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`
`(54) [fififl ODéZufiF]
`
`fijlfifilfi
`
`(57)【要約】
`【目的】 きめの細かいLEDの発光光量の制御を行
`う。
`【構成】 データラッチ信号の受信に応答したLED点
`灯とともに設定スイッチ部1に設定された光量レベル
`が、カウンタ回路部2に設定される。次に、時刻T=t
`0 +T50 から光量制御パルスを設定された光量レベルに
`相当するパルス数だけカウントし、光量レベルが満たさ
`れたとき、ゲート回路3及び遅延回路部4を経てブラン
`ク信号をハイレベルにしてLEDを消灯させる。
`【効果】 外部信号の受信周期間隔の間の任意の時間帯
`でLEDの発光時間を制御することができる。
`
`Kinetic Technologies,
`
`Inc.
`
`Exhibit 1007
`
`Page 1
`
`
`
`1
`
`【特許請求の範囲】
`【請求項1】 マトリクス型のLEDを用いた発光装置
`であって、
`前記LEDの発光を指示する所定周期の外部信号を受信
`する受信手段と、
`前記LEDの発光光量を設定する設定手段と、
`前記外部信号の受信を契機として前記設定手段に設定さ
`れた前記発光光量に相当する光が前記LEDから発光さ
`れるように、前記外部信号の前記所定周期間隔の間の任
`意な時間帯で前記LEDの発光時間を制御する制御手段
`とを有することを特徴とする発光装置。
`【請求項2】 前記制御手段は前記発光時間を計測する
`ために所定のパターンを有する制御パルスを用いること
`を特徴とする請求項第1項に記載の発光装置。
`【請求項3】 前記制御手段は前記発光時間を計測する
`ために所定周波数のクロックを制御パルスとして用いる
`ことを特徴とする請求項第1項に記載の発光装置。
`【発明の詳細な説明】
`【0001】
`【産業上の利用分野】本発明は、発光装置に関し、特
`に、例えば、マトリクス型のLEDを用いた発光装置に
`関するものである。
`【0002】
`【従来の技術】従来、数多くのLEDが使用されている
`マトリクス型のLED表示装置では、複数のLEDで構
`成されるユニット毎に明るさを制御し、複数のユニット
`で構成される大きな表示パネル全体として明るさのばら
`つきがなくなるようにしていた。このため、LEDの点
`灯時間に関して、各ユニット単位にLEDの発光光量制
`御のタイミングパルスをカウントすることによって、L
`EDの発光光量がそのカウント数(n)に比例するよう
`に制御が行われていた。例えば、表示データ入力が周期
`的であって、1表示データ入力に対するLED最大点灯
`時間の間にタイミングパルスがN回あるとすると、タイ
`ミングパルス数(n)が0≦n≦Nの範囲のあるタイミ
`ングでLEDを消灯させることによって、LED点灯時
`間が可変、即ち、発光光量が可変となるようになってい
`た。
`【0003】ここで、1表示データ入力に対するLED
`最大点灯時間とは、あるデータが装置でラッチされてか
`ら次のデータがラッチされるまでの時間であり、LED
`最大点灯時間(T100 )、LEDが点灯されるとは連続
`点灯(消灯時間がない)ことを意味する。また、これ以
`降、点灯時間(T)は1表示データ入力に対するLED
`点灯時間についてのみ言及し、その時間をパーセント
`(%)で表現するものとする。即ち、点灯時間がT=0
`%とは消灯を、T=100%とは連続点灯を、T=50
`%とは最大点灯時間(T100 )の2分の1の時間点灯し
`て発光光量が最大点灯時間(T100 )の1/2となるこ
`とを意味する。
`
`(2)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平5−35208
`2
`
`【0004】
`【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
`例では、点灯時間がT=0%や0%に近い値で実際に装
`置が使用されることはないにもかかわらず、この範囲で
`もLED点灯時間が可変となるような構成になってお
`り、その結果、実際に頻繁に使用されるLED点灯時間
`(T)の範囲での時間設定の分解能が低下するという問
`題点があった。例えば、16段階の時間設定分解能があ
`る装置において、仮に、T=50〜100%の範囲で時
`間設定が均等分割できるとすると、各段階の間の分解能
`は3.125 %であるが、T=0〜100%の範囲で時間設
`定が均等分割になされると各段階の間の分解能は6.25%
`に低下する。
`【0005】このような問題を解決するために、時間設
`定可能範囲を特定の狭い領域に限定して時間設定分解能
`を向上させることもできるが、そのためには発光光量制
`御用タイミングパルスが単一周波数のクロックパルスで
`はなく、LED点灯後のパルス幅を長く、その後の時間
`設定可能範囲のパルス幅を短くするような変則的なパル
