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`
`
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`
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`
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`
`(57)【要約】
`【課題】 車両操作補助装置の種々の状態を簡単な構造
`で表示可能とする。
`【解決手段】 少なくとも走行駆動用の機関の状態及び
`車両走行状態を表示するメータ装置Mと車両の車速制御
`等の操作を補助する前車追従型の自動速度制御装置37
`の状態を検出する補助装置状態検出手段17とを備え、
`メータ装置Mの指針3の輝度、色彩、点滅等の表示情報
`を変更可能とし、少なくとも前車追従型の自動速度制御
`装置37の状態に応じて指針3を可変制御する制御回路
`17を設けた。そして、前車追従型の自動速度制御装置
`37の状態に応じて指針3の輝度、色彩、点滅等の表示
`情報を変化させ、運転者に視認性良く認識させることが
`できる。
`
`Honda Ex. 1004
`
`AMH00459
`
`

`

`1
`
`【特許請求の範囲】
`【請求項1】 少なくとも走行駆動用の機関の状態、及
`び車両走行状態を表示するメータ装置と、
`車両の車速制御等の操作を補助する車両操作補助装置の
`状態を検出する補助装置状態検出手段とを備え、
`前記メータ装置に表示情報を変更可能な可変表示部を設
`け、
`少なくとも前記車両操作補助装置の状態に応じて前記可
`変表示部を可変制御する制御手段を設けたことを特徴と
`する自動車用表示装置。
`【請求項2】 請求項1記載の自動車用表示装置であっ
`て、
`前記メータ装置は、指針表示のアナログタイプであり、
`前記可変表示部は、輝度、色彩、点滅等の表示情報を変
`化させる指針であることを特徴とする自動車用表示装
`置。
`【請求項3】 請求項1記載の自動車用表示装置であっ
`て、
`前記メータ装置は、数字表示のディジタルタイプであ
`り、
`前記可変表示部は、前記数字表示に隣設され、輝度、色
`彩、点滅等の表示情報を変化させる発光部であることを
`特徴とする自動車用表示装置。
`【請求項4】 請求項2又は3のいずれかに記載の自動
`車用表示装置であって、
`前記車両操作補助装置は、前方車両の状況に応じて自車
`の速度を設定車速に制御する前車追従型の自動速度制御
`装置であり、
`前記可変表示部は、輝度、色彩、点滅等の表示情報によ
`り、前記自動速度制御装置が作動中か、同作動中で且つ
`加速中か減速中か、同作動中で先行車追従中か、同作動
`中で設定車速で走行中かの情報を運転者に認識させるこ
`とを特徴とする自動車用表示装置。
`【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の自動車
`用表示装置であって、
`前記車両操作補助装置は、地図情報を提示するナビゲー
`ション装置であり、
`車速を検出する車速検出手段を設け、
`前記制御手段は、走行中の道路の種類、曲率等の地図情
`報と車速とに応じて可変表示部を変化させることを特徴
`とする自動車用表示装置。
`【請求項6】 請求項5に記載の自動車用表示装置であ
`って、
`前記車両操作補助装置は、アンチロックブレーキ制御を
`行なうアンチロックブレーキ制御装置、駆動輪の駆動力
`制御を行なうトラクションコントロール装置を含み、
`前記アンチロックブレーキ制御装置の作動状況を検出す
`るブレーキ制御検出手段、トラクションコントロール装
`置の作動状況を検出する駆動力制御検出手段を設け、
`前記制御手段は、走行中の道路の種類、曲率等の地図情
`
`(2)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`2
`報と車速とアンチロックブレーキ制御装置の作動状況と
`トラクションコントロール装置の作動状況とに応じて可
`変表示部を変化させることを特徴とする自動車用表示装
`置。
`【請求項7】 請求項5に記載の自動車用表示装置であ
`って、
`前記車両操作補助装置は、前照灯、ワイパー装置を含
`み、
`前記前照灯の点灯有無を検出する前照灯検出手段、及び
`ワイパーの作動有無を検出するワイパー検出手段を設
`け、
`前記制御手段は、走行中の道路の種類、曲率等の地図情
`報と前照灯の点灯有無とワイパーの作動有無とに応じて
`可変表示部を変化させることを特徴とする自動車用表示
`装置。
`【請求項8】 請求項4〜7のいずれかに記載の自動車
`用表示装置であって、
`自車の車速を検出する車速検出手段を設け、
`先行車との車間距離及び相対速度を計測する衝突計測手
`段を設け、
`前記制御手段は、前記計測した車間距離及び相対速度に
`より自車が先行車に衝突しない上限速度を算出し、該上
`限速度と前記検出した自車車速とに応じて、前記可変表
`示部を変化させることを特徴とする自動車用表示装置。
`【請求項9】 請求項4〜7のいずれかに記載の自動車
`用表示装置であって、
`自車の車速を検出する車速検出手段を設け、
`シフト位置を検出するシフト位置検出手段を設け、
`前記制御手段は、検出した車速及びシフト位置から燃費
`効率の良い許容車速を算出し、該許容車速と前記検出し
`た自車車速とに応じて前記可変表示部を変化させること
`を特徴とする自動車用表示装置。
`【請求項10】 請求項4〜7のいずれかに記載の自動
`車用表示装置であって、
`自車の車速を検出する車速検出手段を設け、
`ステアリング舵角を検出する舵角検出手段を設け、
`天候、路面摩擦係数等の走行環境を検出する環境検出手
`段を設け、
`前記制御手段は、検出車速、及び走行環境により、自車
`がスピンしない許容舵角を算出し、該許容舵角と前記検
`出舵角とに応じて前記可変表示部を変化させることを特
`徴とする自動車用表示装置。
`【請求項11】 請求項4〜10のいずれかに記載の自
`動車用表示装置であって、
`前記設定車速、上限速度、許容車速、許容舵角などの特
`定走行状態を指示するポインタを設けたことを特徴とす
`る自動車用表示装置。
`【請求項12】 請求項1〜3のいずれかに記載の自動
`車用表示装置であって、
`前記車両操作補助装置は、複数種備えられ、
`
`AMH00460
`
`

`

`3
`該複数種の車両操作補助装置の各作動状態、及び車両状
`態を検出する作動状態検出手段を設け、
`前記制御手段は、各車両操作補助装置の状態に応じた可
`変表示部の可変制御を、車両状態、各車両補助装置の状
`態に応じて自動的に選択することを特徴とする自動車用
`表示装置。
`【請求項13】 請求項1〜3のいずれかに記載の自動
`車用表示装置であって、
`前記車両操作補助装置は、複数種備えられ、
`該各車両操作補助装置の状態に応じた可変表示部の可変
`制御を手動で切換え可能なモードスイッチを設けたこと
`を特徴とする自動車用表示装置。
`【発明の詳細な説明】
`【0001】
`【発明の属する技術分野】この発明は、車両用のメータ
`装置を利用して車両操作補助装置の状態に応じた表示を
`可能とした自動車用表示装置に関する。
`【0002】
`【従来の技術】従来の自動車用表示装置としては例え
`ば、図24に示す自動車用メータ装置がある(実公昭6
`4−27781号公報参照)。即ち、この自動車用メー
`タ装置は例えば自動車のスピードメータであり、目盛盤
`1上に指針3を備えている。
`【0003】前記指針3の指針軸5には光導入部7が設
`けられている。前記目盛盤1の下側には前記光導入部7
`に対応して導光部材9が設けられている。導光部材9の
`一端側には照明ランプ11が配置されている。前記導光
`部材9の他端側には警告ランプ13が設けられている。
`この警告ランプ13に対向して前記導光部材9には黄色
`の警告用レンズ15が設けられている。
`【0004】そして、警告ランプ13が消灯している
`時、照明ランプ11の光が導光部材9を介して光導入部
`7から指針3に導かれて発光し、夜間等でも指針3を明
`確に指示することができる。又、油圧が所定の値よりも
`低い時等に警告ランプ13が点灯すると、光が警告用レ
`ンズ15を透過し導光部材9を介して光導入部7から指
`針3に導かれる。これによって指針3は警告ランプ13
`の消灯時の色(白色)とは異なる黄色に発光する。この
`ような指針3の黄色に変色した発光によって運転者は油
`圧が所定の値よりも低いこと等の警告を見落とすことな
`く確実に気付くことができる。
`【0005】
`【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
`車両用メータを速度警報に適用した場合、ある車速の条
`件を設定し、この設定条件を上回るか否かによって速度
`警報を行なうことができる。
`【0006】しかしながら、一般道路と高速道路とでは
`最高車速が異なるため道路の種類に応じて設定条件を変
`える必要がある。即ち、警報のタイミングや警報車速の
`設定条件、あるいは警報する目的は車両の状態あるいは
`
`(3)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`4
`道路環境等に応じて異なるため、このような種々の設定
`条件を上記のように指針3の色を単純に変えることのみ
`によって行なうことは困難であるという問題があった。
`【0007】これに対しメータ装置を利用せずに別に液
`晶表示装置を設け、種々の設定条件を的確に表示してこ
`れを運転者に認識させることは可能である。
`【0008】しかしながら、運転者は、走行中にメータ
`装置を頻繁に確認するが、この確認の最中に液晶装置を
`見ることは違和感を感ずる恐れがある。また、液晶装置
`等を用いるとこれを設ける特別のスペース等が必要とな
`り、又コストアップの原因となる恐れがある。
`【0009】そこでこの発明は、自動車が置かれている
`種々の環境条件等によって様々に変化する設定条件を簡
`単な構造によって違和感なく的確に表示することのでき
`る自動車用表示装置の提供を目的とする。
`【0010】
`【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
`に請求項1の発明は、少なくとも走行駆動用の機関の状
`態、及び車両走行状態を表示するメータ装置と、車両の
`車速制御等の操作を補助する車両操作補助装置の状態を
`検出する補助装置状態検出手段とを備え、前記メータ装
`置に表示情報を変更可能な可変表示部を設け、少なくと
`も前記車両操作補助装置の状態に応じて前記可変表示部
`を可変制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
`【0011】請求項1の発明によれば、メータ装置は少
`なくとも走行駆動用の機関の状態及び車両走行状態を表
`示し、また車両操作補助装置は車両の車速制御等の操作
`を補助する。そして、補助装置状態検出手段は車両操作
`補助装置の状態を検出し、制御手段は少なくとも車両操
`作補助装置の状態に応じてメータ装置の可変表示部を可
`変制御することができる。
`【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の自動車
`用表示装置であって、前記メータ装置は、指針表示のア
`ナログタイプであり、前記可変表示部は、輝度、色彩、
`点滅等の表示情報を変化させる指針であることを特徴と
`する。
`【0013】請求項2の発明では、少なくとも車両操作
`補助装置の状態に応じて可変表示部の輝度、色彩、点滅
`等の表示情報を変化させることができる。
`【0014】請求項3の発明は、請求項1記載の自動車
`用表示装置であって、前記メータ装置は、数字表示のデ
`ィジタルタイプであり、前記可変表示部は、前記数字表
`示に隣設され、輝度、色彩、点滅等の表示情報を変化さ
`せる発光部であることを特徴とする。
`【0015】請求項3の発明では、請求項1の発明の作
`用に加え、少なくとも車両操作補助装置の状態に応じて
`数字表示に隣接された発光部の輝度、色彩、点滅等の表
`示情報を変化させることができる。
`【0016】請求項4の発明は、請求項2又は3のいず
`れかに記載の自動車用表示装置であって、前記車両操作
`
`AMH00461
`
`

