に製造することの可能な
`デジタルカメラ装置に関する。
`【0002】
`【従来の技術】従来の一般的なデジタルカメラ装置は、
`本体に備えられた液晶表示装置で画像を確認しながら撮
`像を行い、本体に着脱可能なメモリ装置に、撮像した画
`像を保存するように構成されている。
`【0003】
`【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
`ようなデジタルカメラ装置は、画像を表示する液晶表示
`装置を備えているため非常に高価であり、また、駆動に
`必要な電力も大きかった。
`【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
`たもので、その目的とするところは、デジタルカメラ装
`置に備えられた接続ケーブルと接続端子、あるいは無線
`通信手段を介して携帯端末と接続し、画像を携帯端末に
`転送して表示させることで画像の撮像、確認および消去
`を行えるようにした、安価で省消費電力化されたデジタ
`ルカメラ装置を提供することである。
`【0005】
`【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
`ために本発明は、画像を撮像する撮像手段と、撮像され
`た画像を保持するメモリと、表示手段を有する携帯端末
`装置との接続を行う接続手段と、メモリに保持された画
`像を接続手段を介して携帯端末装置に転送する転送手段
`とを具備し、携帯端末装置の表示手段が、転送された画
`像を表示するデジタルカメラ装置である。
`
`GoPro/Garmin
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`
`
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`GoProlGarmin
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`EX. 1007, Page 003
`
`(3)
`
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`
`【0006】ここで、画像を保存するメモリは、デジタ
`ルカメラ装置に内蔵されている。携帯端末装置は、例え
`ばPHS端末あるいは携帯電話等である。接続手段は、
`デジタルカメラ装置に収納されたケーブルと、携帯端末
`装置に接続可能な接続端子を備え、転送手段は、メモリ
`に保持された画像を所定の動作で携帯端末装置に転送す
`る機能を有する。
`【0007】また、メモリに保持された複数の画像のう
`ち、所定の画像を選択する手段をさらに具備し、転送手
`段は、所定の画像を転送するようにしてもよい。また、
`携帯端末装置の表示手段に表示された画像をデジタルカ
`メラ装置のメモリから消去する消去手段をさらに具備す
`るようにしてもよい。
`【0008】任意の画像の選択、あるいは消去は、デジ
`タルカメラ装置で所定の動作を行ってもよいし、携帯端
`末装置の指示に応じて、すなわち携帯端末装置で所定の
`動作を行うと画像の選択あるいは消去が可能なように、
`予めデジタルカメラ装置にプログラムしておいてもよ
`い。
`【0009】上記構成によれば、デジタルカメラ装置本
`体に画像表示部を設けずに、携帯端末装置を用いて随時
`画像を確認することができ、不要な画像ファイルをデジ
`タルカメラ装置のメモリから消去することができる。
`【0010】また、デジタルカメラ装置本体に画像表示
`部を設けないので、消費電力が少なく、価格も安価に製
`作することができるので、リユースが可能な使い捨てタ
`イプとしての利用に応用できる。
`【0011】また、上記接続手段として、無線通信手段
`を用いて、撮像、画像の確認、消去などを行うデジタル
`カメラ装置としてもよく、より作業が容易になり、被写
`体に自分自身を含む場合にも、意図した画像を確実に撮
`像することが可能になる。
`【0012】
`【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
`施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
`施の形態にかかるデジタルカメラ装置1と携帯端末装置
`50を接続した場合の概観斜視図、図2は、デジタルカ
`メラ装置1の前面および背面図、図3は、デジタルカメ
`ラ装置1の上面図、図4はデジタルカメラ装置1の下面
`図である。
`【0013】図1、2、3、4に示すように、デジタル
`カメラ装置1は、シャッター3、確認/消去ボタン5、
`ファインダー7、液晶表示部9、電源スイッチ11、フ
`ラッシュ13、レンズ15、接続端子21、ケーブル2
`3などを有している。
`【0014】デジタルカメラ装置1は、本体に備えられ
`たケーブル23および端子21で、携帯端末装置50の
