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`(57)【要約】
`【課題】 継鉄部と歯部とを結合する結合精度を不要と
`し、切断面積が小さくモータ効率が低下しない電動機の
`固定子を提供することを目的とする。
`【解決手段】 外周面が円弧形状で内周を平面部1で形
`成した継鉄部11と、この継鉄部11の平面部1に設け
`られる内周端に回転子対向面3をポールシュー部4に形
`成した歯部12を設けた単位鉄心体8の歯部12に巻線
`導体9を巻装し、継鉄部11の両端面が密接するように
`環状に配列したことにより、継鉄部と歯部とを結合する
`結合精度を不要とし、モータ効率が低下しない電動機の
`固定子が得られる。
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`Petitioners Exhibit 1008
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`【特許請求の範囲】
`【請求項1】外周面が円筒形状で内周を平面部で形成し
`た継鉄部鉄心と、この継鉄部鉄心の平面部に設けられる
`内周端に回転対向面をポールシュー部に形成した歯部鉄
`心とを設けた単位鉄心を積層して形成した単位鉄心体
`と、この単位鉄心体の歯部に巻装される巻線導体とを備
`え、前記単位鉄心体の継鉄部の両端面が周方向に密着す
`るように前記単位鉄心体を環状に配列し構成した電動機
`の固定子。
`【請求項2】単位鉄心体の歯部に巻線導体を継鉄部の内
`周面に向かい断面積が順次拡大する台形積層整列に巻装
`した請求項1記載の電動機の固定子。
`【請求項3】外周面が円弧形状で内周を平面部で形成し
`た継鉄部鉄心の平面部に設けられる内周端に回転子対向
`面をポールシュー部に形成した歯部鉄心を設けた単位鉄
`心を、1単位としてn列(nは2列以上の整数)で方向
`を交互に変えた状態に打抜いて製造する電動機の固定子
`の製造方法。
`【請求項4】単位鉄心を1単位として打抜く製造方法に
`おいて継鉄部の内周平面部を外周側または内周側に変化
`させることにより巻線導体の巻装部断面積を拡大または
`縮小させて単位鉄心を製造する請求項3記載の電動機の
`固定子の製造方法。
`【請求項5】単位鉄心の打抜き工程において製造設備の
`加圧力を使用し、圧接、圧着または、接着剤により積層
`し単位鉄心体を製造する電動機の固定子の製造方法。
`【請求項6】単位鉄心の打抜き工程において、金型およ
`び冶具または材料を加熱して打抜き積層して単位鉄心体
`を製造する電動機の固定子の製造方法。
`【請求項7】外周面が円弧形状で円弧形状面に結合用の
`凹部を設け、内周を平面部で形成した継鉄部鉄心と、こ
`の継鉄部鉄心の平面部に設けられる内周端に回転子対向
`面をポールシュー部に形成した歯部鉄心とを設けた単位
`鉄心を積層して形成した単位鉄心体と、この単位鉄心体
`の歯部に巻装される巻線導体と、前記単位鉄心体の円弧
`形状面に設けた結合用の凹部に結合する結合用凸部を設
`けた平板材とを備え、前記平板材により前記継鉄部の両
`端面が周方向に密着するように前記単位鉄心体を環状に
`配列し構成した電動機の固定子。
`【請求項8】打抜かれた単位鉄心を樹脂成形金型および
`冶具によりなる樹脂インサート具で樹脂インサート積層
`して単位鉄心体を形成した請求項1または7記載の電動
`機の固定子。
`【請求項9】樹脂インサート積層された単位鉄心体が密
`着接合されるように樹脂膜の形成されていない継鉄部の
`両端面の角度Qと内面端のポールシュー部の両端面の角
`度がほぼ同一角度となるように前記ポールシュー部の樹
`脂膜を形成した請求項1または3記載の電動機の固定
`子。
`【請求項10】樹脂インサート積層された単位鉄心体に
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`設けた結合用の凹部が結合される結合用の凸部を金属ま
`たは非金属または樹脂または皮などの帯状の平板材に設
`け、前記単位鉄心体の結合部分を接着剤または溶接など
`で固定し、平板材に固定された状態で、単位鉄心体に巻
`線導体を巻装した請求項7記載の電動機の固定子。
`【請求項11】平板材に形成される結合用凸部間の間隔
`Lを、単位鉄心体の継鉄部の両端面の角度Qに合致する
`間隔として前記結合用の凸部を配列させて形成した請求
`項7記載の電動機の固定子。
`【請求項12】外周面が円弧形状で円弧形状面に結合用
`凸部を設け、内周を平面部で形成した継鉄部鉄心と、こ
`の継鉄部鉄心の平面部に設けられる内周端に回転子対向
`面をポールシュー部に形成した歯部鉄心とを設け単位鉄
`心を形成した請求項1記載の電動機の固定子。
`【請求項13】円弧形状の外周面に結合用凸部を設けた
`単位鉄心を請求項5記載の方法で打抜き工程において積
`層し単位鉄心体を製造する電動機の固定子の製造方法。
`【請求項14】円弧形状の外周面に結合用の凸部を設け
`た単位鉄心を請求項6記載の方法で打抜き工程において
`積層し単位鉄心体を製造する電動機の固定子の製造方
`法。
`【請求項15】円弧形状の外周面に結合用の凸部を設け
`た単位鉄心を樹脂インサート積層し単位鉄心体を形成し
`た請求項8記載の電動機の固定子。
`【請求項16】円弧形状の外周面に結合用の凸部を設け
`た単位鉄心を樹脂インサート積層し単位鉄心体を形成し
`た請求項9記載の電動機の固定子。
`【請求項17】円弧形状の外周面に結合用の凸部を設け
`た単位鉄心を樹脂インサート積層し形成した単位鉄心体
`に設けた結合用の凸部の結合される結合用切り込み部
`を、金属または非金属または樹脂または皮などの帯状の
`平板材に設け、前記単位鉄心体の結合部分を接着剤また
`は溶接などで固定し、単位鉄心体に巻線導体を巻装し、
`前記単位鉄心を環状に配列した電動機の固定子。
`【請求項18】平板材に形成される切り込み部を上下交
`互の千鳥状に配設した請求項17記載の電動機の固定
`子。
`【請求項19】平板材に形成される切り込み部を下面側
`に設けた請求項17記載の電動機の固定子。
`【請求項20】円弧形状の外周面に結合用の凹部を設け
`た単位鉄心を樹脂インサート成形において単位鉄心体の
`絶縁体と前記単位鉄心体を結合する平板材を樹脂で一体
`成形した請求項7記載の電動機の固定子。