`

`5
`補助装置は、前方車両の状況に応じて自車の速度を設定
`車速に制御する前車追従型の自動速度制御装置であり、
`前記可変表示部は、輝度、色彩、点滅等の表示情報によ
`り、前記自動速度制御装置が作動中か、同作動中で且つ
`加速中か減速中か、同作動中で先行車追従中か、同作動
`中で設定車速で走行中かの情報を運転者に認識させるこ
`とを特徴とする。
`【0017】請求項4の発明では、請求項2又は3のい
`ずれかの発明の作用に加え、前車追従型の自動速度制御
`装置によって前方車両の状況に応じて自車の速度を設定
`車速に制御することができる。そして、可変表示部の輝
`度、色彩、点滅等の表示情報により自動速度制御装置が
`作動中か同作動中で且つ加速中か減速中か、同作動中で
`先行車追従中か同作動中で設定車速で走行中かの情報を
`運転者に認識させることができる。
`【0018】請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれ
`かに記載の自動車用表示装置であって、前記車両操作補
`助装置は、地図情報を提示するナビゲーション装置であ
`り、車速を検出する車速検出手段を設け、前記制御手段
`は、走行中の道路の種類、曲率等の地図情報と車速とに
`応じて可変表示部を変化させることを特徴とする。
`【0019】請求項5の発明では、請求項1〜3のいず
`れかの発明の作用に加え、ナビゲーション装置によって
`地図情報を提示することができる。そして、車速検出手
`段によって車速を検出し、走行中の道路の種類、曲率等
`の地図情報と車速とに応じて可変表示部を変化させ、地
`図情報と車速との関係を認識させることができる。
`【0020】請求項6の発明は、請求項5に記載の自動
`車用表示装置であって、前記車両操作補助装置は、アン
`チロックブレーキ制御を行なうアンチロックブレーキ制
`御装置、駆動輪の駆動力制御を行なうトラクションコン
`トロール装置を含み、前記アンチロックブレーキ制御装
`置の作動状況を検出するブレーキ制御検出手段、トラク
`ションコントロール装置の作動状況を検出する駆動力制
`御検出手段を設け、前記制御手段は、走行中の道路の種
`類、曲率等の地図情報と車速とアンチロックブレーキ制
`御装置の作動状況とトラクションコントロール装置の作
`動状況とに応じて可変表示部を変化させることを特徴と
`する。
`【0021】請求項6の発明では、請求項5の発明の作
`用に加え、ブレーキ制御検出手段によってアンチロック
`ブレーキ制御装置の作動状況を検出し、駆動力制御検出
`手段によってトラクションコントロール装置の作動状況
`を検出し、制御手段は走行中の道路の種類、曲率等の地
`図情報と車速とアンチロックブレーキ制御装置の作動状
`況とトラクションコントロール装置の作動状況とに応じ
`て可変表示部を変化させることができる。従って、路面
`状況等と車速との関係を運転者に認識させることができ
`る。
`【0022】請求項7の発明は、請求項5に記載の自動
`
`(4)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`6
`車用表示装置であって、前記車両操作補助装置は、前照
`灯、ワイパー装置を含み、前記前照灯の点灯有無を検出
`する前照灯検出手段、及びワイパーの作動有無を検出す
`るワイパー検出手段を設け、前記制御手段は、走行中の
`道路の種類、曲率等の地図情報と前照灯の点灯有無とワ
`イパーの作動有無とに応じて可変表示部を変化させるこ
`とを特徴とする。
`【0023】請求項7の発明では、請求項5の発明の作
`用に加え、前照灯検出手段によって前照灯の点灯有無を
`検出し、ワイパー検出手段によってワイパーの作動有無
`を検出し、制御手段は走行中の道路の種類、曲率等の地
`図情報と前照灯の点灯有無とワイパーの作動有無とに応
`じて可変表示部を変化させることができる。従って、天
`候や昼夜と車速との関係を運転者に認識させることがで
`きる。
`【0024】請求項8の発明は、請求項4〜7のいずれ
`かに記載の自動車用表示装置であって、自車の車速を検
`出する車速検出手段を設け、先行車との車間距離及び相
`対速度を計測する衝突計測手段を設け、前記制御手段
`は、前記計測した車間距離及び相対速度により自車が先
`行車に衝突しない上限速度を算出し、該上限速度と前記
`検出した自車車速とに応じて、前記可変表示部を変化さ
`せることを特徴とする。
`【0025】請求項8の発明では、請求項4〜7のいず
`れかの発明の作用に加え、衝突計測手段が先行車との車
`間距離、及び相対速度を計測し、車速検出手段が自車の
`車速を検出し、制御手段が計測した車間距離、及び相対
`速度により自車が先行車に衝突しない上限速度を算出
`し、この上限速度と前記検出した自車車速に応じて前記
`可変表示部を変化させることができる。従って、先行車
`と自車との関係において自車車速度を運転者に認識させ
`ることができる。
`【0026】請求項9の発明は、請求項4〜7のいずれ
`かに記載の自動車用表示装置であって、自車の車速を検
`出する車速検出手段を設け、シフト位置を検出するシフ
`ト位置検出手段を設け、前記制御手段は、検出した車速
`及びシフト位置から燃費効率の良い許容車速を算出し、
`該許容車速と前記検出した自車車速とに応じて前記可変
`表示部を変化させることを特徴とする。
`【0027】請求項9の発明では、請求項4〜7のいず
`れかの発明の作用に加え、車速検出手段によって自車の
`車速を検出し、シフト位置検出手段によってシフト位置
`を検出する。制御手段は検出した車速、及びシフト位置
`から燃費効率の良い許容車速を算出し、この許容車速と
`検出した自車車速とに応じて可変表示部を変化させるこ
`とができる。従って、燃費との関係において自車車速を
`運転者に認識させることができる。
`【0028】請求項10の発明は、請求項4〜7のいず
`れかに記載の自動車用表示装置であって、自車の車速を
`検出する車速検出手段を設け、ステアリング舵角を検出
`
`AMH00462
`
`

