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(19)EI$EEEH'T‘ (J P)
`
`(12) {k fi-fil 4%: ET a} #5 (A)
`
`(IDEEEE’AEEEE
`
`fififiilZlD—326169
`
`
`
`(43)’J.§EEEI EFEEIOEFOQQEBHZH 8 El
`
`(51)Int.C1.°'
`
`G06F 3H4
`G06T 3M0
`GOQG 5ND
`
`WERE
`
`310
`
`520
`530
`
`F 1
`
`G06F 3M4
`G09G 5N0
`
`w%
`
`310A
`520V
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`520E
`
`355P
`G06F 15/66
`520
`5/36
`
`EEEE 516E512 fisfilfimms OL (i 17 E)
`
`(21) EEEE
`
`EEIFQ— 136848
`
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`
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`
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`
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`
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`
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`
`
`
`(54)
`
`[fiflflwfifii]
`
`fififlflfifit ifififlfifiifiktfififififi7’fl fl fib’fii‘fi bfcfi‘flfififli
`
`FN41
`
`LANFH4Z
`
`
`
`ED*1:F'J-‘J’
`
`EXHIBIT
`Petitioner - Motorola
`
`
`
`PX 1008
`
`Motorola PX 1008_1
`
`fifimflfll.----_--__---__(.--_--__-_______-______-___-__-___-______________.
`
`hA
`
`Lm.
`
`\Vi
`
`(57)【要約】
`
`(57)
`[E1641]
`
`
`
`【課題】表示画面の解像度に合わせて画像データの表示
`GEE] ETE :IODEEEILE‘IMETEEif—awE/E
`サイズを変更し、ユーザが認識できるサイズで表示す
`EKXEEEL l—fifimfif%éfi421§T?
`る。
`
`
`
`【解決手段】表示装置16の表示画面の解像度を認識す
`fifimfix] ETE:E1 6®§TIII :I03EEEE’EE:
`
`ると共に、サーバ21からデータを取得した際に、その
`5tfim fi—AZleT—aéflELtEm
`データ中に存在する画像データの解像度を認識する。こ
`7—5?EILffiéEET—arDEEEEm‘Eié
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`の表示画面の解像度と画像データの解像度に基づいて、
`ODE/T I :IIDWSEEE’AE-f—é? @fififgfiffibzgfi‘w’c
`
`
`
`
`
`
`
`当該画像データの解像度を表示画面の解像度に応じたサ
`éEEET—fiDEEEEE/E’T :IODEEEICEUfcfi
`イズに変換し、その変換後の画像データを表示装置16
`(XkfigEL %®EEE®EET—9EET%E16
`
`
`
`
`
`
`
`
`の表示画面に表示する。
`ODE/TH :I6:§T§%
`
`
`
`% [
`
`Motorola PX 1008_1
`
`

`

`1
`
`2
`
`(2)
`
`特開平10−326169
`
`【特許請求の範囲】
`【請求項1】 表示画面の解像度を認識する第1の解像
`度認識手段と、
`表示対象となるデータから画像データを検出する画像検
`出手段と、
`この画像検出手段によって検出された上記画像データの
`解像度を認識する第2の解像度認識手段と、
`この第2の解像度認識手段によって認識された上記画像
`データの解像度と上記第1の解像度認識手段によって認
`識された上記表示画面の解像度に基づいて上記画像デー
`タに対する表示倍率を求める倍率算出手段と、
`この倍率算出手段によって得られた上記表示倍率に基づ
`いて上記画像データの解像度を変換する解像度変換手段
`と、
`この解像度変換手段によって変換された上記画像データ
`を上記表示画面に表示する表示手段とを具備したことを
`特徴とする情報処理装置。
`【請求項2】 表示サイズを指定するサイズ指定手段を
`有し、
`上記倍率算出手段は、このサイズ指定手段によって指定
`された上記表示サイズに基づいて上記画像データに対す
`る表示倍率を求めることを特徴とする請求項1記載の情
`報処理装置。
`【請求項3】 上記表示対象データ中に複数の画像デー
`タが存在する場合に、それらの位置情報を認識する画像
`位置認識手段と、
`この画像位置認識手段によって認識された上記位置情報
`に基づいて上記各画像データの幅方向の和と高さ方向の
`最高値を表示サイズとして求める表示サイズ算出手段と
`を有し、
`上記倍率算出手段は、この表示サイズ算出手段によって
`得られた上記表示サイズに基づいて上記各画像データに
`対する表示倍率を求めることを特徴とする請求項1記載
`の情報処理装置。
`【請求項4】 サーバコンピュータに対して表示対象と
`なるデータを要求するデータ要求手段と、
`このデータ要求手段によって要求された表示対象データ
`を上記サーバコンピュータから受信するデータ受信手段
`と、
`表示画面の解像度を認識する第1の解像度認識手段と、
`上記データ受信手段によって受信された表示対象データ
`から画像データを検出する画像検出手段と、
`この画像検出手段によって検出された上記画像データの
`解像度を認識する第2の解像度認識手段と、
`この第2の解像度認識手段によって認識された上記画像
`データの解像度と上記第1の解像度認識手段によって認
`識された上記表示画面の解像度に基づいて上記画像デー
`タに対する表示倍率を求める倍率算出手段と、
`この倍率算出手段によって得られた上記表示倍率に基づ
`いて上記画像データの解像度を変換する解像度変換手段
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`と、
`この解像度変換手段によって変換された上記画像データ
`を上記表示画面に表示する表示手段とを具備したことを
`特徴とする情報処理装置。
`【請求項5】 表示サイズを指定するサイズ指定手段を
`有し、
`上記倍率算出手段は、このサイズ指定手段によって指定
`された上記表示サイズに基づいて上記画像データに対す
`る表示倍率を求めることを特徴とする請求項4記載の情
`報処理装置。
`【請求項6】 上記表示対象データ中に複数の画像デー
`タが存在する場合に、それらの位置情報を認識する画像
`位置認識手段と、
`この画像位置認識手段によって認識された上記位置情報
`に基づいて上記各画像データの幅方向の和の値と高さ方
`向の最高値を表示サイズとして求める表示サイズ算出手
`段とを有し、
`上記倍率算出手段は、この表示サイズ算出手段によって
`得られた上記表示サイズに基づいて上記各画像データに
`対する表示倍率を求めることを特徴とする請求項4記載
`の情報処理装置。
`【請求項7】 上記画像データが他のデータとリンクし
`ている場合に、上記画像データ中のクリッカブル領域を
`示す座標情報とそのリンク先を管理するリンク管理手段
`と、
`上記解像度変換手段による上記画像データの解像度変換
`に伴い、上記リンク管理手段によって管理されている上
`記座標情報を補正する座標補正手段と、
`この座標補正手段によって補正された上記座標情報に基
`づいて、上記クリッカブル領域内にイベントがあったこ
`とを検出し、リンク先のデータを要求するリンクデータ
`要求手段とを具備したことを特徴とする請求項4記載の
`情報処理装置。
`【請求項8】 上記解像度変換手段によって変換された
`上記画像データを記憶する記憶手段と、
`上記画像データが表示対象データとして再度要求された
`際に、上記記憶手段から上記画像データを検索する画像
`検索手段とを有し、
`上記表示手段は、この画像検索手段によって検索された
`上記画像データを表示することを特徴とする請求項4記
`載の情報処理装置。
`【請求項9】 表示画面の解像度を認識し、
`表示対象となるデータから画像データを検出し、
`この画像データの解像度を認識し、
`上記画像データの解像度と上記表示画面の解像度に基づ
`いて上記画像データに対する表示倍率を求め、
`この表示倍率に基づいて上記画像データの解像度を変換
`し、
`この変換された上記画像データを上記表示画面に表示す
`ることを特徴とする表示制御方法。
`
`Motorola PX 1008_2
`
`