`スが必要である。このような変則的パルス発生のために
`は複雑なクロック回路が必要であり、装置の信頼性やコ
`ストの面からやはり問題であった。
`【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
`で、簡単な制御できめの細かい光量制御が可能な発光装
`置を提供することを目的とする。
`【0007】
`【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
`に本発明の発光装置は、以下の様な構成からなる。即
`ち、マトリクス型のLEDを用いた発光装置であって、
`前記LEDの発光を指示する所定周期の外部信号を受信
`する受信手段と、前記LEDの発光光量を設定する設定
`手段と、前記外部信号の受信を契機として前記設定手段
`に設定された前記発光光量に相当する光が前記LEDか
`ら発光されるように、前記外部信号の前記所定周期間隔
`の間の任意な時間帯で前記LEDの発光時間を制御する
`制御手段とを有することを特徴とする発光装置を備え
`る。
`【0008】
`【作用】以上の構成により、本発明は外部信号の周期間
`隔の間の任意な時間帯で設定手段に設定された発光光量
`に相当するようにLEDの発光時間を制御するよう動作
`する。
`【0009】
`【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
`例を詳細に説明する。
`【0010】[装置構成の概要(図1〜図2)]図1
`は、以下に説明する本発明の3つの代表的な実施例で共
`通に用いるLED表示制御装置の基本構成を示すブロッ
`ク図である。図1に示す装置ではマトリクス型LED表
`示装置1ユニットの光量制御を行うことができる。図1
`
`Page 2
`
`
`
`3
`において、1は、設定スイッチ部であり、1ユニット分
`のLEDの光量をプリセットする。2は、データラッチ
`信号入力によって設定スイッチ部1にプリセットされた
`光量をロードし、光量制御パルスをクロックとしてプリ
`セットされた光量に対応するカウント数をカウントする
`カウンタ回路部である。3は、設定スイッチ部1にプリ
`セットされた光量に対応するカウント数が光量制御パル
`スによってカウントされたとき、信号レベルが“ロー”
`レベルから“ハイ”レベルに変わり、ハイレベルの信号
`を出力するAND回路で構成されるゲート回路部であ
`る。4は、ゲート回路部からの信号を入力し、クロック
`とデータラッチ信号がリセット信号として供給されて動
`作し、後述するブランク信号を出力する遅延回路部であ
`る。5は、ブランク信号、データラッチ信号、データク
`ロック信号、そして、データ信号を受信して1ユニット
`分をLEDを所定時間、発光させるLEDドライブ回路
`である。6は、光量制御パルスをゲート回路部3の出力
`に基づいてカウンタ回路部2に供給するAND回路で構
`成されるカウンタクロックゲートである。また、14は
`クロック、15は光量制御パルスを発生するパルスジェ
`ネレータである。
`【0011】図2は、LEDドライブ回路5の詳細な構
`成を示す図である。図2において、7はシフトレジスタ
`回路、8は表示データ信号をラッチするラッチ回路、9
`はゲート回路、10はセグメントドライブ回路、11は
`デコード回路、12はコモンドライブ回路、そして、1
`3はLEDマトリックス(16行×16列)である。
`[装置動作の概要]まず、設定スイッチ1に所定の光量
`をプリセットしておく。次にデータラッチ信号を受信す
`ると、これを契機としてカウンタ回路部2は、まずカウ
`ンタ回路部2に設定されていたカウンタ値をリセットし
`て設定スイッチ1にプリセットされた所定の光量レベル
`に対応するカウント値をロードする。これと同時に、カ
`ウンタ回路部2は、ゲート回路部3からの出力が“ロ
`ー”レベルになるようリセット信号を発信する。これを
`受けて、ゲート回路部3からの“ロー”レベル信号は、
`カウンタクロックゲート6の入力端子Bにフィードバッ
`クされて入力される。このとき、その入力端子Bには入
`力信号が反転されて入力されるので、カウンタクロック
`ゲート6の入力端子Bには、“ハイ”レベル信号が供給
`される。
`【0012】さて、遅延回路部4ではデータラッチ信号
`をリセット信号として動作しブランク信号が“ハイ”か
`ら“ロー”に変わりLED発光抑止が解除される。ブラ
`ンク信号とは、遅延回路部4からLEDドライブ回路5
`に発信される信号であり、この信号が“ハイ”状態のと
`きにはLED発光が抑止されるように、“ロー”状態の
`ときにはLED発光が行われるようにLEDドライブ回
`路5は制御を行う。
`【0013】次に、カウンタ回路部2は、後述する各実
`
`(3)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