`

`7
`する舵角検出手段を設け、天候、路面摩擦係数等の走行
`環境を検出する環境検出手段を設け、前記制御手段は、
`検出車速、及び走行環境により、自車がスピンしない許
`容舵角を算出し、該許容舵角と前記検出舵角とに応じて
`前記可変表示部を変化させることを特徴とする。
`【0029】請求項10の発明では、請求項4〜7のい
`ずれかの発明の作用に加え、車速検出手段によって自車
`の車速を検出し、環境検出手段によって天候、路面摩擦
`係数等の走行環境を検出する。制御手段は検出車速、及
`び走行環境により自車がスピンしない許容舵角を算出
`し、許容舵角と検出舵角とに応じて可変表示部を変化さ
`せることができる。従って、自車の車速と自車がスピン
`しないステアリング舵角との関係を運転者に認識させる
`ことができる。
`【0030】請求項11の発明は、請求項4〜10のい
`ずれかに記載の自動車用表示装置であって、前記設定車
`速、上限速度、許容車速、許容舵角などの特定走行状態
`を指示するポインタを設けたことを特徴とする。
`【0031】請求項11の発明では、請求項4〜10の
`いずれかの発明の作用に加え、設定車速、上限速度、許
`容車速、許容舵角等の特定走行状態をポインタによって
`指示することができる。従って、運転者はポインタを見
`ることによって設定車速や上限速度等の特定走行状態を
`認識することができる。
`【0032】請求項12の発明は、請求項1〜3のいず
`れかに記載の自動車用表示装置であって、前記車両操作
`補助装置は、複数種備えられ、該複数種の車両操作補助
`装置の各作動状態、及び車両状態を検出する作動状態検
`出手段を設け、前記制御手段は、各車両操作補助装置の
`状態に応じた可変表示部の可変制御を、車両状態、各車
`両操作補助装置の状態に応じて自動的に選択することを
`特徴とする。
`【0033】請求項12の発明では、請求項1〜3のい
`ずれかの発明の作用に加え、制御手段は各車両操作補助
`装置の状態に応じた可変表示部の可変制御を、車両状
`態、各車両操作補助装置の状態に応じて自動的に選択す
`ることができる。従って、車両操作補助装置が複数種あ
`っても各車両操作補助装置の状態に応じた可変表示部の
`可変制御を無理なく行なわせることができる。
`【0034】請求項13の発明は、請求項1〜3のいず
`れかに記載の自動車用表示装置であって、前記車両操作
`補助装置は、複数種備えられ、該各車両操作補助装置の
`状態に応じた可変表示部の可変制御を手動で切換え可能
`なモードスイッチを設けたことを特徴とする。
`【0035】請求項13の発明では、請求項1〜3のい
`ずれかの発明の作用に加え、各車両操作補助装置の状態
`に応じた可変表示部の可変制御をモードスイッチによっ
`て手動で切換えることができる。従って、車両操作補助
`装置が複数種備えられていても運転者の任意の選択によ
`って任意の車両操作補助装置の状態に応じた可変表示部
`
`(5)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`8
`の可変制御を行なわせることができる。
`【0036】
`【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を説明
`する。
`【0037】(第1実施形態)図1は、この発明の第1
`実施形態に係る自動車用表示装置のブロック図を示して
`いる。この自動車用表示装置は、スピードメータMと制
`御回路17とを備えている。前記スピードメータMはメ
`ータ装置の一部として図示しないメータクラスタに組み
`込まれている。メータ装置は少なくとも走行駆動用の機
`関の状態及び車両走行状態を表示する。走行駆動用の機
`関の状態としては、エンジンの回転数があり、車両走行
`状態としては車速がある。この車速を前記スピードメー
`タMが指示する。又、メータクラスタにはその他油圧
`計、水温計等も組み込まれている。
`【0038】前記スピードメータMは、目盛盤1、指針
`3、回転駆動部19、導光部材21、光源としてのラン
`プP1 ,P2 によって概ね構成されている。
`【0039】前記目盛盤1は図示しないメータハウジン
`グに固定され、スピードを表示する文字目盛等が設けら
`れている。前記指針3は車速を指示し、幅の細い第1の
`指針部23と幅の太い第2の指針部25とが重ねて配置
`され、指針軸5に固着されている。これら第1,第2の
`指針部23,25は導光材、例えば光ファイバー等で成
`形されている。各指針部23,25の基部23a,25
`aには第1,第2の導光連係凸部23b,25bが設け
`られている。各導光連係凸部23b,25bは第1,第
`2の導光板27,29に当接しており、指針に光を導く
`役割を果たしている。第1の導光板27には第1の導入
`光部27aが突設され、第2の導光板29には第2の導
`入光部29aが突設されている。第1,第2の導入光部
`27a,29aにはそれぞれ前記ランプP1 ,P2 が対
`向配置されている。
`【0040】また、イグニッションスイッチ33とライ
`トスイッチ35との信号が制御回路17へ入力されるよ
`うになっている。ランプP1 ,P2 へは制御回路17か
`らの信号が入力されるようになっている。そして、ラン
`プP1 ,P2 の点灯によって第1,第2の光導入部27
`a,29a、第1,第2の導光板27,29、第1,第
`2の導光連係凸部23b,25bを介して第1,第2の
`指針部23,25に光が導入されるようになっている。
`又、ランプP1 ,P2 の光源色を異ならせることによっ
`て指針3の輝度、色彩を変えることができ、又ランプP
`1 ,P2 を点滅させることによって指針3を点滅表示す
`ることができ、その表示情報を変化させることができ
`る。従って、指針3はこの実施形態において可変表示部
`を構成し、この可変表示部3がメータ装置に設けられた
`構成となっている。
`【0041】前記制御回路17には前車追従型の自動速
`度制御装置(前車追従型のオートスピードコントロール
`
`AMH00463
`
`

`

`9
`デバイスASCD)37からの信号が入力されるように
`なっている。この前車追従型ASCD37は前方車両の
`状況に応じて自車の速度を設定車速に制御し、この実施
`形態において車両操作補助装置を構成している。前者追
`従型ASCD37はオートクルーズシステムの車速設定
`スイッチ39、車間距離検出回路41、車間距離算出回
`路43、車速コントロール判断回路45、スロットル及
`びブレーキ制御信号出力部47、及びスロットル及びブ
`レーキ制御回路49からなっている。そして、前記車速
`設定スイッチ39及びスロットル及びブレーキ制御信号
`出力部47からの信号が前記制御回路17へ入力される
`ようになっている。従って、これらの信号によって制御
`回路17は、前者追従型ASCD37の状態を判断する
`ようになっており、この実施形態において制御回路17
`は車両の車速制御等の操作を補助する車両操作補助装置
`の状態を検出する補助装置状態検出手段を構成してい
`る。又、制御回路17は検出した前者追従型ASCDの
`状態に応じて、ランプP1 ,P2 に信号を出力し、指針
`3を可変制御するものであり、この実施形態において制
`御手段を構成している。
`【0042】ここで、前車追従型ASCD37について
`説明する。
`【0043】’95年発売の三菱自動車(株)ディアマ
`ンテに搭載されたプレビューディスタンスコントロール
`システムが、その一つの例である。これはビデオカメラ
`とレーザービームを人間の目の代わりに使い、エンジン
`の出力を調整するものである。ビデオカメラは走って行
`く方向の道路の状況を画像として読み取り、コンピュー
`タで走行すべきレーンを認識する。またバンパー内部に
`置かれているレーザーレーダーにより、先行車の有無を
`認識すると共に自車との距離と方向を認知する。そして
`カメラとレーダーとの情報に基づいてコンピュータで先
`行車との相対速度を算出しクルーズコントロール(一定
`の速度を設定すればアクセルを踏まないでもそのスピー
`ドで走り続けることのできる装置)で設定した速度でそ
`のまま走り続けても安全な距離であるか、それともスピ
`ードを落とす必要があるか?を判断し、オートマチック
`・トランスミッションに指令を出してシフトダウンまで
`行なうものである。またシフトダウンだけでなく、アク
`セルやブレーキなどのアクチュエータをコントロールす
`ることも将来的に考えられている。
`【0044】次にこのプレビューディスタンスコントロ
`ールシステムの作動を説明する。先行車がいないときに
`は通常のクルーズコントロールと同じで、設定した速度
`を保つようにスロットルが調整されるだけで、ドライバ
`ーはハンドル操作のみに専念していればいい。また自車
`より少し遅めの自動車が前方に現われたときには、相対
`速度が小さいケースでは危険な車間距離にならないよう
`にコンピュータが判断してスロットルを少し絞って速度
`をゆるめる。必要に応じてオートマチックのシフトを自
`
`(6)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`10
`動的に行なってくれる。この制御が開始される距離は自
`車と走行車との相対速度によって決められる。追尾する
`距離は2秒×速度(m/sec.)まで近づいたのち、
`先行車と同じ速度でそのまま走るようになっている。先
`行車が急ブレーキを踏んだ場合や突然別のレーンから割
`り込みがあったようなときのように相対速度が大きい先
`行車に接近した場合は、スロットルはオフになりシフト
`ダウンを行なって速度を落とすと共に警報ランプと警報
`音が出てドライバーにブレーキ操作を促す。このシステ
`ムの特徴は先行車がいて、それに追い付いていく状況で
`も、そのときの速度によってコンピュータが判断する
`と、自動的に速度が下がる。そしてレーンを変更して追
`い越しをした後、また前方に自動車がいなくなってしま
`えば、自動的に速度は最初に設定したところまで加速さ
`れる。いちいちレジュームのレバーを押したりアクセル
`を踏み込んで再設定をしなくてもすむため、クルーズコ
`ントロールが非常に使いやすいものになる。このシステ
`ムの動作状況は液晶パネルにより、設定した速度、先行
`車との車間距離、今接近しているのか離れつつあるのか
`表示している(以上、モーターファン別冊 新型ディア
`マンテのすべて第159弾 記事より抜粋)。
`【0045】このような先行車追従形ASCD付き車両
`において、どのような視覚情報がどんな走行状況(モー
`ド)の時に必要か、図2の図表に示した。例えば図中の
`太枠で示した、先行車がいて、先行車が自車速より低速
`でかつ前者追従型ASCDの設定車速が先行車車速より
`速く、自車速より速い場合、先行車との距離が充分取れ
`ている間は設定車速まで加速し定常走行に移るが、ある
`地点で先行車との距離が詰まってくると減速をはじめ、
`先行車速度で追従運転に入る。以下、図2に示す様な多
`種多様な走行状況が考えられる。いずれにしても、視認
`情報としては、クルーズコントロール設定のON−OF
`F状況、設定速度は常に必要である。またクルーズコン
`トロールにより加速中(図2最右欄、加減速パターンの
`1の状態)である場合には、クルーズコントロール動作
`中であることをドライバーに知らしめる必要がある。以
`下、設定速度で巡航中(2の状態)、減速中(3の状
`態)、先行車追従中(4の状態)をそれぞれのタイミン
`グに応じて表示する必要がある。つまり、例えば、先行
`車との関係において、設定車速を高く設定しているにも
`係わらず、減速を行なったり、設定速度で巡航すべきと
`ころを先行車追従をしたりなど、現在どういう状況にあ
`るかを的確に運転者が認識する必要がある。この場合液
`晶等で情報を呈示する方法もあるが、ドライバーの視線
`位置を考慮し、またより車速情報と関連付けた方が認知
`しやすいため、可変表示部を上記のようにメータ装置あ
`るいは、その付近に表示した方がより効果的である。
`【0046】次に前記制御回路17による前車追従型A
`SCD37の状態を判断し検出するロジックを図3のフ
`ローチャートにより説明する。
`
`AMH00464
`
`