`

`3
`
`4
`
`(3)
`
`特開平10−326169
`
`【請求項10】 表示サイズの指定により、この指定さ
`れた表示サイズに基づいて上記画像データに対する表示
`倍率を求めることを特徴とする請求項9記載の表示制御
`方法。
`【請求項11】 上記表示対象データ中に複数の画像デ
`ータが存在する場合に、それらの位置情報を認識し、
`この認識された上記位置情報に基づいて上記各画像デー
`タの幅方向の和と高さ方向の最高値を表示サイズとして
`求め、
`この表示サイズに基づいて上記各画像データに対する表
`示倍率を求めることを特徴とする請求項9記載の表示制
`御方法。
`【請求項12】 サーバコンピュータに対して表示対象
`となるデータを要求し、
`この要求された表示対象データを上記サーバコンピュー
`タから受信し、
`表示画面の解像度を認識し、
`上記受信された表示対象データから画像データを検出
`し、
`この検出された上記画像データの解像度を認識し、
`上記画像データの解像度と上記表示画面の解像度に基づ
`いて上記画像データに対する表示倍率を求め、
`この表示倍率に基づいて上記画像データの解像度を変換
`し、
`この変換された上記画像データを上記表示画面に表示す
`ることを特徴とする表示制御方法。
`【請求項13】 表示サイズの指定により、この指定さ
`れた表示サイズに基づいて上記画像データに対する表示
`倍率を求めることを特徴とする請求項12記載の表示制
`御方法。
`【請求項14】 上記表示対象データ中に複数の画像デ
`ータが存在する場合に、それらの位置情報を認識し、
`この認識された上記位置情報に基づいて上記各画像デー
`タの幅方向の和の値と高さ方向の最高値を表示サイズと
`して求め、
`この表示サイズに基づいて上記各画像データに対する表
`示倍率を求めることを特徴とする請求項12記載の表示
`制御方法。
`【請求項15】 上記画像データが他のデータとリンク
`している場合に、上記画像データ中のクリッカブル領域
`を示す座標情報とそのリンク先を管理し、
`上記画像データの解像度変換に伴い、上記座標情報を補
`正し、
`この補正された上記座標情報に基づいて、上記クリッカ
`ブル領域内にイベントがあったことを検出し、リンク先
`のデータを要求することを特徴とする請求項12記載の
`表示制御方法。
`【請求項16】 上記解像度変換手段によって変換され
`た上記画像データをキャッシュメモリに記憶したおき、
`上記画像データが表示対象データとして再度要求された
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`際に、上記キャッシュメモリから上記画像データを検索
`し、
`この検索された上記画像データを表示することを特徴と
`する請求項12記載の表示制御方法。
`【請求項17】 表示装置にデータを表示するための表
`示制御プログラムを記録した記録媒体であって、
`表示画面の解像度を認識させる手順と、
`表示対象となるデータから画像データを検出させる手順
`と、
`この画像データの解像度を認識させる手順と、
`上記画像データの解像度と上記表示画面の解像度に基づ
`いて上記画像データに対する表示倍率を求めさせる手順
`と、
`この表示倍率に基づいて上記画像データの解像度を変換
`させる手順と、
`この変換された上記画像データを上記表示画面に表示さ
`せる手順とをコンピュータに実行させることを特徴とす
`るコンピュータ読取り可能な記録媒体。
`【請求項18】 表示装置にデータを表示するための表
`示制御プログラムを記録した記録媒体であって、
`サーバコンピュータに対して表示対象となるデータを要
`求させる手順と、
`この要求された表示対象データを上記サーバコンピュー
`タから受信させる手順と、
`表示画面の解像度を認識させる手順と、
`上記受信された表示対象データから画像データを検出さ
`せる手順と、
`この検出された上記画像データの解像度を認識させる手
`順と、
`上記画像データの解像度と上記表示画面の解像度に基づ
`いて上記画像データに対する表示倍率を求めさせる手順
`と、
`この表示倍率に基づいて上記画像データの解像度を変換
`させる手順と、
`この変換された上記画像データを上記表示画面に表示さ
`せる手順と
`をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュ
`ータ読取り可能な記録媒体。
`【発明の詳細な説明】
`【0001】
`【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
`コンピュータ等の情報処理装置に係り、特に解像度の低
`いデータを解像度の高い表示装置で表示する際に用いて
`好適な情報処理装置、表示制御方法及び表示制御プログ
`ラムを記録した記録媒体に関する。
`【0002】
`【従来の技術】従来、WWW(world wide
`web)ブラウザでは、データの指定のサイズ1:1で
`展開を行っている。したがって、例えば640×480
`ドットのVGA(video graphics ar
`
`Motorola PX 1008_3
`
`

`

`5
`
`6
`
`(4)
`
`特開平10−326169
`
`ray)のサイズで作成されたものは、1600×12
`00ドットの高解像度の表示装置では、表示画面の約4
`分の1程度で表示されてしまうことになる。これは、高
`解像度のドットピッチが低解像度のものより狭いことに
`起因する。つまり、1600×1200ドットの表示画
`面では、640×480ドットの表示画面の約2.5倍
`程度の解像度になる。
`【0003】このように、WWWブラウザにおいて、受
`信者が使用する環境と送信側が使用する環境と同じ場合
`(画面解像度や画面表示カラーが同じ場合)には、見栄
`えの良いものをユーザは見ることができる。しかし、解
`像度の高い表示装置を用いて、解像度の低い装置で作成
`されたデータを表示すると、解像度が2倍の高精細画面
`では、サイズが4分の1で表示されてしまう。このた
`め、WWWでよく表現されえている地図等の画像データ
`などは全く認識できない状態になってしまう。
`【0004】
`【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
`来、解像度の高い表示装置で、解像度の低いデータを表
`示すると、表示面積が非常に小さくなる。WWWデータ
`では、地図等の情報などは画像データとして作成される
`ことが多いため、表示の際に何が書いてあるのか認識で
`きなくなる可能性が多かった。
`【0005】今後、解像度の高いマシンや低いマシンが
`多く混在するような状況が予想されるため、このような
`問題は深刻化する傾向にある。本発明は上記のような点
`に鑑みなされたもので、表示画面の解像度に合わせて画
`像データの表示サイズを変更し、ユーザが認識できるサ
`イズで表示することのできる情報処理装置、表示制御方
`法及び表示制御プログラムを記録した記録媒体を提供す
`ることを目的とする。
`【0006】
`【課題を解決するための手段】
`(1)本発明の情報処理装置は、表示画面の解像度を認
`識する第1の解像度認識手段と、表示対象となるデータ
`から画像データを検出する画像検出手段と、この画像検
`出手段によって検出された上記画像データの解像度を認
`識する第2の解像度認識手段と、この第2の解像度認識
`手段によって認識された上記画像データの解像度と上記
`第1の解像度認識手段によって認識された上記表示画面
`の解像度に基づいて上記画像データに対する表示倍率を
`求める倍率算出手段と、この倍率算出手段によって得ら
`れた上記表示倍率に基づいて上記画像データの解像度を
`変換する解像度変換手段と、この解像度変換手段によっ
`て変換された上記画像データを上記表示画面に表示する
`表示手段とを具備したことを特徴とする(請求項1)。
`【0007】このような構成によれば、画像データの表
`示に際し、その画像データの解像度と表示画面の解像度
`に基づいて上記画像データに対する表示倍率が求めら
`れ、この表示倍率で上記画像データの解像度が変換され
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`る。このような解像度変換により、例えば低解像度の画
`像データであっても、表示画面に応じたサイズで表示さ
`れるようになる。
`【0008】また、上記(1)の構成において、表示サ
`イズを指定するサイズ指定手段を有し、上記倍率算出手
`段は、このサイズ指定手段によって指定された上記表示
`サイズに基づいて上記画像データに対する表示倍率を求
`めることを特徴とする(請求項2)。
`【0009】このような構成によれば、例えば実寸大
`(等倍)、表示画面の幅を基準とした倍率、高さを基準
`とした倍率といったように、ユーザが任意に倍率を指定
`することができる。
`【0010】また、上記(1)の構成において、上記表
`示対象データ中に複数の画像データが存在する場合に、
`それらの位置情報を認識する画像位置認識手段と、この
`画像位置認識手段によって認識された上記位置情報に基
`づいて上記各画像データの幅方向の和と高さ方向の最高
`値を表示サイズとして求める表示サイズ算出手段とを有
`し、上記倍率算出手段は、この表示サイズ算出手段によ
`って得られた上記表示サイズに基づいて上記各画像デー
`タに対する表示倍率を求めることを特徴とする(請求項
`3)。
`【0011】このような構成によれば、複数の画像デー
`タが同一ライン上に存在する場合であっても、それらの
`配置を考慮した倍率で上記各画像データを表示画面内に
`収まるように表示することができる。
`【0012】(2)本発明の情報処理装置は、サーバコ
`ンピュータに対して表示対象となるデータを要求するデ
`ータ要求手段と、このデータ要求手段によって要求され
`た表示対象データを上記サーバコンピュータから受信す
`るデータ受信手段と、表示画面の解像度を認識する第1
`の解像度認識手段と、上記データ受信手段によって受信
`された表示対象データから画像データを検出する画像検
`出手段と、この画像検出手段によって検出された上記画
`像データの解像度を認識する第2の解像度認識手段と、
`この第2の解像度認識手段によって認識された上記画像
`データの解像度と上記第1の解像度認識手段によって認
`識された上記表示画面の解像度に基づいて上記画像デー
`タに対する表示倍率を求める倍率算出手段と、この倍率
`算出手段によって得られた上記表示倍率に基づいて上記
`画像データの解像度を変換する解像度変換手段と、この
`解像度変換手段によって変換された上記画像データを上
`記表示画面に表示する表示手段とを具備したことを特徴
`とする(請求項4)。
`【0013】このような構成によれば、サーバコンピュ
`ータから取得した画像データの表示に際し、その画像デ
`ータの解像度と表示画面の解像度に基づいて上記画像デ
`ータに対する表示倍率が求められ、この表示倍率で上記
`画像データの解像度が変換される。このような解像度変
`換により、例えば低解像度の画像データであっても、表
`
`Motorola PX 1008_4
`
`