`接続部57に接続が可能である。携帯端末装置50は一
`般的なPHS端末装置、携帯電話などであり、例えば画
`像の表示が可能な表示部53、機能を選択するモード選
`
`択ボタン55、及びその他文字、数字などの入力が可能
`なボタン群59、充電、画像転送などの際に使用する接
`続部57を有する。
`【0015】シャッター3は、例えばデジタルカメラ装
`置1の上部に設けられて画像を撮像するときに押すもの
`であり、半押しするとピントを自動的に調節する機能を
`有してもよい。
`【0016】確認/消去ボタン5は、同じく例えばデジ
`タルカメラ装置1の上部に設けられ、携帯端末装置50
`で画像を確認、消去、および撮影する際には、マーク6
`を確認マーク8、消去マーク10あるいは撮影マーク1
`2の位置に合わせて押すことで、それぞれ画像の確認、
`消去または撮影の動作が行える。
`【0017】ファインダー7は、画像の撮像を行う際
`に、デジタルカメラ装置1の背面からレンズを介して被
`写体を確認することができるのぞき窓である。液晶表示
`部9は、例えばデジタルカメラ装置1背面に設けられ、
`メモリの撮像可能残枚数を表示する。液晶表示部9は、
`白黒で表示を行い、撮像した画像を表示するものではな
`い。従って、液晶表示部9が駆動されても消費電力は少
`ない。電源スイッチ11は、デジタルカメラ装置1の電
`源をオンオフするスイッチである。
`【0018】フラッシュ13は、例えばデジタルカメラ
`装置1の前面上部に設けられ、被写体からの光量が不足
`しているときに発光させるものであり、スイッチ(図示
`せず)を設けて手動で発光させるようにしてもよいし、
`レンズ15からの光量を感知して自動的に発光させるよ
`うにすることもできる。
`【0019】レンズ15は、例えばデジタルカメラ装置
`1の前面中央部に設けられ、被写体を適当な倍率に拡大
`したり、被写体にピントを合わせるため、通常複数枚の
`レンズで構成される。またレンズ15は、例えばシャッ
`ター3を半押しすると、レンズ15内の予め定められた
`領域に位置する被写体にピントが合うように、自動的に
`複数のレンズ間の距離を調節するように構成してもよ
`い。
`【0020】接続端子21およびケーブル23は、例え
`ばデジタルカメラ装置1の下部に設けられる。ケーブル
`23は、本体内に収納され、使用時に引き出せるように
`構成される。接続端子21は、携帯端末装置50に設け
`られた接続部57に接続可能な端子である。
`【0021】次に、図5を参照しながらデジタルカメラ
`装置1の構成を説明する。図5は、デジタルカメラ装置
`1の構成を示すブロック図である。CCD31は、固体
`撮像素子であり、レンズ15から入射した光を受光して
`電気信号に変換する。画像処理回路33は、CCD31
`から出力された信号を受け、スキャン方法に応じた信号
`の並べ替え、色信号の方式に応じた信号の変換、信号の
`デジタル化等を行う。
`【0022】電源回路35は、電源スイッチ11の操作
`
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`(4)
`
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`
`でオンオフし、デジタルカメラ装置1の各部へ電源供給
`を行う。光学系駆動回路37は、レンズ15からの光量
`が不足している場合にフラッシュ13に送る駆動信号、
`レンズ15に備えられた複数のレンズ間の距離を調整し
`てピントを合わせるための信号、絞りを調整するための
`信号等を送出する。
`【0023】マイクロコンピュータ39は、シャッター
`3、確認/消去ボタン5、画像処理回路33、光学系駆
`動回路37、メモリ41、表示回路43、インターフェ
`ース回路45等と接続され、各部からの信号を受けて必
`要な信号を送出するなど、デジタルカメラ装置1の動作
`を制御する。メモリ41は、画像処理回路33でデジタ
`ル化され、マイクロコンピュータ39でファイル化され
`た画像ファイルを保存する。
`【0024】表示回路43は、液晶表示部9を駆動制御
`する回路である。インターフェース回路45は、デジタ
`ルカメラ装置1からの信号をケーブル23および接続端
`子21を介して携帯端末装置50に送出したり、携帯端
`末装置50からの信号を受けて、マイクロコンピュータ
`39に送出するなど、外部との送受信を制御する回路で
`ある。
`【0025】次に、図6を参照しながらデジタルカメラ
`装置1の動作を説明する。図6は、デジタルカメラ装置
`1の動作を示すフローチャートである。まず、電源スイ
`ッチ11を“ON”の方にセットし、デジタルカメラ装
`置1の電源を入れる(ステップ501)。
`【0026】ファインダー7から被写体を目視し、シャ
`ッター3を押して撮像を行う(ステップ502)。この