`

`11
`【0047】まず、ステップS1においてオートクルー
`ズシステム設定スイッチ39が操作され、オンとなって
`いるかの判断が行われ、オンとなっていなければステッ
`プS2に移行し、前車追従型ASCD37が作動してい
`ない通常の運転操作状態であると判断し検出する(通常
`表示モード)。
`【0048】ステップS1でオンと判断された場合には
`ステップS3へ移行し、車速検出信号から車両速度が一
`定速か加速中であるかが判断される。一定速であればス
`テップS4へ移行し、一定速でなければステップS5へ
`移行する。ステップS4では、クルーズコントロールの
`設定車速より遅いか早いかを車速信号とクルーズコント
`ロールの設定車速との関係より判別し、設定車速より遅
`い場合にはステップS6へ移行し、先行車に追従してい
`ると判断し検出する(先行車追従モード)。
`【0049】又、ステップS4において設定車速より遅
`くない(又は等しい)と判断した場合にはステップS7
`へ移行し、設定車速で巡航しているものと判断し検出す
`る(設定車速巡航モード)。
`【0050】又、前記ステップS5において運転者がア
`クセルを踏んでいないのに加速している場合には、ステ
`ップS8へ移行し、システムによって加速制御中である
`と判断し検出する(コントロールモードによる加速
`中)。
`【0051】更に、ブレーキやシフトダウンを運転者が
`故意にしていないのに減速している場合にはステップS
`9へ移行し、システムによって減速制御中であると判断
`し検出する(コントロールモードによる減速中)。
`【0052】これら各モードの検出によって制御回路1
`7はランプP1 ,P2 へ出力を行い、指針3の点滅等の
`表示情報の変化を行わせるのである。指針3の表示情報
`の変化の例としては、図4に例1、例2として示してい
`る。例1ではクルーズコントロールにより加速或いは減
`速中であるといったコントロールモードと先行車追従或
`いは設定速度で巡航しているモードとに大きく二分でき
`る。通常はランプP1 を点灯、ランプP2 を消灯してい
`るが、クルーズコントロールシステムが稼働した場合に
`はそれぞれのモードに応じて2つのランプの点灯、消灯
`を制御する。具体的にはコントロールモード中はランプ
`P1 ,P2 を点滅させることでメータ指針を点滅表示す
`る。又、先行車追従或いは設定速度で巡航している場合
`には異なる色で点灯するランプP1 ,P2 を双方点灯さ
`せることで指針3の表示色を通常の色彩と変えることが
`できる。例えばこの実施形態では、ランプP1 を黄色、
`P2 を赤等とし、ランプP2 の光源色をより色彩の強い
`色とすることで視認性を高めることができる。
`【0053】又、例2では、コントロールモード中を加
`速状態と減速状態とで区別したり、先行車追従モードと
`設定車速での巡航モードとを区別したりできるようにし
`ている。例えば、コントロールモード中において加速中
`
`(7)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`12
`と減速中で第2の指針部25の点滅周期を加速中は短
`く、減速中は長くして区別する。先行車追従モードと設
`定車速での巡航モードとについては第2の指針部25の
`色彩を変えることで区別する。例えば、先行車追従モー
`ドでは第2の指針部25を赤に、設定車速での巡航モー
`ドについては同青にするなど色彩を変えることでモード
`変化を視覚的に運転者に知らせることができる。
`【0054】このように前車追従型ASCD37の状態
`を検出して、指針3の輝度、色彩、点滅等の表示情報変
`化によって運転者に認識させることができ、特別な液晶
`表示装置等を設ける必要がなく、表示スペース的に有利
`であると共に指針3を利用した極めて簡単な構造であ
`り、コストアップを抑制することができる。さらに、指
`針3はスピードメータMの指針であり、走行中は運転者
`がこれを頻繁に確認するものである。又、前車追従型A
`SCDは車速制御の操作を補助するものであり、極めて
`密接な関連を有している。従って前車追従型ASCDの
`状態をより効果的に認識することができる。
`【0055】以下、他の実施形態を説明する。尚、第1
`実施形態と同一構成部分には同符号を付して説明し、重
`複した説明は省略する。
`【0056】(第2実施形態)図5は第2実施形態に係
`る自動車用表示装置の概略構成の分解図を示している。
`【0057】この第2実施形態では、ポインタ51を設
`けてクルーズコントロールのオン・オフや設定車速のモ
`ニターができるようにしている。まず、この第2実施形
`態では第1の指針部23の基部23aの外周部に設けた
`第1の導光連係凸部23bが第2の指針部25の基部2
`5aに設けられたスリット25cを貫通している。又、
`第2の指針部25の基部25aの外周部に第2の導光連
`係凸部25bが設けられている。この第2の導光連係凸
`部25bは湾曲形成され、第1の指針部23の第1の導
`光連係凸部23bに対し外側へオフセットした形状とな
`っており、表示盤1の中心孔1a内に延びている。第
`1,第2の導光板27,29は第1実施形態とは内外逆
`の構成となっている。この第1の導光板27に前記第1
`の導光連係凸部23bが接触し、第2の導光板29に前
`記第2の導光連係凸部25bが接触している。前記第1
`の導光板27は駆動部19のハウジングに固着されてい
`る。前記第2の導光板29は駆動部19のハウジングに
`対して回転自在に支持されている。この第2の導光板2
`9には前記ポインタ51が一体に設けられている。ポイ
`ンタ51は第2の導光板29と一体に形成されたポイン
`タ部材29bで構成されており、ポインタ部材29bの
`ポインタ部29cは目盛盤1の周縁に露出している。
`又、第2の導光板29の側面には噛み合い部29dが設
`けられ、モータ53のギヤ53aが噛み合っている。モ
`ータ53は前車追従型ASCD37の車速設定スイッチ
`39に接続されている。
`【0058】そして、この第2実施形態では前車追従型
`
`AMH00465
`
`