`

`7
`
`8
`
`(5)
`
`特開平10−326169
`
`示画面に応じたサイズで表示されるようになる。
`【0014】また、上記(2)の構成において、表示サ
`イズを指定するサイズ指定手段を有し、上記倍率算出手
`段は、このサイズ指定手段によって指定された上記表示
`サイズに基づいて上記画像データに対する表示倍率を求
`めることを特徴とする(請求項5)。
`【0015】このような構成によれば、例えば実寸大
`(等倍)、表示画面の幅を基準とした倍率、高さを基準
`とした倍率といったように、ユーザが任意に倍率を指定
`することができる。
`【0016】また、上記(2)の構成において、上記表
`示対象データ中に複数の画像データが存在する場合に、
`それらの位置情報を認識する画像位置認識手段と、この
`画像位置認識手段によって認識された上記位置情報に基
`づいて上記各画像データの幅方向の和の値と高さ方向の
`最高値を表示サイズとして求める表示サイズ算出手段と
`を有し、上記倍率算出手段は、この表示サイズ算出手段
`によって得られた上記表示サイズに基づいて上記各画像
`データに対する表示倍率を求めることを特徴とする(請
`求項6)。
`【0017】このような構成によれば、複数の画像デー
`タが同一ライン上に存在する場合であっても、それらの
`配置を考慮した倍率で上記各画像データを表示画面内に
`収まるように表示することができる。
`【0018】また、上記(2)の構成において、上記画
`像データが他のデータとリンクしている場合に、上記画
`像データ中のクリッカブル領域を示す座標情報とそのリ
`ンク先を管理するリンク管理手段と、上記解像度変換手
`段による上記画像データの解像度変換に伴い、上記リン
`ク管理手段によって管理されている上記座標情報を補正
`する座標補正手段と、この座標補正手段によって補正さ
`れた上記座標情報に基づいて、上記クリッカブル領域内
`にイベントがあったことを検出し、リンク先のデータを
`要求するリンクデータ要求手段とを具備したことを特徴
`とする(請求項7)。
`【0019】このような構成によれば、画像データが他
`のデータとリンクしている場合に、上記画像データの解
`像度変換に伴い、クリッカブル領域を示す座標情報が補
`正される。これにより、この補正後の座標情報に基づい
`て、上記クリッカブル領域内にイベントがあったことを
`検出してリンク先のデータを要求することができる。
`【0020】また、上記(2)の構成において、上記解
`像度変換手段によって変換された上記画像データを記憶
`する記憶手段と、上記画像データが表示対象データとし
`て再度要求された際に、上記記憶手段から上記画像デー
`タを検索する画像検索手段とを有し、上記表示手段は、
`この画像検索手段によって検索された上記画像データを
`表示することを特徴とする(請求項8)。
`【0021】このような構成によれば、解像度変換後の
`画像データを例えば磁気ディスク装置等の記憶手段に記
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`憶しておくことにより、再度同じ画像データが要求され
`た際に、サーバコンピュータからその画像データを得な
`くとも、上記記憶手段から直接得ることができる。この
`場合、上記記憶手段には解像度変換後の画像データが記
`憶されているため、解像度変換を行う必要はない。
`【0022】
`【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
`実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
`情報処理装置の構成を示すブロック図である。図中10
`は本発明の情報処理装置であり、一般的なWWWブラウ
`ザ等が搭載されているワークステーション、パーソナル
`コンピュータ、携帯情報機器等からなる。また、本装置
`は、例えば磁気ディスク等の記録媒体に記録されたプロ
`グラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御
`されるコンピュータによって実現される。
`【0023】図1に示すように、情報処理装置10は、
`CPU11、RAM12、ROM13、I/Oコントロ
`ーラ14、記憶装置15、表示装置16、VRAM1
`7、ポインティングデバイス18、LANデバイス19
`を有して構成される。
`【0024】CPU11は、本装置全体の制御を司るも
`のであり、入力指示に従ったプログラムの起動で各種の
`処理を実行する。ここでは、図10乃至図16に示すデ
`ータ表示処理を実行する。
`【0025】RAM(揮発性メモリ)12は、プログラ
`ムデータの一時的な記憶エリアとして用いられる。ま
`た、このRAM12には、表示装置16に表示するデー
`タを一時的に展開するための領域、表示処理に必要な各
`種テーブルを格納するための領域が設けられている。
`【0026】ROM13は、各種プログラムデータやフ
`ォントデータ、辞書データ等が記憶されている。I/O
`コントローラ14は、各種I/Oデバイスの制御を司
`る。
`【0027】記憶装置15は、例えば磁気ディスク装置
`等の大容量の外部記憶装置であり、サーバ21等から読
`み込んだデータの一時的な記憶場所となっている。ま
`た、この記憶装置15は、ネットワーク20を接続した
`際のキャッシュメモリとしても用いられる。
`【0028】表示装置16は、例えばCRT (Cathode
`Ray Tube) やLCD (Liquid Crystal Display) からな
`り、サーバ21から転送されたデータ等を表示するもの
`である。この表示装置16にはVRAM17が接続され
`ている。このVRAM17は表示装置16に表示すべき
`データを展開するためのメモリである。
`【0029】ポインティングデバイス18は、例えばマ
`ウスやタブレット等からなり、データの入力や指示を行
`うためのものである。LANデバイス19は、ネットワ
`ーク20上の別の情報処理装置との結合を行う。具体的
`には、モデムやLANカードなどである。
`【0030】ネットワーク20は、各情報処理装置間を
`
`Motorola PX 1008_5
`
`