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`50
`50
`
` 特開平5−35208
`4
`施例で言及する周波数の光量制御パルスをカウンタクロ
`ックゲート6を通して受信し、これをカウンタ計数信号
`として用い、パルスをカウントする。このパルスカウン
`ト値がプリセットされた所定の光量に対応するカウント
`値となったときに、ゲート回路部3の出力は“ロー”レ
`ベルから“ハイ”レベルに変わり、“ハイ”レベルの信
`号を遅延回路部4に出力する。遅延回路部4では、これ
`を受信後、回路構成に依存した所定の遅延時間の後、ブ
`ランク信号を“ロー”レベルから“ハイ”レベルに変え
`て、“ハイ”レベルの信号をLEDドライブ回路5に出
`力する。LEDドライブ回路5ではこれに応じて、LE
`D発光を抑止する。
`【0014】一方、ゲート回路部3の出力は分岐して、
`“ハイ”レベルの信号はカウンタクロックゲート6の入
`力端子Bに入力される。これを契機にカウンタ回路部2
`へのクロック供給は停止し、カウンタ計数動作も停止す
`る。
`【0015】以降、次のデータラッチ信号入力までLE
`Dの発光は停止する。
`【0016】[設定スイッチの構成(図3)]以下に説
`明する3つの実施例において、共通に使用する設定スイ
`ッチ1の構成を図3に示す。設定スイッチ1は、バイナ
`リ4ビットコードスイッチであり、4ビットのオン・オ
`フの組み合わせ、即ち、スイッチ31〜34のオン・オ
`フの組み合わせによって16段階(0レベルから15レ
`ベルまで)のLEDの明るさを設定できるようになって
`いる。例えば、スイッチ31〜34の全てがオンとなっ
`ているなら0レベル、スイッチ31〜34の全てがオフ
`となっているなら15レベルとなるように、つまり負論
`理で定義する。
`【0017】以下に3つの実施例を説明するが、これら
`の実施例においては図1〜図3を用いて説明した装置を
`共通に使用するので、すでに説明した装置構成要素には
`共通の装置参照番号を用い説明を省略する。また、すで
`に説明した共通な装置動作の説明も省略する。
`【0018】[第1実施例(図4〜図6)]ここでは、
`特定のパルスパターンをもつ光量制御パルスをパルスジ
`ェネレータ15から供給することによってLED光量の
`制御を行う場合について説明する。図4は、本実施例の
`特徴であるDフリップフロップを1段用いた遅延回路部
`4の構成を示すブロック図である。図4において、4a
`はDフリップフロップである。本実施例では、D側に入
`力されたゲート回路部3の出力が、光量制御パルスをク
`ロックとしてQ側からブランク信号としてLEDドライ
`ブ回路5に出力される。図5は、パルスジェネレータ1
`5の詳細な構成を示す論理回路図である。この回路は公
`知の技術によって構成されるので、詳細な説明は省略す
`るが、クロック14の供給を受けて図6の62に示すよ
`うな光量制御パルスを発生する。図6は、本実施例のL
`ED表示制御装置にデータラッチ信号が入力されてか
`
`Page 3
`
`
`
`5
`ら、どのようにLEDの点灯時間が設定スイッチ部1に
`プリセットされた値によって制御されるかを示した各制
`御信号のタイムチャートである。
`【0019】まず最初に、設定スイッチ部1のスイッチ
`31〜34の全てがオンとなって0レベルが設定されて
`いる場合について考える。このときは、データラッチ信
`号61が時刻T=t0 において、カウンタ回路部2に入
`力されると、カウント値“1”がセットされる。データ
`ラッチ信号61の入力とともに、ブランク信号は“ロ
`ー”レベルになってLEDは点灯するが、図6の62に
`示すような光量制御パルスが供給されるので、時刻T=
`t0 からT=t0 +T50 までは、カウンタクロックゲー
`ト6からカウンタ回路部2へのパルスは供給されず、カ
`ウント計数も行われない。従って、ブランク信号63は
`“ロー”レベルのままとなりLED点灯は続く。
`【0020】しかし、時刻T=t0 +T50 において、光
`量制御パルス62の最初のパルスが供給されると、カウ
`ンタクロックゲート6からカウンタ回路部2へのパルス
`が供給される。さて、カウンタ回路部2にセットされた
`カウント値は“1”なので、最初のパルス入力でカウン
`タ回路部2はゲート回路部3の出力を“ロー”レベルか
`ら“ハイ”レベルにするように制御信号を送る。これに
`応じて、ゲート回路部3が“ハイ”レベルの信号を遅延
`回路部4に入力すると、遅延回路部4から出力されるブ
`ランク信号63が“ロー”レベルから“ハイ”レベルに
`なってLEDが消灯される。図6によると、光量制御パ
`ルス62の最初のパルスは、データラッチ信号61のパ
`ルス間隔(T100 )の2分の1の時間で供給されるの
`で、設定スイッチ部1に0レベルが設定されている場
`合、50%の点灯時間となるように制御がなされる。
`【0021】次に、設定スイッチ部1のスイッチ31、