`【請求項21】円弧形状の外周面に結合用の凸部を設け
`た単位鉄心を樹脂インサート成形において、単位鉄心体
`の絶縁体と前記単位鉄心体を結合する平板材を樹脂で一
`体成形した請求項17記載の電動機の固定子。
`【請求項22】単位鉄心対をn個単位を1ユニットとし
`てリングで連結されるようにインサート成形した単位鉄
`心体に巻線導体を巻装し、1ユニット単位で位置をずら
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`Petitioners Exhibit 1008
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`して単位鉄心体を環状に配列した請求項1記載の電動機
`の固定子。
`【請求項23】単位鉄心体を連結するリングに位置をず
`らして結合される単位鉄心体に設けたリブが嵌合する嵌
`合孔を設けた請求項22記載の電動機の固定子。
`【請求項24】単位鉄心体を平板材に結合した状態で前
`記単位鉄心体に巻線導体を巻装する電動機の固定子の製
`造方法。
`【請求項25】単位鉄心体をn個単位を1ユニットとし
`てリングで連結されるようにインサート成形された成形
`ユニットを治具Aに嵌挿し、治具Bで固定し巻線導体を
`前記単位鉄心体にスピンドル巻きを行い順次巻装する電
`動機の固定子の製造方法。
`【請求項26】巻線導体を巻装した単位鉄心体を平板材
`にn個設け、前記単位鉄心体の継鉄部の両端面が互いに
`密着するように前記平板部材を丸目結合し構成した請求
`項1記載の電動機の固定子。
`【請求項27】平板部材を、溶接または溶着または接着
`剤で結合した請求項26記載の電動機の固定子。
`【請求項28】平板部材をかしめ結合した請求項26記
`載の電動機の固定子。
`【請求項29】平板部材の端部に外方に突出する結合部
`を設け、前記結合部を合わせビスやリベットで結合した
`請求項26記載の電動機の固定子。
`【請求項30】平板部材の両端部に結合ピンの嵌合され
`る形状の嵌合孔を形成した結合部を設け、結合する構成
`とした請求項26記載の電動機の固定子。
`【請求項31】収縮性材で形成したリングで環状に配列
`される単位鉄心体を結合した請求項1記載の電動機の固
`定子。
`【請求項32】単位鉄心体を環状に配列したときに回転
`子対向面をポールシュー部に形成した歯部の両端面が互
`いに密接させて形成した請求項1記載の電動機の固定
`子。
`【発明の詳細な説明】
`【0001】
`【発明の属する技術分野】本発明は、継鉄部鉄心と歯部
`を設けた単位鉄心に巻線導体を巻装後、単位鉄心を環状
`に配列して形成する電動機の固定子とその製造方法に関
`する。
`【0002】
`【従来の技術】近年、巻線の施工を容易にするため、外
`径側となる継鉄部とスロットを形成する複数の歯部に分
`割し、歯部に巻線導体を巻装したのち、継鉄部に結合す
`る電動機固定子が普及されてきており、継鉄部と歯部と
`の結合精度を高める必要のない継鉄部と歯部を一体に形
`成した単位部材を用いる要望が高まってきている。
`【0003】従来、この種の電動機の固定子として図3
`5〜図37に示すものが開発されていた。以下、その構
`成について図35〜図37を参照しながら説明する。
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`【0004】図に示すように、外周が円筒状で内周を複
`数の平面部101により多角面に形成し、平面部101
`に抜け止め用の凹側切り込み部102を有した結合用の
`凹部103を設けた継鉄部鉄心104を鉄心板より打抜
`き形成とすると同時に、継鉄部鉄心104内側に継鉄部
`鉄心104に設けられた凹部103に結合する結合用の
`凸部105および抜け止め用の凸側切り込み部106を
`一端に有し、他端に回転子対向面107をポールシュー
`部108により形成した歯部鉄心109を同心円状で半
`径方向に位置をずらし、放射方向に複数配列し、継鉄部
`鉄心104とは分離した状態で打抜き、歯部鉄心109
`を所定寸法に積層したのち、歯部109Aに巻線導体1
`10を巻装する巻線枠111を設け、巻線導体110を
`巻装し、巻線導体110を設けた歯部109Aを継鉄部
`104Aに結合するよう、継鉄部104Aの凹部103
`に歯部109Aの凸部105を結合して電動機の固定子
`を構成していた。
`【0005】
`【発明が解決しようとする課題】このような従来の電動
`機の固定子では、継鉄部104Aの凹部103を歯部1
`09Aの凸部105を結合して継鉄部104Aと歯部1
`09Aと一体にしているので、継鉄部104Aの凹部1
`03と歯部109Aの凸部105に精度が必要となると
`ともに打抜きによる切断面積が大きくなってモータ効率
`が低下するという課題があった。
`【0006】また、環状の継鉄部鉄心104と歯部10
`9Aを打抜くので、材料の歩留りが悪く、金型も複雑
`で、継鉄部104Aと歯部109Aを結合する結合工程
`が必要となる課題があった。
`【0007】本発明は上記課題を解決するもので、継鉄
`部と歯部とを結合する結合精度を不要とし、切断面積が
`小さくモータ効率が低下しない電動機の固定子を提供す
`ることを目的とする。
`【0008】また、材料の歩留りが良く、金型も簡素化
`となり、継鉄部と歯部とを結合する結合工程を不要にし
`た電動機の固定子の製造方法を提供することを目的とす
`る。
`【0009】
`【課題を解決するための手段】本発明の電動機の固定子
`は上記目的を達成するために、外周面が円弧形状で内周
`を平面部で形成した継鉄部鉄心と、この継鉄部鉄心の平
`面部に設けられる内周端に回転子対向面をポールシュー
`部に形成した歯部鉄心とを設けた単位鉄心を積層して形
`成した単位鉄心体の歯部に巻装される巻線導体とを備
`え、前記継鉄部の両端面が同方向に密着接触するように
`前記単位鉄心を環状に配列し構成したものである。
`【0010】本発明によれば、継鉄部と歯部とを結合す
`る結合精度を不要とし、切断面積が小さくモータ効率が
`低下しない電動機の固定子が得られる。
`【0011】また、電動機の固定子の製造方法は上記目
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`的を達成するために、外周面が円弧形状で内周を平面部