`

`9
`
`10
`
`(6)
`
`特開平10−326169
`
`物理的に接続するものである。サーバ21は、情報処理
`装置10と同様な形態の機器で構成されており、ネット
`ワーク20等で物理的に結合が行われており、クライア
`ントである情報処理装置10からの要求に対してデータ
`の転送を行う。
`【0031】ここで、上記RAM12には、本発明のデ
`ータ表示処理に必要な各種テーブルとして、表示テーブ
`ル31、画像サイズテーブル32、画像倍率パラメータ
`33、ユーザ指定サイズテーブル34、行情報管理テー
`ブル35が設けられている。また、後述するクリッカブ
`ル管理テーブル36もこのRAM12に設けられてい
`る。
`【0032】図2は同実施形態における表示テーブル3
`1の構成を示す図である。表示テーブル31は、本装置
`の解像度を管理するためのテーブルであり、表示装置1
`6の表示画面の解像度(表示サイズ)と、画像サイズテ
`ーブル32の格納先を示すアドレスで構成される。表示
`対象データ中に画像データが存在しない場合には、この
`アドレスには“NULL”が入る。
`【0033】なお、解像度とは、表示の細かさを表すも
`のであり、1画面の幅方向と高さ方向のドット数で示さ
`れる。この解像度は機種によって異なる。例えばVGA
`では、640×480ドットの解像度を有する。
`【0034】図3は同実施形態における画像サイズテー
`ブル32の構成を示す図である。画像サイズテーブル3
`2は、各画像データの解像度を管理するためのテーブル
`であり、画像ファイル名と、画像データの解像度(表示
`サイズ)、倍率パラメータテーブル33へのポインタで
`構成されている。
`【0035】また、同一ラインに複数の画像データが存
`在する場合には、ラインNo.の情報もこの画像サイズ
`テーブル32に含まれる。図4は同実施形態における画
`像倍率パラメータテーブル33の構成を示す図である。
`倍率パラメータテーブル33は、各画像データに対する
`表示倍率を管理するためのテーブルであり、高さ方向と
`幅方向の倍率で構成される。
`【0036】図5は同実施形態におけるユーザ指定サイ
`ズテーブル34の構成を示す図である。ユーザ指定サイ
`ズテーブル34は、ユーザによって指定された表示サイ
`ズを管理するためのテーブルであり、0,1,2で示さ
`れる指定サイズで構成される。指定サイズ0は実寸大
`(等倍)を示す。また、指定サイズ1は表示画面の幅を
`基準とした倍率を示し、指定サイズ2は表示画面の高さ
`を基準とした倍率を示す。
`【0037】図6は同実施形態における行情報管理テー
`ブル35の構成を示す図である。行情報管理テーブル3
`5は、複数の画像データが存在する場合における同一ラ
`インの画像データを管理するためのテーブルであり、画
`像サイズテーブル32に付加されるラインNoと、同一
`ライン上の各画像データの幅方向の和の値と高さ方向の
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`MAX値で構成される。
`【0038】図7は同実施形態におけるWWWの表示例
`を示す図である。図中41は表示エリアであり、ここに
`サーバ21から転送されてきたデータを表示するように
`なっている。
`【0039】情報処理装置10よりネットワーク20上
`のサーバ21に対してデータの要求を行う。WWWで
`は、httpプロトコルでデータの要求を行う。その
`際、情報処理装置10(クライアント)から要求される
`データはHTML文書と呼ばれる特定の形式で構成され
`ている。
`【0040】HTML文書は、タグと呼ばれる「<」と
`「>」で囲まれた書式指定とテキストによって構成され
`ている。機器間の接続が正常ならば、サーバ21は要求
`されたデータを情報処理装置10に対して転送する。転
`送されるデータはキャラクタなどのテキストデータや画
`像などのバイナリーデータである。
`【0041】ここで、本発明では、通常、図8(b)の
`ように表示される低解像度の画像データを、図8(c)
`のように表示画面の解像度(アプリケーションの表示サ
`イズ)に合わせて表示することを特徴とする。この場
`合、例えば図8(a)に示すように、表示装置16が6
`40×480ドットの解像度を持つものとすると、32
`0×240ドットの解像度を有する装置で作成された画
`像データは、2倍に拡大されて表示されることになる。
`【0042】また、WWWでは、同一ラインに複数の画
`像データが配置されていることがあるが、このような場
`合には単純に画面サイズに合わせるわけにはいかない。
`本発明では、このような場合にも他の画像データの間隔
`を考慮して解像度の変換を行うことを特徴とする。
`【0043】また、WWWでは、図9に示すようなクッ
`リカブルなデータ(画像データ上にリンクを割り付ける
`ことが可能なデータ)の表示も可能であるが、上記のよ
`うにしてクライアント側で画像データの解像度を変更す
`ると、クッリカブルデータの座標位置にずれが生じてし
`まう。本発明では、このようなずれも解像度の変換と共
`に補正することを特徴とする。
`【0044】また、サーバ21からデータを取得するに
`は、ネットワーク20への接続を行って、サーバ21か
`らデータを転送してもらう必要がある。この場合、デー
`タの転送速度は、回線の速度や混み具合によって変って
`くる。そこで、本発明では、解像度変換後の画像データ
`をキャッシュメモリ(記憶装置15)に保存しておき、
`再度同じ画像データが必要になった際に、ネットワーク
`20を介さずに、キャッシュメモリから当該画像データ
`を直接取得することを特徴とする。
`【0045】次に、本装置の動作を説明する前に、理解
`を容易にするため、本発明の特徴となる点について、以
`下のような項目(1)〜(6)に分けて説明しておく。
`(1)表示画面の解像度に合わせた表示
`
`Motorola PX 1008_6
`
`