`とき、シャッター3を半押しした状態にすると、レンズ
`15から入射する光量により絞りを調整する信号や、レ
`ンズ15の所定の部分に位置する被写体にピントが合う
`ように、光学系駆動回路37から所定の信号が送出され
`るようにしてもよい。
`【0027】ここで撮像とは、レンズ15に入射した光
`がフィルタ、プリズムなど(図示せず)で構成される所
`定の光学系を経てCCD31に入射し、電気信号に変換
`されて、画像処理回路33で信号処理され、マイクロコ
`ンピュータ39でファイル化されて、メモリ41に画像
`ファイルとして保存されることをいう。このようにして
`撮像を繰り返すとメモリ41に複数の画像ファイルが保
`持される。
`【0028】次に、メモリ41に保持された画像を確認
`と消去の処理について説明する。撮像した画像を確認す
`るために、デジタルカメラ装置1に備えられたケーブル
`23を適宜引き出し、携帯端末装置50の接続部57に
`接続端子21を接続する(ステップ503)。そして、
`携帯端末装置50にデジタルカメラ装置1のメモリ41
`に保存された画像を転送し、表示させる(ステップ50
`4)。
`【0029】すなわち、デジタルカメラ装置1の確認/
`
`消去ボタン5のマーク6を、確認マーク8に合わせ、確
`認/消去ボタン5を押すことで1画面ずつ転送して表示
`させることができる。別の方法として、携帯端末装置5
`0のモード選択ボタン55、またはボタン群59のうち
`のいずれかを押すと、1画面ずつ送りあるいは戻して表
`示させることが可能なように、マイクロコンピュータ3
`9に予めプログラムしておいてもよい。
`【0030】次に、表示された画像を消去するか否か判
`断し(ステップ505)、消去したい場合には、デジタ
`ルカメラ装置1の確認/消去ボタン5のマーク6を、消
`去マーク10に合わせ、確認/消去ボタン5を押すこと
`で表示された画像をメモリ41から消去することができ
`る。別の方法として、携帯端末装置50のモード選択ボ
`タン55、またはボタン群59のうちのいずれかを押す
`と、表示された画像をメモリ41から消去するように、
`マイクロコンピュータ39に予めプログラムしておいて
`もよい(ステップ506)。消去しない場合には、ステ
`ップ507に進む。
`【0031】さらに、次の画像を表示させるか否か判断
`し(ステップ507)、表示させる場合には、デジタル
`カメラ装置1の確認/消去ボタン5のマーク6を、確認
`マーク8に合わせ、確認/消去ボタン5を押すことで1
`画面ずつ転送して表示させる。別の方法として、携帯端
`末装置50のモード選択ボタン55、またはボタン群5
`9のうちのいずれかを押すと、1画面ずつ送りあるいは
`戻して表示することが可能なように、マイクロコンピュ
`ータ39に予めプログラムしておいてもよい。
`【0032】以後ステップ505に戻って、同様の動作
`を繰り返す。次の画像を表示させる必要がなくなれば、
`動作を終了する。このデジタルカメラ装置1は使い捨て
`タイプであり、メモリは抜き取ることができないので、
`メモリ41を使いきったあとはデジタルカメラ装置1を
`店にもって行き、印画紙に印刷してもらう。店では、デ
`ジタルカメラ装置1の外装を取り去り、印刷の処理を行
`う。その後、メモリ41をクリアし、電源回路35を充
`電し、新しい外装を装着してデジタルカメラ装置1を再
`販する。このようにしてデジタルカメラ装置1はリユー
`スすることができる。
`【0033】なお、上記の例では、撮像する際の画像
`は、デジタルカメラ装置1に設けられたファインダー7
`から目視で確認する場合について説明したが、接続端子
`21を携帯端末装置50の接続部57に接続し、確認/
`消去ボタン5のマーク6を撮影マーク12に合わせてお
`くと、携帯端末装置50の表示部53に撮像しようとす
`る画像がリアルタイムに表示され(この画像を以下ライ
`ブ画像と称する)、その状態でシャッター3を押すか、
`携帯端末装置50で該当操作を行って撮像が行える。
`【0034】以上詳細に説明したように、本実施の形態
`にかかるデジタルカメラ装置1によれば、本体にカラー
`液晶等の画像表示部を設けず、携帯端末装置50と接続
`
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`
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`
`(5)
`
`特開2003−299014
`
`して撮像した画像ファイルを転送し、携帯端末装置50
`の表示部53で画像の確認を行って、不要な画像はメモ
`リ41から消去することができる。
`【0035】このように、本体に画像表示部を設けない
`ので消費電力を省力化することができ、本体にバッテリ
`ーを内蔵しておけばよいので、安価に製作することがで
`きる。
`【0036】また、外箱の部分を簡単に取り外しできる