`

`13
`ASCD37の車速設定スイッチ39の設定に応じてモ
`ータ53が回転し、ギヤ53a、噛み合い部29dを介
`して第2の導光板29が回転する。従って、第2の導光
`板29と共にポインタ部材29bも回転しランプP2 か
`らの光を受けて第2の導入光部29a、第2の導光板2
`9、ポインタ部材29bを介してポインタ部29cを光
`らせることが可能となる。従って、ポインタ部29cに
`よって目盛盤1に対する設定車速の指示を行なうことが
`でき、前車追従型ASCD37の設定車速を忘れずにモ
`ニターすることができる。尚、ランプP1 ,P2 の点
`灯、消灯の制御ロジック及び作用については第1実施形
`態と同様である。
`【0059】従って、この第2実施形態では第1実施形
`態と略同様な作用効果を奏することができる他、前車追
`従型ASCD37の設定車速を忘れずにモニターするこ
`とができる。
`【0060】(第3実施形態)図6は第3実施形態を示
`し、メータ装置として数値表示のディジタルタイプを用
`いたものである。この図6においてもメータ装置のスピ
`ードメータMを示している。スピードメータMは車速を
`表示する第1のディジタル表示部55と前車追従型AS
`CD37の設定車速を示す第2のディジタル表示部57
`とを備えている。第2のディジタル表示部57は設定車
`速表示回路59からの信号によって設定車速の表示を行
`なう構成となっている。設定車速表示回路59は車速設
`定スイッチ39からの信号を受ける構成となっている。
`【0061】そして、この実施形態において表示情報を
`変更可能な可変表示部は数字表示としての第1,第2の
`ディジタル表示部55,57に隣接し、輝度、色彩、点
`滅等の表示情報を変化させる第1,第2の発光部D1 ,
`D2 で構成されている。第1,第2の発光部D1 ,D2
`は制御回路17からの信号を受けるようになっている。
`【0062】従って、第1のディジタル表示部55は走
`行中に車速を表示し、第2のディジタル表示部57は車
`速設定スイッチ39から信号を受けた設定車速表示回路
`59からの信号によって前車追従型ASCD37の設定
`車速を表示する。前車追従型ASCD37を作動させ
`ず、設定車速表示回路59からの信号がないときには第
`2のディジタル表示部57による表示は行われない。
`【0063】前車追従型ASCD37が作動中の場合
`は、図7の図表のように第1の発光部D1 、第2の発光
`部D2 を点灯或いは点滅させる。例えば、第1の発光部
`D1 は赤色、第2の発光部D2 は緑色とし、コントロー
`ルモード中は第1の発光部D1 を点滅させる。加速中は
`短い周期、減速中は長い周期の点滅とする。先行車追従
`モードも先行車に合わせて車速が変化するし、設定車速
`とは一致していないので第1の発光部D1 を点灯させ
`る。設定速度による巡航モードによる第2の発光部D2
`を点灯させる。尚、この第3実施形態における制御ロジ
`ックは第1実施形態の図3と同様である。
`
`(8)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`14
`【0064】このようにこの第3実施形態においても第
`1実施形態と略同様な作用効果を奏することができる。
`又、ディジタルタイプのメータ装置でも無理なく適用す
`ることができる。
`【0065】(第4実施形態)図8〜図9は第4実施形
`態を示している。図8は、概略構成を示す全体ブロック
`図であり、図9はスピードメータMを含めたブロック
`図、図10は制御ロジックのフローチャートを示してい
`る。
`【0066】まず、図8においてこの実施形態の車両操
`作補助装置は地図情報を提示するナビゲーション装置6
`1で構成されている。又、補助装置状態検出手段は地図
`情報において自車の位置及び道路形状、例えばカーブの
`曲率を検出する位置形状検出回路で構成している。制御
`回路17は警報車速算出回路67、警報判断回路69及
`び表示内容制御回路71を備え、警報車速算出手段が位
`置形状検出回路63からの信号を入力し、表示内容制御
`回路71がスピードメータMに出力するようになってい
`る。又、この実施形態では車速を検出する車速検出手段
`として車速センサ73が設けられ、自車速度検出回路7
`5を介して警報判断回路69へ入力するようになってい
`る。前記スピードメータMの具体的構成は図9のように
`なっており、このスピードメータMの構成は図5の第2
`実施形態と同一構成となっている。
`【0067】そして、ナビゲーション装置61における
`地図情報と自車位置情報とから現在走行している道路の
`種類や道路の形状を認識し、これから走行する道路形状
`も予測することが可能となる。そして、これからさしか
`かるカーブの曲率と道路の種類(高速道路か一般道か市
`街地か等)を判断してこれに応じた速度の算出から指針
`3の輝度、色彩、点滅等の表示情報により車速警報を行
`なうものである。
`【0068】即ち、図10の制御ロジックのようにま
`ず、ステップS101においてナビゲーション装置のス
`イッチがオンであると判断された場合、ステップS10
`2へ移行し、ナビゲーション装置61からの地図情報を
`もとに自車位置及び道路形状(特にカーブの曲率)を検
`出する。次いで、ステップS103において検出した情
`報に基づき警報車速算出回路67によって前方の道路の
`曲率から安全に走行可能な制御速度(図中では基準制限
`速度Akm/hとして示している)を算出する。次い
`で、ステップS104では算出した基準制限速度Akm
`/hと速度センサ73により検出した現在の自車速度と
`を警報判断回路69において比較し、自車速度が基準制
`限速度Akm/hより高いか否かを判断する。そして、
`自車速度が基準制限速度Akm/hより高い場合にはス
`テップS105において表示内容制御回路71からの出
`力により指針警報を行なう。これによって指針3は輝
`度、色彩、点滅等の表示情報を変化させ警報を行なうの
`である。
`
`AMH00466
`
`

`

`15
`【0069】従って、この実施形態では道路の形状を先
`読みしてこのまま自車速度で走行していいのか、それと
`も減速すべきかを運転者に視認性良く知らせることが可
`能となる。又、ナビゲーション装置61の道路情報から
`道路の曲率以外に道路の種類、例えば高速道路を走行中
`か一般道路を走行中か市街地を走行中かを判断すること
`で基準制限速度を設定することもできる。
`【0070】そして、上記のような制御によって図9に
`おいて自車速度が基準制限速度を超えている場合、ラン
`プP2 を点滅或いは色彩等の表示情報変化により視認性
`を高めて運転者に注意を促すことができる。又、基準制
`限速度算出に伴ってモータ53を駆動し、第2の導光板
`29を回転させ、ポインタ51が基準制限速度を指示す
`るように移動させることができる。従って、運転者は基
`準制限速度を視認することもでき、基準制限速度をオー
`バーした場合には速やかにスピードの出し過ぎを把握
`し、減速行為を行なうことができる。尚、この実施形態
`では、指針表示情報の変化に加えて、警報音による警報
`を促すことも可能である。
`【0071】(第5実施形態)図11〜図13は、第5
`実施形態を示している。図11は、概略構成を示す全体
`ブロック図であり、図12はスピードメータMを含めた
`ブロック図、図13は制御ロジックのフローチャートを
`示している。
`【0072】この実施形態の構成は基本的には図8〜図
`10の第4実施形態と略同様である。従って、第4実施
`形態と同一構成部分には同符号を付して説明し、また重
`複した説明は省略する。
`【0073】この実施形態において車両操作補助装置と
`してアンチロックブレーキ制御を行なうアンチロックブ
`レーキ制御装置(ABS)77、駆動輪の駆動力制御を
`行なうトラクションコントロール装置(TCS)79と
`を含んでいる。又これらABS77、TCS79の作動
`状況はブレーキ制御検出手段としてのブレーキ制御検出
`回路81、駆動力制御検出手段としての駆動力制御検出
`回路83によって検出され、制御回路17の警報車速算
`出回路67へ入力されるようになっている。そして、制
`御回路17は走行中の道路の種類、曲率等の地図情報と
`ABS77、TCS79の作動状況とに応じて指針3の
`表示情報を変化させるものである。
`【0074】図13はこの実施形態の制御ロジックを示
`しており、基本的には第4実施形態の図10の制御ロジ
`ックと同様である。従って、同一のステップには同一の
`ステップ番号を付している。
`【0075】一方、この第5実施形態では、ステップS
`131においてABS77、TCS79の作動状況から
`路面が滑りやすいかどうかを判断し、路面μが高く滑り
`にくいと判断されれば、ステップS104へ移行し、第
`4実施形態と同様な制御が行なわれる。又、路面μが小
`さく滑りやすいと判断された場合は、ステップS132
`
`(9)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`16
`へ移行し、基準制限速度の見直し、即ち基準制限速度A
`km/hを低く設定し直す。ここでは設定し直した基準
`制限速度Bkm/h=A−10km/hとしている。次
`いで、ステップS133において自車速度と基準制限速
`度Bkm/hとの比較を行ない、自車速度が上回る場合
`にステップS134において指針警報の制御を行なうの
`である。この指針警報は例えばランプP2 を点滅、色彩
`変化等の表示変化を行なわせ、視認性を高めて運転者に
`注意を促すのである。
`【0076】従って、この実施形態ではABS77、T
`CS79の作動状況から路面摩擦係数(路面μ)を推定
`し、路面状況に応じた更にきめこまやかな警報を行なう
`ことが可能となるのである。
`【0077】尚、ポインタ51による指示は第4実施形
`態と同様である。又、この実施形態でも指針表示情報の
`変化に加えて警報音による警報を促すことも可能であ
`る。
`【0078】(第6実施形態)図14〜図16は、この
`発明の第6実施形態を示している。図14は、全体の概
`略ブロック図であり、図15はスピードメータMを含め
`たブロック図、図16は制御ロジックを示すフローチャ
`ートを示している。
`【0079】この第6実施形態は基本的には第5実施形
`態と略同様である。従って同一構成部分には同符号を付
`して説明し、また重複した説明は省略する。
`【0080】一方、この実施形態では、車両操作補助装
`置としてナビゲーション装置61の他に前照灯85、ワ
`イパー87を含んだ構成となっている。又、前照灯85
`の点灯有無、ワイパー87の作動有無は、前照灯検出手
`段としての前照灯検出回路89、ワイパー検出手段とし
`てのワイパー検出回路91によって検出され、警報車速
`算出回路67へ入力されるようになっている。
`【0081】従って、制御回路17は走行中の道路の種
`類、曲率等の地図情報等と前照灯の点灯有無、ワイパー
`の作動有無に応じて指針3の輝度、色彩、点滅等の表示
`情報変化を行なわせるのである。従って、前照灯85の
`スイッチのオン・オフによる昼夜走行の区別や、ワイパ
`ー87のスイッチのオン・オフによる天候(雨天かどう
`か)の区別を行なうことでさらにきめこまやかな警報を
`行なうことができるのである。
`【0082】図16はこのような第6実施形態の制御ロ
`ジックを示すフローチャートである。このフローチャー
`トは第5実施形態の図13のフローチャートと略同様で
`ある。異なる所は図13のステップS131〜S134
`に対し、ステップS161〜S164とした部分であ
`る。即ち、ステップS161において前照灯やワイパー
`作動有無が判断され、この判断に応じてステップS16
`2において基準制限速度の見直しが行なわれる。これは
`夜間や雨天時には前方視界が悪化したり、路面状況の悪
`化によるスリップ、更には速度に対する人間の感覚の低
`
`AMH00467
`
`