`33、34がオンに32がオフとなって4レベルが設定
`されている場合について考える。このときは、データラ
`ッチ信号61が時刻T=t0 において、カウンタ回路部
`2に入力されると、カウント値“4”がセットされる。
`ここでも、前述のケースと同様に、時刻T=t0 +T50
`において、光量制御パルス62の最初のパルスが供給さ
`れ、カウンタ回路部2におけるカウント計数が始まる。
`今回の場合は、4つ目のパルスが入力されたときに、ゲ
`ート回路部3の出力信号が“ハイ”レベルになって、そ
`の信号が遅延回路部4に供給される。遅延回路部4が
`“ハイ”レベルを受信し、光量制御パルス62が次に立
`ち上がると、前述と同様にブランク信号64が“ロー”
`レベルから“ハイ”レベルになってLEDが消灯され
`る。図6によると、光量制御パルス62のパルス間隔
`は、データラッチ信号61のパルス間隔(T100 )の3
`0分の1なので、設定スイッチ部1に4レベルが設定さ
`れている場合、50%+(1/30)×4×100%=
`63.3%の点灯時間となるように制御がなされる。
`【0022】従って本実施例に従えば、パルスジェネレ
`
`(4)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平5−35208
`6
`ータ15から供給される特有なパターンを有する光量制
`御パルスと設定スイッチ部1に設定された16段階の光
`量レベルに基づいて、LED点灯時間を50〜100%
`の範囲で16段階に制御することができる。
`【0023】[第2実施例(図7)]第1実施例ではパ
`ルスジェネレータ15を用いて特定のパルスパターンを
`もつ光量制御パルスを供給することによってLED光量
`制御を行う場合について説明したが、本実施例ではパル
`スジェネレータ15を用いずに、直接、クロック14か
`ら供給される一定周波数のクロックパルスを光量制御パ
`ルスとして用いてLED光量制御を行う場合について説
`明する。
`【0024】本実施例では、クロックパルスと光量制御
`パルスとが共通信号となってパルスジェネレータ15が
`不要となり、遅延回路部4に5段シフトレジスタを用い
`る他は、第1実施例と同じ回路構成である。ここでは、
`5段シフトレジスタはDフリップフロップを5個直列に
`接続して構成されるものとしている。図7は、本実施例
`のLED表示制御装置にデータラッチ信号71が時刻T
`=t0 で入力後、どのようにLEDの点灯時間が設定ス
`イッチ部1にプリセットされた値によって制御されるか
`を示した各制御信号のタイムチャートである。図7で
`は、データラッチ信号71のパルス間隔(T100 )の2
`0分の1の周期をもつクロックパルス72が光量制御パ
`ルスとして供給されている例を示している。
`【0025】まず最初に、設定スイッチ部1のスイッチ
`31〜34の全てがオンとなって0レベルが設定されて
`いる場合について考える。データラッチ信号61が時刻
`T=t0 において、カウンタ回路部2に入力されると、
`カウント値“0”がセットされる。データラッチ信号6
`1の入力とともに、ブランク信号は“ロー”レベルにな
`ってLEDは点灯する。さて、カウンタ回路部2にセッ
`トされたカウント値は“0”なので、図7の72に示す
`ように時刻T=t0 において、カウンタ回路部2はゲー
`ト回路部3の出力を“ロー”レベルから“ハイ”レベル
`にするように制御信号を送る。これに応じて、ゲート回
`路部3が“ハイ”レベルの信号を遅延回路部4に入力す
`る。
`【0026】しかしながら、遅延回路部4がDフリップ
`フロップを5個直列に接続した構成の5段シフトレジス
`タなので、時刻T=t0 における最初のパルスでは、出
`力のブランク信号は“ロー”レベルから“ハイ”レベル
`にはならない。図7に示すようにブランク信号73は、
`5つ目のクロックパルスが入力される時刻T=t0 +
`(T100 /20)×5で、“ロー”レベルから“ハイ”
`レベルに変わりLEDが消灯される。この結果、設定ス
`イッチ部1に0レベルが設定されている場合、25%の
`点灯時間となるように制御がなされる。
`【0027】次に、設定スイッチ部1のスイッチ31、
`33、34がオンに32がオフとなって4レベルが設定
`
`Page 4
`
`
`
`7
`されている場合について考える。このときは、データラ
`ッチ信号61が時刻T=t0 において、カウンタ回路部
`2に入力されると、カウント値“4”がセットされる。
`ここでも、前述のケースと同様に、時刻T=t0 からカ
`ウント計数が始まるが、今回の場合は、4つ目のパルス
`が入力されたときに、ゲート回路部3の出力信号が“ハ
`イ”レベルになって、その信号が遅延回路部4に供給さ
`れる。しかしながら、すでに説明したように遅延回路部
`4の出力のブランク信号74が“ロー”レベルから“ハ
`イ”レベルに変化するのは、時刻T=t0 +(T100 /