`ように製作すれば、内部のバッテリーを充電しなおし、
`メモリをリフレッシュすることで、部品のリユースが可
`能となり、メモリを使いきった段階で店舗に持参してプ
`リントを依頼する形式の、使い捨てタイプのデジタルカ
`メラ装置として利用することができる。
`【0037】次に、図7、8、9、10を参照しなが
`ら、第2の実施の形態にかかるデジタルカメラ装置につ
`いて説明する。なお、第1の実施の形態にかかるデジタ
`ルカメラ装置1と同様の機能、構成を有するものについ
`ては、同一の符号を付して詳細説明を省略する。
`【0038】図7は、本発明の第2の実施の形態にかか
`るデジタルカメラ装置100と携帯端末装置150を無
`線通信により接続した場合の概観斜視図、図8は、デジ
`タルカメラ装置100の構成を示すブロック図、図9、
`10は、デジタルカメラ装置100の動作を示すフロー
`チャートである。
`【0039】図7に示すように、デジタルカメラ装置1
`00は、シャッター3、確認/消去ボタン5、ファイン
`ダー7、液晶表示部9、電源スイッチ11、フラッシュ
`13、レンズ15、アンテナ102などを有している。
`【0040】デジタルカメラ装置100は、本体に備え
`られたアンテナ102を介して、携帯端末装置150と
`無線通信を介して接続が可能である。携帯端末装置15
`0は一般的なPHS端末装置、携帯電話などであり、例
`えば画像の表示が可能な表示部53、機能を選択するモ
`ード選択ボタン55、及びその他文字、数字などの入力
`が可能なボタン群59、通話やデジタルカメラ装置10
`0との無線通信を行う際に用いられるアンテナ61等を
`有する。
`【0041】デジタルカメラ装置100のデジタルカメ
`ラ装置1との相違点は、携帯端末装置との接続が無線通
`信を介して行われることである。このため、デジタルカ
`メラ装置100はアンテナ102が備えられており、携
`帯端末装置150のアンテナ61との間で無線通信が行
`われる。
`【0042】次に、図8を参照しながらデジタルカメラ
`装置100の構成を説明する。デジタルカメラ装置10
`0とデジタルカメラ装置1との相違点は、インターフェ
`ース回路45、ケーブル23、接続端子21の代わり
`に、無線送受信機104及びアンテナ102が設けられ
`ていることである。
`【0043】無線送受信機104は、デジタルカメラ装
`
`置100の確認/消去ボタン5、携帯端末装置150の
`モード選択ボタン55あるいはボタン群59のうちのい
`ずれかを押す等所定の動作を行うと、メモリ41に保持
`されている画像ファイルを携帯端末装置150に転送し
`たり、撮影する画像を確認するためにライブ画像を携帯
`端末装置150に転送したりする際の、無線送受信を行
`う。その際の電波は、アンテナ102より送信及び受信
`される。
`【0044】またメモリ47は、デジタルカメラ装置1
`00からのライブ画像を携帯端末装置150の表示部5
`3で確認しながら撮影を行う場合に、ライブ画像が1時
`的に保持されるメモリである。
`【0045】次に、図9を参照しながら、デジタルカメ
`ラ装置100のメモリ41に保存された画像を確認また
`は消去する動作について説明する。まず、電源スイッチ
`11を“ON”の方にセットし、デジタルカメラ装置1
`00の電源を入れる(ステップ601)。
`【0046】ファインダー7から被写体を目視し、シャ
`ッター3を押して撮像を行う(ステップ602)。この
`とき、シャッター3を半押しした状態にすると、レンズ
`15から入射する光量により絞りを調整する信号や、レ
`ンズ15の所定の部分に位置する被写体にピントが合う
`ように、光学系駆動回路37から所定の信号が送出され
`るようにしてもよい。
`【0047】ここで撮像とは、レンズ15に入射した光
`がフィルタ、プリズムなど(図示せず)で構成される所
`定の光学系を経てCCD31に入射し、電気信号に変換
`されて、画像処理回路33で信号処理され、マイクロコ
`ンピュータ39でファイル化されて、メモリ41に画像
`ファイルとして保存されることをいう。このようにして
`撮像を繰り返すとメモリ41に複数の画像ファイルが保
`持される。
`【0048】次に、メモリ41に保持された画像の確認
`または消去の処理について説明する。撮像した画像を確
`認するために、デジタルカメラ装置100と携帯端末装
`置150とを無線通信により接続する(ステップ60
`3)。無線接続は、ブルートゥース(Blue Too
`th)、携帯電話回線などを用いて行うことができる。
`【0049】無線接続は、携帯端末装置150と、デジ
`タルカメラ装置100の双方に電源が入り、無線通信が
`可能な範囲に両者が備えられていれば自動的に行われる
`ようにしてもよいし、デジタルカメラ装置100に、無
`線接続を行うためのスイッチ等を設け、それを押す手順
`を設けてもよい。また携帯電話回線を用いる場合には、