`

`(10)
`
`17
`下が生じるからである。この実施形態での基準制限速度
`の見直しは、Ckm/h=A−10km/hとしてい
`る。そして、ステップS163において自車速度が基準
`制限速度Ckm/hを超えた否かが判断され、超えた場
`合にステップS164において指針警報が行なわれるの
`である。従って、ランプP2 を点滅、あるいは色変化等
`させることによって指針3の輝度、色彩、点滅等の表示
`情報を変化させることができる。こうしてこの実施形態
`ではナビゲーション装置61からの自車位置及び道路形
`状(カーブ曲率)、道路の種類の情報と自車速度の情報
`とから基準制限速度を算出することに加えて、ワイパー
`87や前照灯85の作動信号をもとに天候や昼夜の状況
`の判断を加えて基準制限速度の見直しを行ない、より安
`全な状態で走行することを運転者に促すことができる。
`尚、ポインタ51による基準制限速度の指示や警報音に
`よる警報の付加も第5実施形態と同様である。
`【0083】(第7実施形態)図17はこの発明の第7
`実施形態のスピードメータを含めたブロック図を示して
`いる。この第7実施形態は基本的には第1実施形態と略
`同様である。
`【0084】一方、この実施形態では自車の車速を検出
`する車速検出手段として車速センサ73、自車速度の検
`出回路75が設けられている。又、自車の前方を走行す
`る先行車との車間距離、及び相対速度を計測する衝突計
`測手段として車間距離算出回路43、及び相対速度算出
`器93が設けられている。前記車間距離算出回路43は
`前車追従型ASCD37と共用している。前記相対速度
`算出器93は前車追従型ASCD37の車間距離検出回
`路41からの信号を用いて車間距離の時間変化により相
`対速度を計測する。更に、上限速度算出器95が設けら
`れ、この上限速度算出器95は車間距離算出回路43と
`相対速度算出器93からの計測した車間距離、及び相対
`速度の信号を入力して自車が先行車に衝突しない上限速
`度を算出し、制御回路17に出力する。制御回路17は
`入力された上限速度と前記検出した自車速度とに応じて
`指針3の輝度、色彩、点滅等の表示情報変化を行なわせ
`るのである。即ち、制御回路17と上限速度算出器95
`とはこの実施形態において制御手段を構成している。
`【0085】そして、通常はランプP1 ,P2 を消灯し
`ているが、先行車に衝突しないための上限速度を自車速
`が越えた場合には2つのランプP1 ,P2 の点灯、消灯
`等を制御するのである。具体的には、ランプP1 ,P2
`を点滅させ指針3を点滅表示させる。又、ランプP2 の
`光源をP1 の光源と異なる色で点灯することにより指針
`3の表示色を通常の色彩と変えるようにすることもでき
`る。例えば、ランプP1 の光源を黄色、ランプP2 の光
`源の色を赤などランプP2 の光源色をより色彩の強い色
`とすることで視認性を高めるようにすることもできる。
`【0086】従って、この実施形態では、先行車がある
`場合に、先行車と自車との関係において自車速度を明
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`18
`確、且つ容易に認識させることができる。
`【0087】(第8実施形態)図18は、第8実施形態
`に係り、スピードメータを含めたブロック図を示してい
`る。
`【0088】この実施形態は図5の第2実施形態に対し
`て前記第6実施形態のように車速検出手段として車速セ
`ンサ73及び自車速度の検出回路75、衝突計測手段と
`して前車追従型ASCDの車間距離検出回路41の他に
`相対速度算出器93を設け、制御手段として制御回路1
`7の他に上限速度算出器95を設けている。
`【0089】そして、第6実施形態と同様にして先行車
`に衝突しないための上限速度を自車速度が越えた場合に
`指針3の輝度、色彩、点滅等の変化によって運転者に認
`識させることができる。又、上限速度算出器95からの
`信号をモータ53が受けて回転し、第2実施形態と同様
`にポインタ51を動作させることができる。従って、こ
`の実施形態ではポインタ部29Cによって目盛盤1に対
`する上限速度の指示を行なうことができ、上限車速を簡
`単な表示で明確に認識することができる。
`【0090】(第9実施形態)図19は、第9実施形態
`に係り、スピードメータを含めたブロック図を示してい
`る。この第9実施形態では、燃費効率の良い許容車速を
`算出し、この許容車速と検出した自車速度とに応じて可
`変表示部である指針3を変化させるようにしたものであ
`る。この第9実施形態におけるメータ装置であるスピー
`ドメータMは第2実施形態のスピードメータMと同一構
`成である。
`【0091】一方、この実施形態では車速検出センサ7
`3、及び車速検出回路75、シフト位置検出センサ9
`7、エコノミー速度算出回路99を設けている。車速セ
`ンサ73及び車速検出回路75は自車の車速を検出する
`車速検出手段を構成し、車速検出回路75の出力信号は
`制御回路17及びエコノミー速度算出手段99へ入力さ
`れるようになっている。前記シフト位置検出センサ97
`は自車の現在のシフト位置を検出し、制御回路17とエ
`コノミー速度算出回路99へ出力する。エコノミー速度
`算出回路99は自車の車速及びシフト位置から燃費効率
`の良い許容車速を算出し、制御回路17へ入力する。エ
`コノミー速度の算出としては、例えば、シフト位置に応
`じた燃費効率の高い車速を予め設定しておき、マップと
`して現在の走行状態からシフト位置を検出し、そのシフ
`ト位置に応じたエコノミー速度を算出する。
`【0092】そして、制御回路17は許容車速と検出し
`た自車車速とに応じてランプP1 ,P2 を制御する。従
`って、制御回路17とエコノミー速度算出回路99とは
`この実施形態において制御手段を構成している。
`【0093】制御回路17は、モータ53にも出力す
`る。そして、制御回路17からの信号によってモータ5
`3が駆動され、ポインタ51によって目盛盤1に対する
`許容車速としてのエコノミー速度を表示することができ
`
`AMH00468
`
`