`で形成した継鉄部鉄心の平面部に設けられる内周端に回
`転子対向面をポールシュー部に形成した歯部鉄心とを設
`けた単位鉄心を、1単位としてn列(nは2列以上の整
`数)で方向を交互にかえた状態に打抜き製造する方法と
`したものである。
`【0012】本発明によれば、材料の歩留りが良く、金
`型も簡素化となり、継鉄部と歯部とを結合工程を不要に
`した電動機の固定子の製造方法が得られる。
`【0013】
`【発明の実施の形態】本発明は、外周面が円弧形状で内
`周を平面部で形成した継鉄部鉄心と、この継鉄部鉄心の
`平面部に設けられる内周端に回転子対向面をポールシュ
`ー部に形成した歯部鉄心とを設けた単位鉄心を積層して
`形成した単位鉄心体の歯部に巻装される巻線導体とを備
`え、前記継鉄部の両端面が周方向に密着接触するように
`前記単位鉄心体を環状に配列し構成した電動機の固定子
`としたものであり、継鉄部と歯部とが一体的に形成さ
`れ、継鉄部を歯部との結合精度を高める必要がなくなる
`とともに、継鉄部と歯部とを別々に形成した場合に比較
`して切断面積が減少されることにより、モータ効率の効
`率の低下が抑制されるという作用を有する。
`【0014】また、外周面が円弧形状で内周を平面部で
`形成した継鉄部鉄心の平面部に設けられる内周端に回転
`子対向面をポールシュー部に形成した歯部鉄心とを設け
`た単位鉄心を、一単位としてn列(nは2列以上の整
`数)で方向を交互にかえた状態で打抜き製造をする方法
`としたものであり、環状の継鉄部鉄心を打抜く必要がな
`くなり、一種類の単位鉄心のみを歩留り良く打抜くこと
`ができ、金型も簡素化され材料の歩留りも良くなるとい
`う作用を有する。
`【0015】以下、本発明の実施例について図1〜図3
`4を参照しながら説明する。
`【0016】
`【実施例】(実施例1)図1〜図6に示すように、外周
`面が円弧形状で内周を平面部1で形成した継鉄部鉄心2
`の平面部1に内周端に回転子対向面3をポールシュー部
`4に形成した歯部鉄心5を設けた単位鉄心6を1単位と
`してn列(nは2列以上の整数)で方向を交互に変えた
`金型および治具を使用した打抜き工程7で打抜くととも
`に、打抜いた単位鉄心6を必要高さ寸法となる枚数を、
`製造設備の加圧力を使用し圧接、圧着または接着剤によ
`り積層し、単位鉄心体8を形成する。
`【0017】そして、単位鉄心体8に絶縁体(図示せ
`ず)を設け、巻線導体9を巻線工程10で、単位鉄心体
`8に巻装するとき、単位鉄心体8の継鉄部11の内周面
`に向かい順次拡大するように台形積層整列状に歯部12
`に巻装し、巻線導体9の巻装された単位鉄心体8を継鉄
`部11の両端面が周方向に密着接触するように配列工程
`13で配列して固定子を製造する。
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`【0018】上記構成において、継鉄部11と歯部12
`を一体にして単位鉄心体8を形成したので、継鉄部11
`と歯部12とを別々に形成して継鉄部と歯部を凹凸部を
`用いて結合する場合に比較して継鉄部11と歯部12と
`を結合する凹凸部の精度を高める必要がなく、従来のよ
`うに継鉄部と歯部とを別々に形成した場合に比較して切
`断面積が小さくなりモータの効率が低下するのが防止で
`きるとともに、継鉄部と歯部とを結合する結合工程の必
`要がなくなる。
`【0019】また、歯部12に巻装される巻線導体9を
`継鉄部11の内周の平面部1に向かい断面積が拡大する
`ように台形積層整列に巻装したので、より多くの巻線導
`体9が巻装できることとなり能力の向上を図ることがで
`きる。
`【0020】また、継鉄部鉄心2と歯部鉄心5を一体に
`形成した単位鉄心6を1単位としてn列(nは2列以上
`の整数)で打抜き製造するので、継鉄部鉄心2と歯部鉄
`心5を別々に打抜く場合に比較して材料の歩留りが良く
`なる。
`【0021】また、単位鉄心6を1単位として打抜くと
`きに継鉄部鉄心2の内周平面部1を外周側または内周側
`に位置をずらして形成することにより、巻線導体9の巻
`装部断面積を拡大または縮小させて単位鉄心6を打抜く
`ことができ巻装部断面積を容易に変えることができる。
`【0022】また、単位鉄心6の打抜き工程7におい
`て、製造設備の加圧力を使用し圧接、圧着または接着層
`により積層し、単位鉄心体8を形成したのでコスト低減
`を図ることができる。
`【0023】また、打抜き工程7で金型および治具を加
`熱して打抜くか、または鉄心材料を打抜き金型および治
`具に挿入する前に加熱手段を設けて鉄心材料を加熱して
`打抜き積層することにより単位鉄心6のはがれ強度を向
`上することができる。
`【0024】(実施例2)図7〜図10に示すように、
`外周面が円弧形状で円弧形状面14に結合用の凹部15
`を間隔をあけて一対設け、内周を平面部1で形成した継
`鉄部鉄心2Aの平面部1に内周端に回転子対向面3をポ
`ールシュー部4に形成した歯部鉄心5を設けた単位鉄心
`6Aを樹脂成形金型および治具よりなるインサート成形
`具16内で樹脂インサート積層して単位鉄心体8Aを形
`成する。このとき、単位鉄心体8Aの継鉄部11Aの両
`端面には絶縁体となる樹脂膜17が形成されないように
`するとともに、継鉄部11Aの両端面の角度Qと内周端
`のポールシュー部4の樹脂膜17を形成する。
`【0025】そして、樹脂膜17の形成された単位鉄心
`体8Aに巻線導体9を巻装し、単位鉄心体8Aに円弧形
`状面14に設けた結合用の凹部15に係合する凸部18
`を設けた平板材19により、継鉄部11Aの両端面が周
`方向に密着するように環状に配列される単位鉄心体8A
`を保持して固定子を形成する。
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`Petitioners Exhibit 1008
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`【0026】上記構成において、単位鉄心体8Aの円弧
`形状面14に設けた結合用の凹部15に平板材19に設
`けた凸部18を係合して単位鉄心体8Aを保持し固定子
`を形成するので、固定子が強固に保持され変形もなくな
`る。
`【0027】また、打抜かれた単位鉄心6Aを樹脂成形
`金型および冶具よりなるインサート成形具16内で樹脂