`20)×9においてである。この結果、設定スイッチ部
`1に4レベルが設定されている場合、45%の点灯時間
`となるように制御がなされる。
`【0028】従って本実施例に従えば、データラッチ信
`号71のパルス間隔(T100 )の20分の1のクロック
`パルスを光量制御パルスとして用い、設定スイッチ部1
`に設定された16段階の光量レベルに基づいて、LED
`点灯時間を25〜95%の範囲で16段階に制御するこ
`とができる。
`【0029】[第3実施例(図8〜図10)]第2実施
`例では、遅延回路部4に5段のシフトレジスタを用い、
`一定周期のクロックパルスを光量制御パルスとして用い
`てLED光量制御を行う場合について説明したが、本実
`施例では遅延回路部4に第2実施例より短周期のクロッ
`クパルスを用いて、さらに狭い範囲での細かいLED光
`量制御を行う場合について説明する。
`【0030】図8は、本実施例において用いられる遅延
`回路部4の構成を示すブロック図である。図8におい
`て、81はゲート回路部3からの信号を入力するAND
`回路、82は4ビットカウンタ、83は4ビットカウン
`タ82の各ビット出力84〜87を入力とするAND回
`路である。この遅延回路部4では、データラッチ信号を
`リセット信号として受信し、カウンタ値を“ゼロ”にリ
`セットされ、それ以後、15個のクロックパルスが供給
`された後、各ビット出力84〜87がオンとなりAND
`回路83から“ハイ”レベルが出力される。
`【0031】また、図9は、本実施例のLED表示制御
`装置にデータラッチ信号91が時刻T=t0 で入力後、
`どのようにLEDの点灯時間が設定スイッチ部1にプリ
`セットされた値によって制御されるかを示した各制御信
`号のタイムチャートである。図9では、データラッチ信
`号91のパルス間隔(T100 )の30分の1の周期をも
`つクロックパルス92が光量制御パルスとして供給され
`ている例を示している。
`【0032】まず最初に、設定スイッチ部1のスイッチ
`31〜34の全てがオンとなって0レベルが設定されて
`いる場合について考える。この時、最初のクロックパル
`ス入力時(時刻T=t0 )にゲート回路部3が“ハイ”
`レベルの信号を遅延回路部4に供給するが、そのときに
`は、同時にデータラッチ信号91の入力があるので、カ
`
`(5)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平5−35208
`8
`ウンタ値はゼロリセットの状態となり、遅延回路部4か
`らのブランク信号93は“ロー”レベルのままである。
`その後、15個のクロックパルスが入力されると、カウ
`ンタ値がカウントアップされて各ビット出力84〜87
`がオンとなりAND回路83から“ハイ”レベルが出力
`されLEDが消灯される。この結果、設定スイッチ部1
`に0レベルが設定されている場合、50%の点灯時間と
`なるように制御がなされる。
`【0033】次に、設定スイッチ部1のスイッチ31、
`33、34がオンに32がオフとなって4レベルが設定
`され、データラッチ信号91の時刻T=t0 における入
`力さに伴って、カウンタ回路部にカウント値“4”がセ
`ットされる場合について考える。この場合は、4つ目の
`パルスが入力されたときに、ゲート回路部3の出力信号
`が“ハイ”レベルになって、その信号が遅延回路部4に
`供給される。しかしながら、すでに説明したように遅延
`回路部4の出力のブランク信号94が“ロー”レベルか
`ら“ハイ”レベルに変化するのは、ゲート回路部3の出
`力信号が“ハイ”レベルになった後に、15個のクロッ
`クパルスが入力された時刻T=t0 +(T100 /30)
`×19においてである。この結果、設定スイッチ部1に
`4レベルが設定されている場合、63.3%の点灯時間
`となるように制御がなされる。
`【0034】従って本実施例に従えば、データラッチ信
`号91のパルス間隔(T100 )の30分の1のクロック
`パルス92を光量制御パルスとして用い、設定スイッチ
`部1に設定された16段階の光量レベルに基づいて、L
`ED点灯時間を50〜100%の範囲で16段階に制御
`することができる。
`【0035】なお、本実施例では遅延回路部4に4ビッ
`トカウンタを1つと2つのAND回路を用いる構成とし
`たが、例えば、図10に示すようなDフリップフロップ
`101と1つのAND回路102で遅延回路部4を構成
`しても同じ制御を行うことができる。
`【0036】上述の説明では、本発明の好適な実施例の
`みが示された。様々な態様が、本明細書に記載の特許請
`求の範囲によつてのみ限定される本発明の範囲から逸脱
`することなく、当業者には明らかである。それ故に、本
`発明はここで示され説明された実施例のみに限定される
`ものではない。
`【0037】
`【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
`部信号の受信間隔の間の任意な時間帯でLEDの発光時