`

`19
`
`(11)
`
`る。
`【0094】従って、運転者は自車速度とポインタ51
`に表示された目盛盤1上のエコノミー速度とを関連づけ
`ることで経済的な走行を意識することができる。例え
`ば、燃料計の指示によって燃料が残り少なくなった場合
`にはより経済的な運転を行ない、限界走行が可能とな
`る。又、指針3の輝度や色彩、或いは点滅状態をエコノ
`ミー速度の例えば±10km/hで変えるように制御回
`路17で設定することにより、より視認性の高い表示装
`置とすることができる。
`【0095】尚、図示はしないがエコノミー速度の算出
`にあたっては車速やエンジン回転数、アクセル開度、シ
`フト位置、路面の勾配などより多くの情報を基に瞬間的
`な燃費を算出し、最適なエコノミー速度を割出してポイ
`ンタ51により表示することもできる。
`【0096】(第10実施形態)図20は、第10実施
`形態に係り、スピードメータを含めたブロック図を示し
`ている。この実施形態は走行環境により自車がスピンし
`ない許容舵角を算出し、可変表示部としての指針3を変
`化させるものである。
`【0097】この実施形態でのメータ装置としてのスピ
`ードメータMは図5の第2実施形態と略同様である。
`【0098】一方、この実施形態では、車速検出手段と
`して車速センサ73、車速検出回路75が設けられ、舵
`角検出手段としてステアリング操舵角検出センサ101
`が設けられ、環境検出手段としてワイパー作動検出セン
`サ103が設けられ、更にステアリング許容操舵角算出
`回路105が設けられている。前記車速センサ73、及
`び車速検出回路75は自車の車速を検出し、車速検出回
`路75から制御回路17及びステアリング許容操舵角算
`出回路105へ出力するようになっている。前記ステア
`リング操舵角検出センサ101はステアリング舵角を検
`出し、ステアリング許容操舵角算出回路105へ出力す
`る。前記ワイパー作動検出センサ103は天候、路面μ
`等の走行環境を検出するもので、ステアリング許容操舵
`角算出回路105へ出力する。前記ステアリング許容操
`舵角算出回路105は検出車速、及び走行環境により自
`車がスピンしない許容舵角を算出し、制御回路17へ出
`力する。制御回路17は、ステアリング許容操舵角算出
`回路105とステアリング操舵角センサ101とからの
`信号により、検出舵角が許容舵角を越えているかどうか
`を判断し、出力するようになっている。従って、制御回
`路17及びステアリング許容操舵角算出回路105は制
`御手段を構成している。
`【0099】更に、この実施形態では表示板1の外周部
`に発光体として複数のLED107が設けられ、各LE
`D107はLED制御回路109によって制御される。
`LED制御回路109へは制御回路17から出力するよ
`うになっている。LED107は表示板1の外周に例え
`ば、メータのメモリに合わせて(5又は10km/h刻
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`20
`み等)表示盤1の運転者から見て真上を中心に左右対称
`に複数個設けられている。表示板1の真上はステアリン
`グ角0度(直進)を意味している。LED107はメー
`タの真上を中心に左右対称に点灯するようになってお
`り、LED107の点灯範囲でステアリングの許容舵角
`を表すことができる。例えば、車速が早い場合にはステ
`アリング許容舵角は狭く、車速が遅い場合にはステアリ
`ング許容舵角は広くなるように制御される。
`【0100】そして、前記のようにステアリング許容操
`舵角算出回路105は車速検出回路75とワイパー作動
`検出センサ103とからの信号によって自車がスピンし
`ない許容舵角を算出し、制御回路17へ出力する。制御
`回路17は車速検出回路75とステアリング操舵角検出
`センサ101からの信号をも受けてランプP1 ,P2 、
`LED制御回路109、及びモータ53を制御する。従
`って、LED107は表示板1の真上を中心に許容舵角
`に応じて左右対称に点灯する。又、現在のステアリング
`操舵角はモータ53の回転によってポインタ51が表示
`する。右・左折等、ステアリングホイールを大きく回転
`させる場合には、リミッタが働きポインタ51はそれ以
`上動かないものとしている。
`【0101】従って、運転者は車速や天候に合わせてス
`リップしないステアリングの許容操舵角を把握しながら
`走行することができ、より安全を考慮したステアリング
`操作を行なうことができる。
`【0102】更に、制御回路17は現在のステアリング
`操舵角が許容舵角に対して余裕があるかギリギリの操舵
`角かを判断し、そのレベルに応じてランプP1 ,P2 を
`制御する。これによって指針3の輝度、色彩、点滅等表
`示内容が変化し、更に視認性良く注意を促すことができ
`る。表示内容の変化としては、許容舵角と検出舵角との
`差が5度以内であれば、第2の指針25を赤などの目立
`つ色彩に、又余裕が十分であれば第2の指針25は点灯
`せずに、第1の指針23のみを黄色で表示などがある。
`【0103】図21は前記LED107等による表示例
`を示したものである。LED107は、表示板1の真上
`の3個が点灯してステアリング許容舵角θを表示してい
`る。又、ポインタ51のポインタ部29Cは真上から僅
`かに左にずれて許容舵角内であることを示している。
`【0104】従って、この実施形態でも第1実施形態等
`と同様な作用効果を奏する他、車速や走行環境に応じた
`許容舵角内に検出舵角が存在するか否か、或いは許容舵
`角と検出舵角との差がギリギリであるか、余裕が十分で
`あるかの判断を視認性良く行なわせることができる。
`【0105】尚、前記環境検出手段としては、例えば、
`雨滴センサや路面摩擦係数を直接的に検出する超音波セ
`ンサなどで構成することもできる。
`【0106】(第11実施形態)図22は第11実施形
`態のブロック図を示している。この実施形態では車速と
`の関連付けとしてASCDや前車追従型ASCDの設定
`
`AMH00469
`
`

`

`21
`車速、前車追従型ASCDのモード表示、ナビゲーショ
`ンやTCS,ABS等の信号から割出した警報車速の設
`定値、先行車に衝突しない上限車速、燃費効率の良いエ
`コノミー速度、スピンしないステアリング許容舵角など
`の表示内容を統合的に切換えるようにしたものである。
`【0107】すなわち、この実施形態では、車両操作補
`助装置としてASCD、或いは前車追従型ASCD3
`7、ナビゲーション61、ABS77、TCS79、前
`照灯85、ワイパー87の複数種備えられている。そし
`て、この図22は、前記第1実施形態,第3実施形態か
`ら第7実施形態,第9実施形態、及び第10実施形態を
`組合わせてブロック化したものであり、対応する構成要
`素には同符号を付している。従って、これらの重複した
`説明は省略する。尚、制御回路17においてコントロー
`ルモード判断回路111を新たに記載しているが、第1
`実施形態において制御回路17の説明に際し、機能的に
`説明したものを図22でブロック化したものである。
`【0108】そして、各回路69,43,99,10
`5,111の出力信号は表示内容制御回路113に入力
`される。この表示内容制御回路113は制御手段を構成
`し、各車両操作補助装置の状態に応じた可変表示部の可
`変制御を車両状態、各車両操作補助装置の状態に応じて
`自動的に選択し、スピードメータMに出力するものであ
`る。従って、表示内容制御回路113には作動状態検出
`回路115からの信号が入力されるようになっている。
`作動状態検出回路115は作動状態検出手段を構成する
`もので、複数種の車両操作補助装置の各作動状態、及び
`車両状態を検出している。即ち、複数種の車両操作補助
`装置の各作動状態としては、前記したように、ASCD
`或いは前車追従型ASCD37、ナビゲーション61等
`の作動状態である。従って、この実施形態では、ASC
`D或いは前車追従型ASCD37、ナビゲーション61
`等の作動状態と車両状態とに応じて制御回路113がい
`ずれの表示内容を表示するかを選択し、スピードメータ
`Mの表示状態を制御することができる。例えば、燃料が
`少なくなったら燃費効率の良いエコノミー速度を表示す
`るとか、ASCDや前車追従型ASCD37のスイッチ
`が入ったら設定車速を表示するなどを選択して、適宜ス
`ピードメータMの上記各実施形態のような表示状態を変
`更するのである。
`【0109】従って、この実施形態では、上記各実施形
`態のそれぞれを選択して運転者に的確に認識させること
`ができる。
`【0110】(第12実施形態)図23は、第12実施
`形態のブロック図を示している。この実施形態の基本的
`な構成は図22の第11実施形態と略同様である。
`【0111】一方、この実施形態では、図22の実施形
`態の作動状態検出回路115に代えて、図23のように
`モードスイッチ117を設けている。モードスイッチ1
`17は前車追従型ASCD37などの各車両操作補助装
`
`(12)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`50
`50
`
` 特開平9−50582
`22
`置の状態に応じたスピードメータMの可変制御を手動で
`切換えるようにしている。
`【0112】従って、この実施形態では運転者がモード
`スイッチ117を操作することによって、いずれかの車
`両操作補助装置を任意に選択して表示することができ
`る。このため、運転者が意識している装置を的確に表示
`させることができる。
`【0113】
`【発明の効果】以上より明らかなように請求項1の発明
`によれば、車両操作補助装置、例えば前車追従型ASC
`D等のオン・オフのみならず、ASCD作動中の加速
`か、設定速度での巡航中か減速中か、更には先行車追従
`中か等の種々の状態をメータ装置の可変表示部によって
`表示することができる。そして、このような車両操作補
`助装置とメータ装置とは極めて密接な関係にあり、運転
`者はメータ装置を確認することによって視認性良く車両
`操作補助装置の状態とを確認することができる。しか
`も、特別な液晶表示装置等を設ける必要がなく、設置ス
`ペース上有利であり、コストアップを抑制することもで
`きる。
`【0114】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
`果に加え、アナログタイプのメータ装置を用いて指針の
`輝度、色彩、点滅等の表示情報を変化させることによっ
`て種々の状態を視認性良く確認することができる。
`【0115】請求項3の発明では、請求項1の発明の効
`果に加え、ディジタルタイプのメータ装置を用いて種々
`の状態を数字表示に隣接した発光部の輝度、色彩、点滅
`等の表示情報の変化によって確認することができる。
`【0116】請求項4の発明では、請求項2又は3の発
`明の効果に加え、可変表示部の輝度、色彩、点滅等の表
`示情報により前車追従型の自動速度制御装置が作動中
`か、同作動中で且つ加速中か減速中か、同作動中で先行
`車追従中か同作動中で設定車速で走行中かの情報を運転
`者に認識させることができ、前車追従型の自動速度制御
`装置の状態を的確に認識することができる。
`【0117】請求項5の発明では、請求項1〜3の発明
`の効果に加え、車両操作補助装置としてのナビゲーショ
`ン装置の地図情報と車速とにより走行中の道路の種類や
`曲率等に対する車速の警報等を行なうことができ、安全
`性を向上させることができる。
`【0118】請求項6の発明では、請求項5の発明の効
`果に加え、アンチロックブレーキ制御装置やトラクショ
`ンコントロール装置の作動状況を考慮して可変表示部を
`変化させるので、路面の滑りやすさも考慮することがで
`き、より安全性を向上させることができる。
`【0119】請求項7の発明では、請求項5の発明の効
`果に加え、前照灯の点灯有無やワイパーの作動有無を考
`慮して可変表示部を変化させることができ、夜間や雨天
`であることを考慮した制御により、より安全性を向上さ
`せることができる。
`
`AMH00470
`
`