`

`11
`
`12
`
`(7)
`
`特開平10−326169
`
`ここでは、表示すべきデータが例えば記憶媒体を介して
`既に情報処理装置10の記憶装置15に格納されている
`ものとする。また、RAM12に設けられる表示テーブ
`ル31には、表示装置16の解像度(通常はハードウェ
`アとアプリケーションとを接続するドライバプログラム
`やアプリケーションによって決まる表示エリア41の幅
`と高さのサイズ)が記憶されているものとする。
`【0046】情報処理装置10は、記憶装置15から読
`み込んだ表示対象データを一時的にRAM12に記憶す
`る。その表示対象データの中に画像データが存在する場
`合、その画像データの解像度(幅と高さの表示サイズ)
`を読み込む。この場合、画像データには、通常、画像サ
`イズ(ドット数)や表示色、カラーパレットの情報が付
`加されており、この情報の中から画像サイズを読み込
`み、これを画像サイズテーブル32にセットする。
`【0047】次に、表示テーブル31に記憶された画面
`解像度と画像サイズテーブル32に記憶された画像解像
`度を用いて、当該画像データに対する表示倍率を計算す
`る。まず、表示画面の幅(横幅)に合わせた倍率を求め
`る。この倍率で画像データの高さ(縦幅)が画面をオー
`バする場合には、表示画面の高さ(横幅)に合わせた倍
`率を求める。このようにして、最適な倍率を計算し、そ
`の計算結果を倍率パラメータテーブル33に記憶する。
`【0048】この倍率パラメータテーブル33に記憶さ
`れた倍率に基づいて、画像データの解像度を表示画面の
`解像度に合わせたサイズに変換する。その際、画像デー
`タの拡大では、画像データのドットとドットの間を同じ
`データで補間する処理を行う。この解像変換後の画像デ
`ータをVRAM17に展開し、表示装置16にて表示す
`る。
`【0049】なお、HTML文書の他のオブジェクト
`(文字列)が存在する場合には、その展開も行って表示
`するが、変換後の画像データと重ならないように、その
`位置を変更する必要がある。
`【0050】(2)ユーザ指定サイズに合わせた表示
`ユーザより指定された画面サイズをユーザ指定サイズテ
`ーブル34に保持し、その指定サイズに合わせて画像デ
`ータの解像度(サイズ)を変更する。
`【0051】この場合、ユーザは表示する画像データを
`表示画面の幅(横幅)あるいは高さ(縦幅)を基準にす
`るか、実寸大で表示するかを指定する。指定されたデー
`タはユーザ指定画像サイズテーブル35に記憶される。
`【0052】例えば「0=実寸大」,「1=幅を基準に
`する」,「2=高さを基準にする」といったようにセッ
`トされる。表示する際に、このユーザ指定サイズテーブ
`ル34から指定サイズを読み込み、それに合わせて画像
`データの解像度(サイズ)を変換する。
`【0053】(3)複数の画像データの表示
`受信したデータ中に複数の画像データが存在するか否か
`を判断する(同じ行にタグ「img」がある場合には複
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`数の画像データが存在する)。
`【0054】複数の画像データが存在する場合に、それ
`らの座標位置とサイズを判断し、画像サイズテーブル3
`2へ登録する。この場合、画像サイズテーブル32に
`は、同じラインへ配置されることを示すラインNo.を
`記憶しておき、これを行情報管理テーブル35で管理す
`る。
`【0055】ここで、複数の画像データを表示する場合
`での画像サイズを計算する。単純には、画像情報1の高
`さと幅、画像情報2の高さと幅の和が表示サイズに合致
`しているか否かを判断する。表示画面のサイズ(幅)=
`N×(画像情報1の幅+画像情報2の幅)という場合
`は、それぞれの画像をN倍する。
`【0056】実際に表示する際に、このN倍を利用して
`表示画面のサイズに合わせる。これにより、複数存在す
`る画像データを表示デバイスに合わせた適切なサイズに
`変更して表示することができる。
`【0057】(4)サーバからクラインアントに転送さ
`れた画像データの表示
`情報処理装置10は、ネットワーク20上のサーバ21
`に対してデータの要求を行う。この要求に応じたデータ
`がサーバ21から情報処理装置10に転送される。
`【0058】情報処理装置10は、サーバ21からのデ
`ータ(HTML文書)を受信すると、そのデータを一時
`的にRAM12に記憶する。そして、HTML文書を解
`析して、表示指定の画像データが存在するか否かを判断
`する。なお、HTML文書では、文書(ファイル)中に
`画像指定の「img」というタグが含まれており、そこ
`で指定されたデータが画像ファイルである。
`【0059】要求したデータの中に画像データを表示す
`る指定がある場合(HTML文書のimgというタグが
`含まれていた場合)には、その画像データの解像度(サ
`イズ)を読み込む。この場合、画像データには、通常、
`画像サイズ(ドット数)や表示色、カラーパレットの情
`報が付加されており、この情報の中から画像サイズを読
`み込み、これを画像サイズテーブル32にセットする。
`【0060】次に、表示テーブル31に記憶された画面
`解像度と画像サイズテーブル32に記憶された画像解像
`度を用いて、当該画像データに対する表示倍率を計算す
`る。まず、表示画面の幅(横幅)に合わせた倍率を求め
`る。この倍率で画像データの高さ(縦幅)が表示画面を
`オーバする場合には、表示画面の高さ(横幅)に合わせ
`た倍率を求める。このようにして、最適な倍率を計算
`し、その計算結果を倍率パラメータテーブル33に記憶
`する。
`【0061】この倍率パラメータテーブル33に記憶さ
`れた倍率に基づいて、画像データの解像度を表示画面の
`解像度に合わせたサイズに変換する。その際、画像デー
`タの拡大では、画像データのドットとドットの間を同じ
`データで補間する処理を行う。この解像度変換後の画像
`
`Motorola PX 1008_7
`
`

`

`13
`
`14
`
`(8)
`
`特開平10−326169
`
`データをVRAM17に展開し、表示装置16にて表示
`する。
`【0062】なお、HTML文書の他のオブジェクト
`(文字列)が存在する場合には、その展開も行って表示
`するが、変換後の画像データと重ならないように、その
`位置を変更する必要がある。
`【0063】(5)クリッカブルデータの表示
`HTML文書において、データがリンクされている場合
`には、「AREA SHAPE」というタグ名が使用さ
`れている。このタグが使用されているか否かをHTML
`文書を読み込んだときに判断する。
`【0064】通常、画像データは図9(a)のように左
`上を原点(0,0)としている。また、指定方法として
`は、図9(b)に示すように、
`〈AREA SHAPE=“RECT”COORDS=
`X1,Y1,X2,Y2”HREF=“test.ht
`ml”>
`といった記述が用いられる。
`【0065】この例では、座標(X1,Y1)と座標
`(X2,Y2)で定義された四角形(SHAPE=“R
`ECT”)の範囲をポインティングデバイス18でクリ
`ックしたとき、「test.html」というファイル
`名のHTML文書をサーバから取得することが示されて
`いる。なお、RECT(四角形)の他に、CIRCLE
`(円)、SHAPE(多角形)がある。
`【0066】表示する際に、図9(c)に示すようなク
`リッカブル管理テーブル36をRAM12上へ記憶す
`る。このクリッカブル管理テーブル36には、クリッカ
`ブル領域のHAPEとその座標値、そしてリンク先を示
`す情報が記憶される。
`【0067】ユーザによるマウスやペン等のポインティ
`ングデバイス18の操作により、座標データのイベント
`が発生した場合に、そのイベントが上記クリッカブル管
`理テーブル36で管理された座標中に存在するか否かを
`判断する。イベントが座標中に存在している場合には、
`リンク先のファイルをサーバ21に対して要求する。
`【0068】ここで、クライアント側で画像データの解
`像度(表示サイズ)を変更した場合には、上述したクッ
`リカブルデータの座標位置にずれが生じてしまう。そこ
`で、倍率パラメータテーブル33に記憶された倍率に基
`づいて、クリッカブル管理テーブル36内のクリッカブ
`ルの座標値を補正する。例えば画像データが2倍に拡大
`されている場合には、クリッカブル領域の座標値(X
`1,Y1)の情報は(2×X1,2×Y1)となる。
`【0069】(6)キャッシュ機能を利用した表示
`記憶装置15をキャッシュメモリとして用いる。すなわ
`ち、倍率パラメータテーブル33に記憶された倍率に基
`づいて画像データを表示後、そのときのサイズで当該画
`像データを記憶装置15に記憶しておく。そして、再
`び、同じ画像データを表示する場合に、サーバ21から
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`ではなく、記憶装置15から読み出すようにする。
`【0070】次に、図10乃至図16を参照して同実施
`形態の動作を説明する。図10乃至図16は同実施形態
`におけるデータ表示処理の動作を説明するためのフロー
`チャートである。ここでは、情報処理装置10をクライ
`ンアントとし、情報処理装置10がネットワーク20上
`のサーバ21からデータを取得して表示する場合を想定
`して説明する。なお、図中の括弧内の数字(1〜6)は
`上記各項目の番号に相当する。
`【0071】情報処理装置10は、サーバ21との接続
`を行い、データ(HTML文書)を要求する(ステップ
`S11)。サーバ21との接続が成功すると(ステップ
`S12のYes)、サーバ21はデータをネットワーク
`20上に転送し、情報処理装置10はこれをLANデバ
`イス19にて受信する(ステップS13)。情報処理装
`置10は、この受信したデータをRAM12に一時的に
`記憶しておく(ステップS14)。
`【0072】ここで、RAM12には予め表示装置16
`の表示画面の解像度(表示サイズ)を記憶した表示テー
`ブル31が設けられており、情報処理装置10がデータ
`を受信した際に、同装置10内のCPU11がこの表示
`テーブル31から上記画面解像度(表示サイズ)を読み
`込む(ステップS15)。
`【0073】また、データを受信した際に、CPU11
`はその受信データ中に画像データが存在するか否かをH
`TML文書のタグによって判断する(ステップS1
`6)。画像データが存在する場合には(ステップS16
`のYes)、CPU11はその画像データにクリッカブ
`ル指定(リンクされたデータ)があるか否かを判断する
`(ステップS17)。その結果、クリッカブル指定がな
`い場合には(ステップS17のNo)、CPU11は以
`下のような処理Aを実行する。
`【0074】すなわち、CPU11は、受信データ中の
`画像データの解像度(表示サイズ)を検出し、これをR
`AM12上の画像サイズテーブル32に記憶する(ステ
`ップS18)。
`【0075】ここで、同一ライン上に複数の画像データ
`が存在せず(ステップS19のNo)、また、倍率に関
`し、ユーザの指定がない場合には(ステップS20のN
`o)、CPU11は、まず、表示テーブル31と画像サ
`イズテーブル32を参照することにより、表示装置16
`の表示画面の幅(横幅)に合わせて、当該画像データに
`対する幅方向と高さ方向の倍率を求める(ステップS2
`1)。
`【0076】この倍率で表示画面の高さ方向がオーバす
`る場合には(ステップS22のNo)、今度は、表示画
`面の高さ(縦幅)に合わせて、当該画像データに対する
`幅方向と高さ方向の倍率を求める(ステップS23)。
`【0077】このようにして、表示装置16の表示画面
`に収まるような最適な倍率(幅と高さ)を得ると、CP
`
`Motorola PX 1008_8
`
`