`インサート積層して単位鉄心体8Aを形成するので、単
`位鉄心6Aの積層と絶縁を1工程で行うことができ工数
`が削減できる。
`【0028】また、樹脂インサート積層された単位鉄心
`体8Aが密着接合されるように樹脂膜17の形成されて
`いない継鉄部11Aの両端面の角度Qと内周端のポール
`シュー部4の両端面の角度がほぼ同一角度となるように
`ポールシュー部4に樹脂膜17を形成することにより、
`単位鉄心体8Aが環状に正確に配列することができる。
`【0029】(実施例3)図11に示すように、樹脂膜
`17の形成された単位鉄心体8Aに設けた結合用の凹部
`15が結合される結合用の凸部18Aを一対を1単位と
`して凸部18A間隔Lを単位鉄心体8Aの継鉄部11A
`の両端面の角度Qに合致する間隔として金属または非金
`属または樹脂または皮などの帯状の平板材19Aを形成
`し、平板材19Aに設けた凸部18Aに単位鉄心体8A
`の凹部15を結合し、結合部分を接着剤または溶接など
`で固定し、平板材19Aにn個固定された状態の単位鉄
`心体8Aに巻線導体(図示せず)を巻装し、平板材19
`Aにより継鉄部11Aの両端面が周方向に密着するよう
`に環状に配列される単位鉄心体8Aを保持して固定子を
`形成する。
`【0030】上記構成において、単位鉄心体8Aに設け
`た結合用の凹部15が結合される結合用の凸部18Aを
`平板材19Aに設け、単位鉄心体8Aの結合部分を固定
`し、固定された状態で巻線導体を巻装するので、巻線導
`体の巻装が容易となる。
`【0031】また、平板材19Aに形成される結合用の
`凸部18A間の間隔Lを単位鉄心体8Aの継鉄部11A
`の両端面の角度Qに合致する間隔としているので、平板
`材19Aにより単位鉄心体8Aを環状に配列するとき正
`確に環状に配列することができるとともに、強固に保持
`することができる。
`【0032】(実施例4)図12〜図14に示すよう
`に、外周面が円弧形状で円弧形状面14に結合用の凸部
`20を設け、内周を平面部1で形成した継鉄部鉄心2B
`の平面部1に内周端を回転子対向面3をポールシュー部
`4に形成した歯部鉄心5を設け、打抜かれた単位鉄心6
`Bを打抜くときに、金型および冶具を加熱して打抜く
`か、または鉄心材料を打抜き金型および冶具に挿入前に
`加熱手段で鉄心材料を加熱し、打抜いた単位鉄心6Bを
`必要高さ寸法となる枚数を製造設備の加圧力を使用し、
`圧接、圧着、または接着層により積層し、単位鉄心体8
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`Bを形成したり、単位鉄心6Bを樹脂成形金型および冶
`具よりなるインサート成形具(図示せず)内で樹脂イン
`サート積層して単位鉄心体8Bを形成する。このとき、
`単位鉄心体8Bの継鉄部11Bの両端面には絶縁体とな
`る樹脂膜17が形成されないようにするとともに、継鉄
`部11Bの両端面の角度Qと円周端のポールシュー部4
`の樹脂膜17を形成する。
`【0033】そして、単位鉄心体8Bに形成された凸部
`20の結合される結合用の切り込み部21を金属または
`非金属または樹脂または皮などの帯状の平板部材19B
`に設け、単位鉄心体8Bの結合部を接着剤または溶接な
`どで固定し、単位鉄心体8Bに巻線導体(図示せず)を
`巻装し、平板材19Bにより継鉄部11Bの両端面が周
`方向に密着するように環状に配列される単位鉄心体8B
`を保持して固定子を形成する。
`【0034】上記構成において、外周面が円弧形状で円
`弧形状面14に結合用の凸部20を設けた継鉄部鉄心2
`Bと歯部鉄心5とを一体的に形成したので、継鉄部鉄心
`と歯部鉄心を別々に打抜き形成する場合に比較して材料
`の歩留りが良くなるとともに、モータの効率が低下する
`のが防止できる。
`【0035】また、単位鉄心6Bを打抜き積層するとき
`において、製造設備の加圧力を使用し、圧接、圧着また
`は接着剤により積層し単位鉄心6Bを形成したので、コ
`スト低減を図ることができる。
`【0036】また、単位鉄心6Bを打抜き積層するとき
`において、金型および冶具または材料を加熱して打抜き
`積層し、単位鉄心6Bを製造するので、単位鉄心6Bの
`はがれ強度を向上することができる。
`【0037】また、円弧形状の外周面に結合用の凸部2
`0を設けた単位鉄心6Bを樹脂インサート積層したの
`で、積層と同時に絶縁体を形成することができる。
`【0038】また、円弧形状の外周面に結合用の凸部2
`0を設けた単位鉄心6Bを樹脂インサート積層時に樹脂
`膜17の形成されない継鉄部11Bの両端面の角度Qと
`内周端のポールシュー部4の両端面の角度がほぼ同一角
`度となるようにポールシュー部4に樹脂膜17を形成し
`たので、単位鉄心体8Bを環状に正確に配列することが
`できる。
`【0039】また、円弧形状の外周面に結合用の凸部2
`0を設けた単位鉄心6Bを樹脂インサート積層し形成し
`た単位鉄心体8Bの結合用の凸部20の結合される結合
`用の切り込み部21を設けた平板材19Bを形成し、平
`板材19Bにより単位鉄心体8Bを環状に配列したので
`単位鉄心体8Bが強固に保たれる。
`【0040】(実施例5)図15に示すように、単位鉄
`心体8Bの凸部20の係合される切り込み部21Aを上
`下交互の千鳥状に配設した平板材19Cを形成し、単位
`鉄心体8Bの結合部分を接着剤または溶接などで固定
`し、単位鉄心体8Bに巻線導体(図示せず)を巻装し、
`
`Petitioners Exhibit 1008
`Page 5
`
`
`
`9
`平板材19Cにより単位鉄心体8Bを環状に配列して固
`定子を形成する。
`【0041】上記構成において、単位鉄心体8Bを平板
`材19Cの上下方向から切り込み部21Aに係合するの
`で、係合作業を効率良く行うことができる。
`【0042】また、図16に示すように、単位鉄心体8
`Bの凸部20の係合される切り込み部21Bを平板材1
`9Dの下面側に形成した構成とする。
`【0043】上記構成において、単位鉄心体8Bが平板
`材19Dの下方から係合されるので、単位鉄心体8Bが
`一方向側から係合できるので、簡単に係合できる。
`【0044】(実施例6)図17〜図19に示すよう
`に、外周面が円弧形状で円弧形状面14に結合用の凹部
`15を間隔をあけて一対設けた単位鉄心6Aを樹脂成形