`特定の電話番号を発呼できる手段を設けてもよい。
`【0050】そして、携帯端末装置150にデジタルカ
`メラ装置100のメモリ41に保存された画像を転送
`し、表示させる(ステップ604)。すなわち、デジタ
`ルカメラ装置100の確認/消去ボタン5のマーク6
`を、確認マーク8に合わせ、確認/消去ボタン5を押す
`
`GoPro/Garmin
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`GoProlGarmin
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`EX. 1007, Page 006
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`ことで1画面ずつ転送して表示させることができる。別
`の方法として、携帯端末装置150のモード選択ボタン
`55、またはボタン群59のうちのいずれかを押すと、
`1画面ずつ送りあるいは戻して表示させることが可能な
`ように、マイクロコンピュータ39に予めプログラムし
`ておいてもよい。
`【0051】次に、表示された画像を消去するか否か判
`断し(ステップ605)、消去したい場合には、デジタ
`ルカメラ装置100の確認/消去ボタン5のマーク6
`を、消去マーク10に合わせ、確認/消去ボタン5を押
`すことで表示された画像をメモリ41から消去すること
`ができる。別の方法として、携帯端末装置150のモー
`ド選択ボタン55、またはボタン群59のうちのいずれ
`かを押すと、表示された画像をメモリ41から消去する
`ように、マイクロコンピュータ39に予めプログラムし
`ておいてもよい(ステップ606)。消去しない場合に
`は、ステップ607に進む。
`【0052】さらに、次の画像を表示させるか否か判断
`し(ステップ607)、表示させる場合には、再び、デ
`ジタルカメラ装置100または携帯端末装置150によ
`り該当動作を行い別の画像を表示させる(ステップ60
`8)。すなわち、デジタルカメラ装置100の確認/消
`去ボタン5のマーク6を、確認マーク8に合わせ、確認
`/消去ボタン5を押すことで1画面ずつ転送して表示さ
`せる。別の方法として、携帯端末装置150のモード選
`択ボタン55、またはボタン群59のうちのいずれかを
`押すと、1画面ずつ送りあるいは戻して表示することが
`可能なように、マイクロコンピュータ39に予めプログ
`ラムしておいてもよい。その後ステップ605に戻っ
`て、同様の動作を繰り返す。次の画像を表示させる必要
`がなくなれば、動作を終了する。
`【0053】次に図10を参照しながら、デジタルカメ
`ラ装置100による撮像を、携帯端末装置150からの
`指示に応じて行う方法を説明する。まず、デジタルカメ
`ラ装置100を、三脚等、撮影が可能な場所に固定する
`(ステップ701)。電源スイッチ11を“ON”の方
`にセットし、デジタルカメラ装置100の電源を入れる
`(ステップ702)。
`【0054】続いて、携帯端末装置150と、デジタル
`カメラ装置100とを無線で接続する(ステップ70
`3)。無線接続は、ブルートゥース(Blue Too
`th)、携帯電話回線などを用いて行うことができる。
`【0055】無線接続は、携帯端末装置150と、デジ
`タルカメラ装置100の双方に電源が入り、無線通信が
`可能な範囲に両者が備えられていれば自動的に行われる
`ようにしてもよいし、デジタルカメラ装置100に、無
`線接続を行うためのスイッチ等を設け、それを押す手順
`を設けてもよい。また携帯電話回線を用いる場合には、
`特定の電話番号を発呼できる手段を設けてもよい。
`【0056】本実施の形態においては、ファインダー7
`
`から被写体を目視し、シャッター3を押して撮像を行う
`代わりに、まず、レンズ15に捉えられているライブ画
`像をメモリ47に転送し(ステップ704)、無線通信
`を介してそのライブ画像を携帯端末装置150に転送
`し、表示部53に表示させて確認する。(ステップ70
`5)。
`【0057】表示部53のライブ画像を確認し、それを
`撮像するか否か判断する(ステップ706)。撮像する
`場合には、携帯端末装置150で該当操作を行い、表示
`部53に生じされた画像を携帯端末装置100のメモリ
`41に保存させる(ステップ707)。
`【0058】ここで、該当操作は、予めデジタルカメラ
`装置100の確認/消去ボタン5を撮影マーク12に合
`わせておき、携帯端末装置150のモード選択ボタン5
`5、またはボタン群59のうちのいずれかを押すと、撮
`像が行われるように、予めマイクロコンピュータ39に
`プログラムしておくことが好ましいが、デジタルカメラ
`装置100のシャッター3を押して撮像を行うこともで
`きる。
`【0059】このとき、撮像を指示する携帯端末装置1