`

`15
`
`16
`
`(9)
`
`特開平10−326169
`
`U11は、その倍率をRAM12上の倍率パラメータテ
`ーブル33に記憶する(ステップS24)。
`【0078】この場合、画面解像度の幅をGW、高さを
`GHとし、画像解像度の幅をiW、高さをiHとする
`と、画像データに対する幅方向と高さ方向の倍率NWと
`NHは、以下のような式で表される。
`【0079】NW=GW/iW
`NH=GH/iH
`表示画面の幅(横幅)に合わせる場合には、倍率NWの
`値を倍率パラメータテーブル33にセットすることにな
`る。また、表示画面の高さ(縦幅)に合わせる場合に
`は、倍率NHの値を倍率パラメータテーブル33をセッ
`トすることになる。
`【0080】一方、倍率に関し、ユーザの指定がある場
`合には(ステップS20のYes)、CPU11は、R
`AM12上のユーザ指定サイズテーブル34を参照し
`て、ユーザによって指定されたサイズを確認し、その指
`定ザイズに従って当該画像データに対する倍率を求める
`(ステップS25)。
`【0081】例えば指定サイズとして、“0”がユーザ
`指定サイズテーブル34に記憶されている場合には、実
`寸大(等倍)とする。また、指定サイズとして、“1”
`がユーザ指定サイズテーブル34に記憶されている場合
`には表示画面の幅を基準とした倍率(NW)を求め、
`“2”がユーザ指定サイズテーブル34に記憶されてい
`る場合には表示画面の高さを基準とした倍率(NH)を
`求める。
`【0082】このようにして、ユーザ指定サイズに合わ
`せた倍率(幅と高さ)を得ると、CPU11は、その倍
`率をRAM12上の倍率パラメータテーブル33に記憶
`する(ステップS24)。
`【0083】次に、CPU11は、倍率パラメータテー
`ブル33に記憶された倍率で当該画像データの解像度
`(表示サイズ)を変換し(ステップS26)、その変換
`後の画像データをVRAM17に展開する(ステップS
`27)。なお、低解像度の画像データを高解像度に変換
`する場合には、その画像データを表示画面に合わせて拡
`大することになるが、その際に、画像データのドットと
`ドットの間を同じデータで補間する処理を行う必要があ
`る。
`【0084】また、受信したデータ中に画像データ以外
`のデータ(キャラクタデータ等)があれば、そのデータ
`もVRAM17に展開する(ステップS27)。なお、
`上記画像データの解像度変換により、画像データと他の
`データが重なってしまうような場合には、画像データと
`重ならないように、他のデータの表示位置を変更するな
`どの工夫が必要である。
`【0085】このようにして、表示すべきデータがVR
`AM17に展開されると、CPU11はそのVRAM1
`7のデータを表示装置16の表示画面に表示する(ステ
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`ップS29)。この場合、画像データは表示画面の解像
`度に合わせたサイズに変換されているため、例えばサー
`バ21で作成された画像データが低解像のものでも、そ
`の画像データを大きく表示することができる。
`【0086】表示後、CPU11は表示装置16に表示
`したデータを記憶装置15のキャッシュ領域に保存して
`おき、次の表示に備えておく(ステップS30)。ま
`た、上記ステップS19において、同一ライン上に複数
`の画像データが存在する場合には、CPU11は、画像
`サイズテーブル32にラインNo.をセットした後(ス
`テップS31)、同一ラインNo.の各画像データの幅
`の和を求めると共に(ステップS32)、各画像データ
`の高さのMAXを求める(ステップS33)。このよう
`にして、各画像データの幅の和と高さのMAXが得られ
`ると、CPU11は、その値を情報管理テーブル35に
`記憶する(ステップS34)。
`【0087】例えば、2つの画像1(幅W1 ,高さH1
` )と画像2(幅W2 ,高さH2 )が同一ライン上にあ
`り、H1 >H2 とすると、行情報管理テーブル35に
`は、幅の情報として“W1 +W2 ”がセットされ、高さ
`の情報として“H2 ”がセットされることになる。
`【0088】CPU11は、この行情報管理テーブル3
`5に記憶された幅と高さの情報に基づいて、各画像デー
`タに対する倍率(幅、高さ)を求める(ステップS3
`5)。つまり、各画像データが表示画面に収まるような
`最適な倍率(幅、高さ)を求める。
`【0089】以後、この倍率の値を倍率パラメータテー
`ブル33に記憶して(ステップS24)、上記ステップ
`S26〜S30の処理を実行することにより、各画像デ
`ータを倍率パラメータテーブル33に記憶された倍率で
`表示し、最後にその表示後の各画像データを記憶装置1
`5のキャッシュ領域に保存しておき、次の表示に備えて
`おく。
`【0090】また、上記ステップS16において、受信
`データ中に画像データが存在しない場合には、ステップ
`S28の処理に飛び、画像データ以外のデータをVRA
`M17に展開後、そのデータを表示すると共に(ステッ
`プS29)、次の表示に備えてキャッシュ領域に保存し
`ておく(ステップS30)。
`【0091】また、上記ステップS17において、画像
`データにクリッカブル指定(リンクされたデータ)があ
`る場合には、CPU11は、まず、上記処理Aを実行し
`た後(ステップS36)、RAM12上に当該画像デー
`タに関するクリッカブル管理テーブル36を作成する。
`このクリッカブル管理テーブル36には、クリッカブル
`部分のSHAPEとその座標値、そしてリンク先の情報
`が記憶される。
`【0092】ここで、CPU11は、倍率パラメータテ
`ーブル33に記憶された倍率に基づいて、クリッカブル
`管理テーブル36内の座標値を補正する(ステップS3
`
`Motorola PX 1008_9
`
`