`金型および冶具よりなるインサート成形具16A内で積
`層して単位鉄心体8Cを形成するとき、単位鉄心体8C
`の絶縁体となる樹脂膜17Aと平板材19Eを樹脂で一
`体形成した構成とする。
`【0045】上記構成において、単位鉄心体8Cの絶縁
`体となる樹脂膜17Aと平板材19Eが同時に形成でき
`るので、単位鉄心体8Cと平板材19Eとを新たに結合
`する必要がなくなりコスト低減を図ることができる。
`【0046】なお、実施例6では、円弧形状面14に結
`合用の凹部15を設けた単位鉄心6Aを用いて説明した
`が、円弧形状面に結合用の凸部を設けた単位鉄心を用い
`ても同様の作用効果をもたらすこととなる。
`【0047】(実施例7)図20〜図22に示すよう
`に、単位鉄心体8Dをn個単位を1ユニットとしてポー
`ルシュー部4上に設けられるリング22で連結されるよ
`うにインサート成形した単位鉄心体8Dに巻線導体9を
`巻装し、1ユニット単位毎の単位鉄心体8Dを互いの単
`位鉄心体8D継鉄部11Cが密接するように位置をずら
`して、固定子のスロット数÷1ユニットで求められた使
`用ユニット数を重ね合せて単位鉄心体8Dを環状に配列
`して固定子を形成する。
`【0048】上記構成において、単位鉄心体8Dはリン
`グ22で同心円状に連結されているので、固定子の内径
`寸法の精度が向上する。
`【0049】(実施例8)図23および図24に示すよ
`うに、単位鉄心体8Dをn個単位を1ユニットとして、
`ポールシュー部4上に設けられるリング22Aに、別の
`単位鉄心体8Dをn個単位を1ユニットとして設けたリ
`ング22A上に設けたリブ23が嵌合する嵌合孔24を
`使用ユニット数に合わせ設け、1ユニット単位毎の各単
`位鉄心体8Dに巻線導体9を順次巻装したのち、1ユニ
`ット単位毎の単位鉄心体8Dを互いの単位鉄心体8Dが
`密接するように位置をずらして、リング22Aに設けた
`嵌合孔24にリブ23を嵌合しながら使用ユニット数を
`重ね合わせ単位鉄心体8Dを環状に配列して固定子を形
`成する。
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`(6)
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`1010
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`2020
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`3030
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`4040
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`5050
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` 特開平11−341717
`10
`【0050】上記構成において、単位鉄心体8Dはリン
`グ22Aで同心円状に連結されているので固定子の内径
`寸法の精度が向上するとともに、リング22Aに設けた
`嵌合孔24にリブ23が嵌合して結合されるので結合が
`容易となる。
`【0051】(実施例9)図25に示すように、外周面
`が円弧形状で円弧形状面14に結合用の凹部15を間隔
`をあけて一対設けた単位鉄心を、樹脂インサート成形に
`より積層して単位鉄心体8Cを形成するとき、単位鉄心
`体8Cの絶縁体となる樹脂膜17Aと平板材19Eを樹
`脂で一体成形し、平板材19Eに単位鉄心体8Cが並設
`された状態で巻線機25で巻線導体9を順次巻装する構
`成とする。
`【0052】上記構成において、平板材19Eに一体成
`形により設けられた単位鉄心体8Cへの巻線導体9の巻
`装を、平板材19Eを直線状態のままで単位鉄心体8C
`に巻装するので、巻線導体9を巻装するときにスロット
`間が大きく開いた状態になり巻線導体9の巻装が容易と
`なる。
`【0053】(実施例10)図26および図27に示す
`ように、単位鉄心体8Dをn個単位を1ユニットとして
`ポールシュー部4上に設けられるリング22で連結され
`るようにインサート成形した単位鉄心体8Dの挿入溝2
`6とリング22の嵌挿される円筒部27からなる冶具A
`28と、この冶具A28に嵌挿した単位鉄心体8Dを押
`さえる冶具B29で押さえ、駆動部30の回転によりス
`ピンドル巻きを行い単位鉄心体8Dに巻線導体9を巻装
`し、冶具A28を回転し、1ユニットn個設けられた単
`位鉄心体8Dに順次巻線導体9を巻装する方法とする。
`【0054】上記構成において、単位鉄心体8Dをn個
`単位を1ユニットとしてリング22で連結された単位鉄
`心体8Dがスピンドル巻きに巻線導体9を順次巻装でき
`るのでスピンドル巻きが容易にできることとなる。
`【0055】(実施例11)図28および図29に示す
`ように、外周面が円弧形状で円弧形状面14に結合用の
`凹部15を間隔をあけて一対設け、樹脂インサート成形
`により積層して絶縁体となる樹脂膜17Aを形成した単
`位鉄心体8Eに巻線導体9を巻装し、凹部15が結合さ
`れる結合用の凸部18Aを一対所定の間隔Lとして金属
`または、非金属または、樹脂または皮などの帯状の平板
`材19Aを形成し、巻線導体9の巻装された単位鉄心体
`8Eをn個単位鉄心体8Eの凹部15を平板材19Aの
`凸部18Aに結合し、結合部分19aを接着剤または溶
`接などで固定し、平板材19Aに各単位鉄心体8Eの継
`鉄部11Aの両端面が周方向に密着するように環状に配
`列し、平板材19Aの端部を接着材または溶接で結合さ
`せて構成する。
`【0056】上記構成において、単位鉄心体8Eに巻線
`導体9を巻装してから、巻線導体9を巻装した単位鉄心
`体8Eを平板材19Aに固定したのち、平板材19Aに
`
`Petitioners Exhibit 1008
`Page 6
`
`
`
`11
`より単位鉄心体8Eを環状に配列したので、固定子が強
`固に形成され固定子のモータケースに対する圧入も容易
`となる。
`【0057】また、平板材19Aの端部を接着剤または
`溶接で結合したので、単位鉄心体8Eが平板材19Aに
`より強固に保持される。
`【0058】(実施例12)図30に示すように、巻線
`導体(図示せず)を巻装した単位鉄心体8Eをn個固定