`50のモード選択ボタン55、またはボタン群59のう
`ちのいずれかを押す操作、あるいはシャッター3を半押
`しした状態にすると、レンズ15から入射する光量によ
`り絞りを調整する信号や、レンズ15の所定の部分に位
`置する被写体にピントが合うように、光学系駆動回路3
`7から所定の信号が送出されるようにしてもよい。
`【0060】ここで撮像とは、レンズ15に入射した光
`がフィルタ、プリズムなど(図示せず)で構成される所
`定の光学系を経てCCD31に入射し、電気信号に変換
`されて、画像処理回路33で信号処理され、マイクロコ
`ンピュータ39でファイル化されて、メモリ41に画像
`ファイルとして保存されることをいう。このようにして
`撮像を繰り返すとメモリ41に複数の画像ファイルが保
`持される。
`【0061】続いて、携帯端末装置150にデジタルカ
`メラ装置100のメモリ41に保存された画像ファイル
`を転送し、表示させる(ステップ708)。すなわち、
`携帯端末装置150のモード選択ボタン55、またはボ
`タン群59のうちのいずれかを押すと、1画面ずつ送り
`あるいは戻して表示させることが可能なように、マイク
`ロコンピュータ39に予めプログラムしておくことがで
`きる。別の方法として、デジタルカメラ装置100の確
`認/消去ボタン5のマーク6を、確認マーク8に合わ
`せ、確認/消去ボタン5を押すことで1画面ずつ転送し
`て表示させるようにしてもよい。
`【0062】以下、図6のステップ605に進み、表示
`された画像の消去、別の画像の確認および消去等を同様
`に行うことができる。次の画像を表示させる必要がなく
`なれば、動作を終了する。このデジタルカメラ装置10
`0は使い捨てタイプであり、メモリは抜き取ることがで
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`【0069】
`【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
`本体に画像表示部を設けず、接続端子および接続ケーブ
`ル、あるいは無線接続により携帯端末装置と接続し、画
`像を転送して確認および消去を行うようにしたので、安
`価で消費電力が少なく、操作時の作業負荷の少ないデジ
`タルカメラ装置が提供できる。
`【図面の簡単な説明】
`【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかるデジタル
`カメラ装置1と携帯端末装置50を接続した場合の概観
`斜視図
`【図2】 デジタルカメラ装置1の前面および背面図
`【図3】 デジタルカメラ装置1の上面図
`【図4】 デジタルカメラ装置1の下面図
`【図5】 デジタルカメラ装置1の構成を示すブロック
`
`図 【
`
`図6】 デジタルカメラ装置1の動作を示すフローチ
`ャート
`【図7】 本発明の第2の実施の形態にかかるデジタル
`カメラ装置100と携帯端末装置150を無線接続した
`場合の概観斜視図
`【図8】 デジタルカメラ装置100の構成を示すブロ
`ック図
`【図9】 デジタルカメラ装置100の動作を示すフロ
`ーチャート
`【図10】 デジタルカメラ装置100の動作を示すフ
`ローチャート
`【符号の説明】
`1 デジタルカメラ装置
`3 シャッター
`5 確認/消去ボタン
`6 マーク
`7 ファインダー
`8 確認マーク
`9 液晶表示部
`10 消去マーク
`11 電源スイッチ
`12 撮影マーク
`13 フラッシュ
`15 レンズ
`21 接続端子
`23 ケーブル
`
`きないので、メモリ41を使いきったあとはデジタルカ
`メラ装置100を店にもって行き、印画紙に印刷しても
`らう。店では、デジタルカメラ装置100の外装を取り
`去り、印刷の処理を行う。その後、メモリ41をクリア
`し、電源回路35を充電し、新しい外装を装着してデジ
`タルカメラ装置100を再販する。このようにしてデジ
`タルカメラ装置100はリユースすることができる。
`【0063】以上説明したように、デジタルカメラ装置
`100は、デジタルカメラ装置1と同様に本体に画像表
`示部を設けないので消費電力を省力化することができ、
`本体にバッテリーを内蔵しておけばよいので、安価に製
`作することができる。
`【0064】また、外箱の部分を簡単に取り外しできる
`ように製作すれば、内部のバッテリーを充電しなおし、
`メモリをリフレッシュすることで、部品のリユースが可
`能となり、メモリを使いきった段階で店舗に持参してプ
`リントを依頼する形式の、使い捨てタイプのデジタルカ
`メラ装置として利用することができる。
`【0065】さらに第2の実施の形態によれば、ライブ
`画像の確認、撮像、保存された画像の確認、消去などを
`無線通信を介して、携帯端末装置150をいわばリモコ
`ン代わりにして、接続ケーブルが届かない距離からでも