`間を制御することができる効果がある。
`【図面の簡単な説明】
`【図1】本発明の代表的な実施例であるLED表示制御
`装置を示すブロック図である。
`【図2】LEDドライブ回路の詳細な構成を示すブロッ
`ク図である。
`【図3】設定スイッチの構成を示す図である。
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`9
`【図4】第1実施例に従うDフリップフロップを1段用
`いた遅延回路部の構成を示すブロック図である。
`【図5】第1実施例に従うパルスジェネレータの構成を
`示すブロック図である。
`【図6】第1実施例に従う光量制御パルスとブランク信
`号のタイムチャートを示す図である。
`【図7】第2実施例に従う光量制御パルスとブランク信
`号のタイムチャートを示す図である。
`【図8】第3実施例に従う遅延回路部の構成を示すブロ
`ック図である。
`【図9】第3実施例に従う光量制御パルスとブランク信
`号のタイムチャートを示す図である。
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`(6)
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`1010
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` 特開平5−35208
`10
`【図10】第3実施例に従う、より単純な遅延回路部の
`構成を示すブロック図である。
`【符号の説明】
`1 設定スイッチ部
`2 カウンタ回路部
`3 ゲート回路部
`4 遅延回路部
`5 LEDドライブ回路
`6 カウンタクロックゲート
`14 クロック
`15 パルスジェネレータ
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`【図1】
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`【図3】
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`【図4】
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`(7)
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` 特開平5−35208
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`【図2】
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`【図5】
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`(8)
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` 特開平5−35208
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`【図6】
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`Page 8
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`(9)
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` 特開平5−35208
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`【図7】
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`【図8】
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`Page 9
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`(10)
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` 特開平5−35208
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`【図9】
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`(11)
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` 特開平5−35208
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`【図10】
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