`した帯状の平板材19Bの両端部を重ね合わせかしめ部
`材31で結合し環状に配列される単位鉄心体8Eを保持
`して構成する。
`【0059】上記構成において、平板材19Bの両端部
`がかしめ部材31で結合したので、単位鉄心体8Eの継
`鉄部11Bが密接し鉄損の発生が防止できモータ効率の
`低下が防止できる。
`【0060】(実施例13)図31に示すように、巻線
`導体(図示せず)を巻装した単位鉄心体8Eをn個固定
`した帯状の平板材19Cの両端部を外方に向け突出し、
`突出部32をビス33で止めて結合し、環状に配列され
`る単位鉄心体8Eを保持する。
`【0061】上記構成において、平板材19Cの両端部
`が突出部32を設けビス33で固定したので、単位鉄心
`体8Eの継鉄部11Bが密接し、鉄損の発生が防止で
`き、モータ効率の低下が防止できる。
`【0062】なお、実施例13では平板材19Cの両端
`部に設けた突出部32をビス33で結合したが、ビス3
`3に変えてリベットで固定しても同様の作用効果をもた
`らすことはいうまでもない。
`【0063】(実施例14)図32に示すように、巻線
`導体(図示せず)を巻装した単位鉄心体8Eをn個固定
`した帯状の平板材19Dの両端部に結合ピン34の結合
`される嵌合孔35を有した結合部36を一方の結合部3
`6と他方の結合部36がヒンジ状にはめ合せ、結合ピン
`34を嵌合孔35に嵌合して結合し、環状に配列される
`単位鉄心体8Eに保持する。
`【0064】上記構成において、平板材19Dの両端部
`に設けた結合部36の嵌合孔35に結合ピン34を嵌合
`し、平板材19Dの両端の結合部36を結合したので、
`単位鉄心体8Eの継鉄部11Bが密接し、鉄損の発生が
`防止でき、モータ効率の低下が防止できる。
`【0065】(実施例15)図33に示すように、熱収
`縮性のリング材37を、巻線導体9の巻装された単位鉄
`心体8Fを環状に配列した状態の外周にはめ、熱を加え
`てリング材37を縮小して環状に配列した単位鉄心体8
`Fを保持する構成とする。
`【0066】上記構成において、熱収縮性のリング材3
`7を用いて単位鉄心体8Fを保持したので、単位鉄心体
`8Fの保持が容易になるとともに、単位鉄心体8Fの継
`鉄部11Bが密接し、鉄損の発生が防止でき、モータ効
`率の低下が防止できる。
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`(7)
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`1010
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`2020
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`3030
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`4040
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`5050
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` 特開平11−341717
`12
`【0067】(実施例16)図34に示すように、樹脂
`インサート積層して形成し、巻線導体9を巻装した単位
`鉄心体8Gのポールシュー部4Aの両端面を密接させ隙
`間がない状態で継鉄部11Bを密接させた単位鉄心体8
`Gを環状に配列し、平板材やリング材等の結合材(図示
`せず)で保持した構成とする。
`【0068】上記構成において、単位鉄心体8Gのポー
`ルシュー部4Aが互いに密接することにより、継鉄部1
`1Bの両端面を密接させているので、継鉄部11Bの両
`端面の密接状態が変化することがなくなり、内径寸法精
`度の向上によりモータ効率の向上とともに固定子と回転
`子間のエアーギャップの小寸法化を図ることができる。
`【0069】
`【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
`明によれば継鉄部鉄心と歯部鉄心を一体にした単位鉄心
`を用いたので、接断面積が小さくなり、モータ効率が低
`下するのが防止できる。
`【0070】また、単位鉄心体の歯部に巻線導体を継鉄
`部の内周面に向かい断面積が順次するように巻装したの
`で能力向上を図ることができる。
`【0071】また、単位鉄心を1単位としてn列で打抜
`くので、材料の歩留りが良くなる。また、継鉄部鉄心の
`内周平面部の位置を可変することにより能力を変化でき
`る。
`【0072】また、製造設備の加圧力を利用するのでコ
`スト低減を図ることができる。また、材料を加熱して打
`抜き積層することにより鉄心のはがれ強度を向上するこ
`とができる。
`【0073】また、単位鉄心体の凹部に平板材の凸部を
`係合するので固定子が強固に保持される。
`【0074】また、単位鉄心を樹脂インサート積層した
`ので工数が節減できる。また、継鉄部の両端面の角度と
`ポールシュー部の両端面の角度をほぼ同一角度に形成し
`たので、単位鉄心体を正確に配列することができる。
`【0075】また、単位鉄心体を平板材に固定した状態
`で巻線導体を巻装するので、巻線導体の巻装が容易とな
`る。
`【0076】また、平板材の設けられた凸部の間隔を単
`位鉄心体の継鉄部の両端面の角度に合致する間隔とした
`ので、単位鉄心体が強固に保持される。
`【0077】また、凸部を設けた継鉄部鉄心と歯部鉄心
`を一体にした単位鉄心とすることにより材料の歩留りが
`良くなるとともにモータ効率が向上する。
`【0078】また、凸部を設けた単位鉄心を打抜くとき
`に製造設備をするのでコスト低減を図ることができる。
`【0079】また、凸部を設けた単位鉄心を打抜く時に
`加熱し積層することにより、単位鉄心のはがれ強度を向
`上することができる。
`【0080】また、凸部を設けた単位鉄心を樹脂インサ
`ート積層したので、絶縁体を同時に形成することができ
`
`Petitioners Exhibit 1008
`Page 7
`
`
`
`13
`
`(8)
`
` 特開平11−341717
`14
`
`る。
`【0081】また、凸部を設けた単位鉄心を樹脂インサ