`デジタルカメラ装置100の操作を行うことができるの
`で、非常に作業負荷を軽減できると共に、利便性の向上
`が図れる。
`【0066】自分自身を含む撮影も、手元に携帯端末装
`置150を置いて画像を確認しながら、デジタルカメラ
`装置100を遠隔操作して行うことができるので、意図
`した画像を確実に撮像することが可能である。
`【0067】以上、添付図面を参照しながら本発明にか
`かるデジタルカメラ装置の好適な実施形態について説明
`したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であ
`れば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内
`において各種の変更例または修正例に想到し得ることは
`明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的
`範囲に属するものと了解される。
`【0068】例えば、接続端子をUSBなど、パソコン
`等他の機器への接続が可能なものにして、あるいは変換
`ケーブルをさらに繋ぐなどして、他の画像表示機器を用
`いて画像の確認消去を行うようにすることは本発明の範
`囲である。また、確認/消去ボタン5の形状、操作方法
`は、同様の機能を実現できるものであればこれに限定さ
`れない。
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`EX. 1007, Page 008
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`【図1】
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`【図2】
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`【図3】
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`【図4】
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`【図7】
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`EX. 1007, Page 009
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`【図5】
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`【図6】
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`【図9】
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`EX. 1007, Page 010
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`(10)
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`【図8】
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`【図10】
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`EX. 1007, Page 010
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`フロントページの続き
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`(72)発明者 大久保 隆幸
` 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号
` 大日本印刷株式会社内
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`(11)
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`Fターム(参考) 5C022 AA13 AB67 AC42 AC69
` 5C052 AB09 CC01 DD02 EE02
` 5C053 FA08 KA04 KA24 KA26 LA01
` LA14 LA20
` 5K067 AA21 BB04 BB21 DD52 EE02
` EE12 FF02 FF23 KK01 KK13
` KK15
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`EX. 1007, Page 011
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