`

`(13)
`
`10
`10
`
`20
`20
`
`30
`30
`
`40
`40
`
`23
`【0120】請求項8の発明では、請求項4〜7のいず
`れかの発明の効果に加え、自車が先行車に衝突しない上
`限速度を簡単な構造によって運転者に明確に認識させる
`ことができる。
`【0121】請求項9の発明では、請求項4〜7のいず
`れかの発明の効果に加え、燃費効率の良い許容車速を簡
`単な構造で明確に運転者に認識させることができる。
`【0122】請求項10の発明では、請求項4〜7のい
`ずれかの発明の効果に加え、天候などの走行環境の変化
`に拘らず、自車がスピンしない許容舵角を簡単な構造で
`明確に運転者に認識させることができる。
`【0123】請求項11の発明では、請求項4〜10の
`いずれかの発明の効果に加え、ポインタによって前車追
`従型ASCDの設定車速や衝突しない上限速度、燃費効
`率の良い許容車速、スピンしない許容舵角などの特定走
`行状態を指示することができ、これらを運転者に明確に
`認識させることができる。
`【0124】請求項12の発明では、請求項1〜3のい
`ずれかの発明の効果に加え、制御手段が車両状態、各車
`両操作補助装置の状態に応じて可変表示部の可変制御を
`自動的に選択することができ、状況に応じた表示を的確
`に行なうことができる。
`【0125】請求項13の発明では、請求項1〜3のい
`ずれかの発明の効果に加え、モードスイッチの切換えに
`よって可変表示部の可変制御を手動で切換えることがで
`き、運転者が要求する表示を的確に行なわせることがで
`きる。
`【図面の簡単な説明】
`【図1】この発明の第1実施形態に係り、スピードメー
`タを含めたブロック図である。
`【図2】前車追従型ASCDの必要情報を示す図表であ
`る。
`【図3】第1実施形態の制御ロジックを示すフローチャ
`ートである。
`【図4】第1実施形態の表示例を示す図表である。
`【図5】第2実施形態に係るスピードメータを含めたブ
`ロック図である。
`【図6】第3実施形態に係るスピードメータを含めたブ
`ロック図である。
`【図7】第3実施形態の表示例を示す図表である。
`【図8】第4実施形態に係るブロック図である。
`【図9】第4実施形態に係るスピードメータを含めたブ
`ロック図である。
`【図10】第4実施形態に係る制御ロジックのフローチ
`ャートである。
`【図11】第5実施形態に係るブロック図である。
`【図12】第5実施形態に係るスピードメータを含めた
`ブロック図である。
`
` 特開平9−50582
`24
`【図13】第5実施形態に係る制御ロジックのフローチ
`ャートである。
`【図14】第6実施形態に係るブロック図である。
`【図15】第6実施形態に係るスピードメータを含めた
`ブロック図である。
`【図16】第6実施形態に係る制御ロジックのフローチ
`ャートである。
`【図17】第7実施形態に係るブロック図である。
`【図18】第8実施形態に係るブロック図である。
`【図19】第9実施形態に係るブロック図である。
`【図20】第10実施形態に係るブロック図である。
`【図21】第10実施形態の目盛盤周辺を示す正面図で
`ある。
`【図22】第11実施形態のブロック図である。
`【図23】第12実施形態のブロック図である。
`【図24】従来例に係る斜視図である。
`【符号の説明】
`M スピードメータ(メータ装置)
`3 指針(可変表示部)
`17 制御回路(補助装置状態検出手段制御手段)
`37 前車追従型の自動速度制御装置(車両操作補助装
`置)
`41 車間距離検出回路(衝突計測手段)
`51 ポインタ
`61 ナビゲーション装置(車両操作補助装置)
`73 車速センサ(車速検出手段)
`77 アンチロックブレーキ制御装置(車両操作補助装
`置)
`79 トラクションコントロール装置(車両操作補助装
`置)
`81 ブレーキ制御検出回路(ブレーキ制御検出手段)
`83 駆動力制御検出回路(駆動力制御検出手段)
`85 前照灯(車両操作補助装置)
`87 ワイパー(車両操作補助装置)
`89 前照灯検出回路(前照灯検出手段)
`91 ワイパー検出回路(ワイパー検出手段)
`93 相対速度算出器(衝突計測手段)
`95 上限速度算出器(制御手段)
`97 シフト位置センサ(シフト位置検出手段)
`99 エコノミー速度算出回路(制御手段)
`101 ステアリング操舵角センサ(舵角検出手段)
`103 ワイパー作動検出センサ(環境検出手段)
`105 ステアリング許容操舵角算出回路(制御手段)
`113 表示内容制御回路(制御手段)
`115 作動状態検出回路(作動状態検出手段)
`117 モードスイッチ
`D1 第1の発光部
`D2 第2の発光部
`
`AMH00471
`
`

`

`(14)
`
` 特開平9−50582
`
`【図1】
`
`AMH00472
`
`

`

`(15)
`
` 特開平9−50582
`
`【図2】
`
`AMH00473
`
`

`

`(16)
`
` 特開平9−50582
`
`【図3】
`
`AMH00474
`
`

`

`(17)
`
` 特開平9−50582
`
`【図4】
`
`【図21】
`
`【図24】
`
`AMH00475
`
`

`

`(18)
`
` 特開平9−50582
`
`【図5】
`
`AMH00476
`
`

`

`(19)
`
` 特開平9−50582
`
`【図6】
`
`AMH00477
`
`

`

`(20)
`
` 特開平9−50582
`
`【図7】
`
`AMH00478
`
`

`

`(21)
`
` 特開平9−50582
`
`【図8】
`
`AMH00479
`
`

`

`(22)
`
` 特開平9−50582
`
`【図9】
`
`AMH00480
`
`

`

`(23)
`
` 特開平9−50582
`
`【図10】
`
`AMH00481
`
`

`

`(24)
`
` 特開平9−50582
`
`【図11】
`
`AMH00482
`
`

`

`(25)
`
` 特開平9−50582
`
`【図12】
`
`AMH00483
`
`

`

`(26)
`
` 特開平9−50582
`
`【図13】
`
`AMH00484
`
`

`

`(27)
`
` 特開平9−50582
`
`【図14】
`
`AMH00485
`
`

`

`(28)
`
` 特開平9−50582
`
`【図15】
`
`AMH00486
`
`

`

`(29)
`
` 特開平9−50582
`
`【図16】
`
`AMH00487
`
`

`

`(30)
`
` 特開平9−50582
`
`【図17】
`
`AMH00488
`
`

`

`(31)
`
` 特開平9−50582
`
`【図18】
`
`AMH00489
`
`

`

`(32)
`
` 特開平9−50582
`
`【図19】
`
`AMH00490
`
`

`

`(33)
`
` 特開平9−50582
`
`【図20】
`
`AMH00491
`
`

`

`(34)
`
` 特開平9−50582
`
`【図22】
`
`AMH00492
`
`

`

`(35)
`
` 特開平9−50582
`
`【図23】
`
`AMH00493
`
`

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