`ート積層し、継鉄部とポールシュー部の両端面の角度を
`ほぼ同一としたので単位鉄心体を正確に配列することが
`できる。
`【0082】また、凸部を設けた単位鉄心体の凸部の係
`合する切り込み部を平板材に設けたので、単位鉄心体が
`強固に保持される。
`【0083】また、単位鉄心体を平板材の上下方向から
`切り込み部に係合するので、係合作業を効率良く行うこ
`とができる。
`【0084】また、単位鉄心体を平板材の下方から係合
`できるので、一方向側から係合することができる。
`【0085】また、単位鉄心体の絶縁体と平板材が一体
`形成できるのでコスト低減を図ることができる。
`【0086】また、凸部を設けた単位鉄心体の絶縁体と
`平板材が一体形成できるので、コスト低減を図ることが
`できる。
`【0087】また、単位鉄心体をリングで同心円状に連
`結したので、固定子の内径寸法の精度が向上する。
`【0088】また、単位鉄心体をリングで同心円状連結
`し、リブと嵌合孔により重ね合せるので、固定子の内径
`寸法の精度の向上とともに結合が容易となる。
`【0089】また、平板材に単位鉄心体に固定した状態
`で巻線導体を巻装するので、巻線導体の巻装が容易とな
`る。
`【0090】また、単位鉄心体に巻線導体をスピンドル
`巻きにより巻装できる。また、単位鉄心体に巻装導体を
`巻装してから単位鉄心体を平板材に固定し環状に配列す
`るので固定子が強固に形成できる。
`【0091】また、平板材の両端部を接着剤または溶接
`で固定したので、単位鉄心体を強固に保持できる。
`【0092】また、平板材の両端部をかしめ結合したの
`で、モータ効率の低下が防止できる。
`【0093】また、平板材の両端部に突出部を設け、ビ
`スまたはリベットで結合したので継鉄部を密接してモー
`タ効率の低下を防止できる。
`【0094】また、平板材の両端部を結合部と結合ピン
`で結合するので、モータ効率の低下が防止できる。
`【0095】また、熱収縮性リング材で環状に配列され
`る単位鉄心体を保持するので、モータ効率の低下が防止
`できる。
`【0096】また、単位鉄心体のポールシュー部の両端
`面を密接したので、固定子と回転子間のエアーギャップ
`の小寸法化を図ることができる。
`【図面の簡単な説明】
`【図1】本発明の実施例1の電動機の固定子の単位鉄心
`体の正面図
`【図2】同電動機の固定子の正面図
`【図3】同電動機の固定子の単位鉄心の打抜き状態を示
`
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`1010
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`2020
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`3030
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`4040
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`5050
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`す正面図
`【図4】同電動機の固定子の製造工程図
`【図5】同電動機の固定子の単位鉄心の平面部の位置を
`可変して打抜状態を示す正面図
`【図6】同電動機の固定子の単位鉄心の積層状態を示す
`斜視図
`【図7】本発明の実施例2の電動機の固定子の単位鉄心
`の正面図
`【図8】同電動機の固定子の単位鉄心体と平板材の関係
`を示す正面図
`【図9】同電動機の固定子の単位鉄心体の樹脂インサー
`ト成形具の斜視図
`【図10】同電動機の固定子の樹脂インサート成形され
`た単位鉄心体の斜視図
`【図11】本発明の実施例3の電動機の固定子の単位鉄
`心体と平板材の関係を示す斜視図
`【図12】本発明の実施例4の電動機の固定子の単位鉄
`心体の正面図
`【図13】同電動機の固定子の単位鉄心体の斜視図
`【図14】同電動機の固定子の単位鉄心体と平板材の関
`係を示す斜視図
`【図15】本発明の実施例5の電動機の固定子の単位鉄
`心体と平板材の関係を示す斜視図
`【図16】同の他の例の電動機の固定子の単位鉄心体と
`平板材の関係を示す斜視図
`【図17】本発明の実施例6の電動機の固定子の単位鉄
`心の正面図
`【図18】同電動機の固定子の単位鉄心体と平板材の樹
`脂インサート成形具の斜視図
`【図19】同電動機の固定子の単位鉄心体と平板材の関
`係を示す斜視図
`【図20】本発明の実施例7の電送機の固定子の単位鉄
`心体のユニットの状態を示す斜視図
`【図21】同電動機の固定子の巻線導体を巻装した単位
`鉄心体のユニットの状態を示す斜視図
`【図22】同電動機の固定子の単位鉄心体のユニットを
`重ね合わす状態を示す斜視図
`【図23】本発明の実施例8の電動機の固定子の単位鉄
`心体のユニットの結合状態を示す斜視図
`【図24】同電動機の固定子の単位鉄心体のユニットの
`巻線導体の巻装状態を示す正面図
`【図25】本発明の実施例9の電動機の固定子の巻線導
`体の巻装状態を示す斜視図
`【図26】本発明の実施例10の電動機の固定子の巻線
`導体の巻装状態を示す斜視図
`【図27】同電動機の固定子の単位鉄心体ユニットの巻
`線導体を巻装した斜視図
`【図28】本発明の実施例11の電動機の固定子の単位
`鉄心体と平板材の関係を示す斜視図
`【図29】同電動機の固定子の単位鉄心体を平板材で保
`
`Petitioners Exhibit 1008
`Page 8
`
`
`
`15
`
`持した状態を示す斜視図
`【図30】本発明の実施例12の電動機の固定子の平板
`材の結合状態を示す斜視図
`【図31】本発明の実施例13の電動機の固定子の平板
`材の結合状態を示す斜視図
`【図32】本発明の実施例14の電動機の固定子の平板
`材の結合状態を示す斜視図
`【図33】本発明の実施例15の電動機の固定子のリン
`グ材による結合状態を示す斜視図
`【図34】本発明の実施例16の電動機の固定子の単位
`鉄心体の結合状態を示す斜視図
`【図35】従来の電動機の固定子の打抜き状態を示す正
`面図
`【図36】同電動機の固定子の歯部と継鉄部の関係を示
`す斜視図
`【図37】同電動機の固定子の歯部と継鉄部の結合状態
`を示す拡大図
`【符号の説明】