`

`17
`
`18
`
`(10)
`
`特開平10−326169
`
`8)。これは、クライアント側で画像データの解像度
`(表示サイズ)を変更した場合には、クッリカブルデー
`タの座標位置にずれが生じてしまうからである。そこ
`で、倍率パラメータテーブル33に記憶された倍率に基
`づいて、クリッカブル管理テーブル36内のクリッカブ
`ルの座標値を補正する。
`【0093】例えば、画像データが解像度変換により2
`倍に拡大されている場合には、その画像データ中のクリ
`ッカブル領域の座標値(X1,Y1)の情報は、(2×
`X1,2×Y1)となる。
`【0094】しかして、倍率パラメータテーブル33に
`記憶された倍率で当該画像データが表示された際に、ポ
`インティグデバイス18によるイベントがあると、CP
`U11はそのイベント(座標位置)を読み込み(ステッ
`プS39)、それがクリッカブル領域内にあるか否かを
`クリッカブル管理テーブル36に記憶された座標値(補
`正後の補正値)に基づいて判断する(ステップS4
`0)。
`【0095】その結果、クリッカブル領域内であれば
`(ステップS40のYes)、CPU11は、クリッカ
`ブル管理テーブル36からリンク先を読み込み(ステッ
`プS41)、サーバ21に対して、そのリンク先のデー
`タを要求する(ステップS42)。
`【0096】また、同一データを表示する際に、CPU
`11は、そのデータがRAM12のキャッシュ領域に存
`在するか否かを判断する(ステップS43)。その結
`果、キャッシュ領域に存在すれば(ステップS43のY
`es)、CPU11は、サーバ21を介さずに、そのキ
`ャッシュ領域から当該データを直接読み込んだ後(ステ
`ップS44)、これをVRAM17に展開して(ステッ
`プS45)、表示装置16の表示画面に表示する(ステ
`ップS46)。この場合、画像データは解像度変換され
`た状態でキャッシュ領域に保存されているため、改めて
`解像度変換を行う必要はない。
`【0097】なお、上記実施形態では、低解像度の画像
`データを高解像度の表示装置で表示する場合を想定した
`が、その逆の場合、つまり、高解像度の画像データを低
`解像度の表示装置で表示する場合には、その画像データ
`が表示画面から食み出さないような倍率で縮小すること
`も可能である。この場合、縮小に際し、画像データのド
`ット数を間引くなどの処理を行う必要がある。
`【0098】また、上述した実施形態において記載した
`手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
`ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
`ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
`DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
`各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装
`置に適用することも可能である。本装置を実現するコン
`ピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込
`み、このプログラムによって動作が制御されることによ
`
`10
`
`20
`
`30
`
`40
`
`50
`
`り、上述した処理を実行する。
`【0099】
`【発明の効果】WWWブラウザでは、情報提供者と情報
`受信者との間で機器の整合性はとれていない。特に画像
`データを多く使用するHTML文書では、受信側の機器
`によっては見栄えや体裁が悪くなり、文書を読むという
`環境にならないこともある。これらの原因は、画像デー
`タでは、解像度(イメージを構成するドット数)が固定
`であり、それらを表示する機器には無関係であるためで
`ある。このため、解像度の低い装置で解像度の高い画像
`データを表示すると表示画面から食み出したり、逆の場
`合は画像データが極端に小さく表示されるといった弊害
`がでてしまう。
`【0100】本発明では、表示画面の解像度に合わせて
`画像データの表示サイズを変更するようにしたため、例
`えば低解像度の画像データであっても、表示画面に応じ
`たサイズで表示することができる。これにより、地図等
`の細かい画像が送られて来た場合でも、その内容を認識
`することができる。
`【図面の簡単な説明】
`【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成
`を示すブロック図。
`【図2】同実施形態における表示テーブルの構成を示す
`図。
`【図3】同実施形態における画像サイズテーブルの構成
`を示す図。
`【図4】同実施形態における画像倍率パラメータテーブ
`ルの構成を示す図。
`【図5】同実施形態におけるユーザ指定サイズテーブル
`の構成を示す図。
`【図6】同実施形態における行情報管理テーブルの構成
`を示す図。
`【図7】同実施形態におけるWWWの表示例を示す図。
`【図8】同実施形態における解像度変換を説明するため
`の図。
`【図9】同実施形態におけるクッリカブルデータを説明
`するための図。
`【図10】同実施形態におけるデータ表示処理の動作を
`説明するためのフローチャート。
`【図11】同実施形態におけるデータ表示処理の動作を
`説明するためのフローチャート。
`【図12】同実施形態におけるデータ表示処理の動作を
`説明するためのフローチャート。
`【図13】同実施形態におけるデータ表示処理の動作を
`説明するためのフローチャート。
`【図14】同実施形態におけるデータ表示処理の動作を
`説明するためのフローチャート。
`【図15】同実施形態におけるデータ表示処理の動作を
`説明するためのフローチャート。
`【図16】同実施形態におけるデータ表示処理の動作を
`
`Motorola PX 1008_10
`
`

`

`19
`
`20
`
`(11)
`
`特開平10−326169
`
`説明するためのフローチャート。
`【符号の説明】
`10…情報処理装置
`11…CPU
`12…RAM
`13…ROM
`14…I/Oコントローラ
`15…記憶装置
`16…表示装置
`17…VRAM
`18…ポインティングデバイス
`
`19…LANデバイス
`20…ネットワーク
`21…サーバ
`31…表示テーブル
`32…画像サイズテーブル
`33…倍率パラメータテーブル
`34…ユーザ指定サイズテーブル
`35…行情報管理テーブル
`36…クリッカブル管理テーブル
`41…表示エリア
`
`10
`
`【図1】
`
`【図2】
`
`【図6】
`
`【図3】
`
`【図4】
`
`【図5】
`
`Motorola PX 1008_11
`
`

`

`(12)
`
`特開平10−326169
`
`【図7】
`
`【図8】
`
`【図12】
`
`Motorola PX 1008_12
`
`

`

`(13)
`
`特開平10−326169
`
`【図9】
`
`【図15】
`
`【図14】
`
`Motorola PX 1008_13
`
`

`

`(14)
`
`特開平10−326169
`
`【図10】
`
`Motorola PX 1008_14
`
`

`

`(15)
`
`特開平10−326169
`
`【図11】
`
`Motorola PX 1008_15
`
`

`

`(16)
`
`特開平10−326169
`
`【図13】
`
`Motorola PX 1008_16
`
`

`

`(17)
`
`特開平10−326169
`
`【図16】
`
`Motorola PX 1008_17
`
`

`

`f6!
`
`TRANSPE RFECT
`ALBANY
`AMSTERDAM
`
`ATLANTA
`AUSTIN
`BARCELONA
`BERLIN
`
`BOGOTA
`BOSTON
`BRUSSELS
`
`CHARLOTTE
`CHICAGO
`
`DALLAS
`DENVER
`DUBAI
`
`DUBLIN
`FRANKFURT
`GENEVA
`
`HONG KONG
`HOUSTON
`
`IRWNE
`LONDON
`LOS ANGELES
`LYON
`MEXICO CITY
`MIAMI
`MILAN
`MINNEAPOLIS
`MONTREAL
`MUNICH
`NEW YORK
`PARIS
`PHILADELPHIA
`PHOENIX
`PORTLAND
`PRAGUE
`RESEARCH
`TRIANGLE PARK
`SAN DIEGO
`SAN FRANCISCO
`
`SAN JOSE
`SEATTLE
`SINGAPORE
`STOCKHOLM
`STUTTGART
`SYDNEY
`TOKYO
`TORONTO
`VANCOUVER
`
`WASHINGTON, DC
`ZURICH
`
`CERTIFICATE OF ACCURACY
`
`v
`
`I, Charlene Murray, of TransPeriect, Inc. do hereby declare that the
`
`following are to the best of my knowledge and belief, a true and
`
`accurate translation, within the given parameters, of the document
`
`JP10-326169A translated from Japanese into English.
`
`A copy of the final translation is attached.
`
`I so declare under penalty of perjury under the laws of the United
`
`States on this 14th day of January, 2011.
`
` .r ene V urray
`
`
`v
`
`TransPerfeCt Translations,
`
`
`
`Sworn before me this
`14‘“ of January, 2011
`
`
` ignature, Notary
`
`
` Notary Public - State of New York
`
`
`
`
`No. 01-KE-6229268
`Qualified in Queens Count
`Commission Expires October 36‘
`
`Stamp, Notary Public
`
`THREE PARK AVENUE, 39TH FLOOR, NEW YORK, NY 10016 T 212.689.5555
`
`F 212.689.1059 WWW.TRANSPERFECT.COM
`
`Motorola PX 1008_18
`
`Motorola PX 1008_18
`
`