`1 平面部
`2 継鉄部鉄心
`2A 継鉄部鉄心
`2B 継鉄部鉄心
`3 回転子対向面
`4 ポールシュー部
`4A ポールシュー部
`5 歯部鉄心
`6 単位鉄心
`6A 単位鉄心
`6B 単位鉄心
`7 打抜き工程
`8 単位鉄心体
`8A 単位鉄心体
`8B 単位鉄心体
`8C 単位鉄心体
`8D 単位鉄心体
`8E 単位鉄心体
`8F 単位鉄心体
`8G 単位鉄心体
`
`(9)
`
`*
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`1010
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`2020
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`3030
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`*
`
` 特開平11−341717
`16
`
`9 巻線導体
`11 継鉄部
`11A 継鉄部
`11B 継鉄部
`12 歯部
`14 円弧形状面
`15 結合用凹部
`16 インサート成形具
`16A インサート成形具
`17 樹脂膜
`17A 樹脂膜
`18 凸部
`18A 凸部
`19 平板材
`19A 平板材
`19B 平板材
`19C 平板材
`19D 平板材
`19E 平板材
`20 結合用凸部
`21 切り込み部
`21A 切り込み部
`21B 切り込み部
`22 リング
`22A リング
`23 リブ
`24 嵌合孔
`25 巻線機
`28 冶具A
`29 冶具B
`30 駆動部
`31 かしめ部材
`32 突出部
`33 ビス
`34 結合ピン
`35 嵌合孔
`36 結合部
`
`【図1】
`
`【図4】
`
`【図5】
`
`【図6】
`
`Petitioners Exhibit 1008
`Page 9
`
`
`
`(10)
`
` 特開平11−341717
`
`【図2】
`
`【図3】
`
`【図9】
`
`【図7】
`
`【図8】
`
`【図10】
`
`【図11】
`
`【図17】
`
`Petitioners Exhibit 1008
`Page 10
`
`
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`(11)
`
` 特開平11−341717
`
`【図12】
`
`【図13】
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`【図27】
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`【図14】
`
`【図15】
`
`【図16】
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`【図18】
`
`Petitioners Exhibit 1008
`Page 11
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`
`
`(12)
`
` 特開平11−341717
`
`【図19】
`
`【図20】
`
`【図21】
`
`【図22】
`
`【図23】
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`【図30】
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`Petitioners Exhibit 1008
`Page 12
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`(13)
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` 特開平11−341717
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`【図24】
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`【図25】
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`【図36】
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`【図26】
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`【図28】
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`【図31】
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`Petitioners Exhibit 1008
`Page 13
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`(14)
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` 特開平11−341717
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`【図29】
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`【図32】
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`【図33】
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`【図34】
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`【図35】
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`【図37】
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`Petitioners Exhibit 1008
`Page 14
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