`

`(19) Japan Patent Office (JP)
`
`(12) Japanese Unexamined Patent
`Application Publication (A)
`
`
`(11) Japanese Unexamined Patent
`Application Publication Number
`H10-326169
`(43) Publication date: December 8, 1998
`
`
`
`(51) Int. Cl.6
`G 06 F
`3/14
`G 06 T
`3/40
`G 09 G
`5/00
`
`
`
`5/36
`
`Identification codes
`310
`
`520
`530
`520
`
` 3/14
`5/00
`
`
`FI
`310A
`G 06 F
`520V
`G 09 G
`530H
`
`520E
`5/36
`
`
`355P
`15/66
`G 06 F
`Request for examination: Not yet requested: Number of Claims: 18 OL (Total of 17 Pages)
`
`
`
`(21) Application number
`
`(22) Date of application
`
`
`Japanese Unexamined Patent
`Application Publication
`Number H9-136848
`May 27, 1997
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`
`(71) Applicant
`
`(72) Inventor
`
`(72) Inventor
`
`(74) Agent
`
`000003078
`TOSHIBA CORPORATION.
`72 Horikawa-machi, Saiwai-ku, Kawasaki-shi,
`Kanagawa Prefecture
`HARA, MASUO
`℅ Toshiba Corporation, Ome Factory
`2-9 Suehiro-cho, Ome-shi, Tokyo
`AMANO, SUKETAKA
`℅ Toshiba Corporation, Ome Factory
`2-9 Suehiro-cho, Ome-shi, Tokyo
`Patent attorney SUZUE, TAKEHIKO (AND 6
`OTHERS)
`
`(54) (TITLE OF THE INVENTION) Information Processing Device, Display Controlling Method, and Recording Medium
`Recorded with Display Controlling Program
`
` (57) [ABSTRACT]
`[PROBLEM] To modify the display size of image data in
`accordance with a resolution of a display screen, to display
`at a size that can be recognized by a user.
`the
`identifying
`[MEANS FOR SOLVING] Along with
`resolution of a display screen of a display device 16, when
`obtaining data from a server 21, the resolution of image
`data that exists within that data is identified. The resolution
`of the image data is converted into a size that is in
`accordance with the resolution of the display screen, based
`on the resolution of the display screen and on the resolution
`of the image data, and the image data after the conversion
`is displayed on the display screen of the display device 16.
`
`
`Network
`
`Server
`
`Device
`LAN
`
`Device
`Pointing
`
`Device
`Display
`
`Device
`Storage
`
`Information Processing Device
`
`
`
`Controller
`I/O
`
`Motorola PX 1008_19
`
`

`

`[SCOPE OF PATENT CLAIMS]
`[CLAIM 1] An information processing device comprising:
`first resolution identifying means for identifying a
`resolution of a display screen;
`image detecting means for detecting image data from
`data to be displayed;
`second resolution identifying means for identifying a
`resolution of the image data detected by the image
`detecting means;
`magnification calculating means for calculating a display
`magnification for the image data based on the resolution of
`the
`image data
`identified by
`the second resolution
`identifying means and the resolution of the display screen
`identified by the first resolution identifying means;
`resolution converting means for converting the resolution
`of the image data based on the display magnification
`obtained by the magnification calculating means; and
`displaying means for displaying, on the display screen,
`the image data that has been converted by the resolution
`converting means.
`[CLAIM 2] An information processing device as set forth in
`Claim 1, comprising:
`size specifying means for specifying a display size;
`wherein:
`the magnification calculating means calculate a display
`magnification for the image data based on the display size
`specified by the size specifying means.
`[CLAIM 3] An information processing device as set forth in
`Claim 1, comprising:
`image position identifying means for identifying position
`information thereof when a plurality of image data exist
`within the data to be displayed; and
`size calculating means for calculating, as a display size,
`the sum of the width directions of the individual image
`data, and the maximum value in the height direction, based
`on the position information identified by the image position
`identifying means; wherein:
`the magnification calculating means calculate the display
`magnification relative to the individual image data based on
`the display size obtained by the display size calculating
`means.
`[CLAIM 4] An information processing device comprising:
`data requesting means for requesting, from a server
`computer, data to be displayed;
`data receiving means for receiving, from the server
`computer, the data to be displayed, requested by the data
`requesting means;
`first resolution identifying means for identifying a
`resolution of a display screen;
`first resolution identifying means for identifying a
`resolution of a display screen;
`image detecting means for detecting image data from
`data to be displayed, received by the data receiving means;
`second resolution identifying means for identifying a
`resolution of the image data detected by the image
`detecting means;
`magnification calculating means for calculating a display
`magnification for the image data based on the resolution of
`the
`image data
`identified by
`the second resolution
`identifying means and the resolution of the display screen
`identified by the first resolution identifying means;
`
`Japanese Unexamined Patent Application Publication H10-326169
`(2)
`
`resolution converting means for converting the resolution
`of the image data based on the display magnification
`obtained by the magnification calculating means; and
`displaying means for displaying, on the display screen,
`the image data that has been converted by the resolution
`converting means.
`[CLAIM 5] An information processing device as set forth in
`Claim 4, comprising:
`size specifying means for specifying a display size;
`wherein:
`the magnification calculating means calculate a display
`magnification for the image data based on the display size
`specified by the size specifying means.
`[CLAIM 6] An information processing device as set forth in
`Claim 4, comprising:
`image position identifying means for identifying position
`information thereof when a plurality of image data exist
`within the data to be displayed; and
`size calculating means for calculating, as a display size,
`the value of the sum of the width directions of the
`individual image data, and the maximum value in the
`height direction, based on
`the position
`information
`identified by
`the
`image position
`identifying means;
`wherein:
`the magnification calculating means calculate the display
`magnification relative to the individual image data based on
`the display size obtained by the display size calculating
`means.
`[CLAIM 7] An information processing device as set forth in
`Claim 4, comprising:
`for controlling coordinate
`link controlling means
`information indicating a clickable region within the image
`data and the link destination thereof, when the image data
`is linked to other data;
`coordinate correcting means for correcting the coordinate
`information, controlled by the link controlling means, in
`accordance with the resolution conversion of the image
`data by the resolution converting means; and
`link data requesting means for detecting, based on the
`coordinate information that has been corrected by the
`coordinate correcting means, that there has been an event
`within a clickable region, and for requesting the data of the
`link destination.
`[CLAIM 8] An information processing device as set forth in
`Claim 4, comprising:
`storing means for storing image data converted by the
`resolution converting means; and
`image retrieving means for retrieving the image data
`from the storing means when image data is requested again
`as data to be displayed; wherein
`the displaying means display the image data retrieved by
`the image retrieving means.
`[CLAIM 9] A display controlling method, wherein:
`a resolution of a display screen is identified;
`image data is detected from data to be displayed;
`a resolution of the image data is identified;
`a

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